家電の処分・回収

冷凍庫は何ゴミ?処分方法や寿命を過ぎて使い続けるリスクについても詳しく解説!

家電の処分・回収

冷凍庫は家庭用・業務用問わず、食材の保存に欠かせない家電の一つです。しかし、長年使用していると性能の低下や故障が生じ、買い替えを検討する場面も出てきます。その際に悩ましいのが「どうやって冷凍庫を処分すればよいのか」という点です。冷凍庫は家電リサイクル法の対象となる製品であり、通常の粗大ごみとしては処分できません。


この記事では、冷凍庫の処分タイミングや注意点、種類ごとの処分方法、そして具体的な処分手段まで、わかりやすく解説していきます。正しい知識を持つことで、トラブルなくスムーズに処分できますので、ぜひ参考にしてください。


Contents
  1. 冷凍庫を処分するタイミングや寿命はいつ?
    1. コンプレッサーの音が大きくなった/異音がする
    2. 冷凍性能の低下で食品が凍らない/解凍されてしまう
    3. 電気代が急激に上昇した
    4. 内装や外装にサビ・ひび割れ・汚れが目立つようになった
    5. 霜が異常につきやすく、除去頻度が増えた
    6. メーカーによる部品供給が終了している
  2. 寿命を迎えた冷凍庫を使い続けるリスクとは?
    1. 冷却不良によって食品が傷み、食中毒の危険が増す
    2. モーターやコンプレッサーが過熱し、火災・発煙などの事故に発展する可能性
    3. カビや細菌の繁殖によって悪臭や健康リスクが生じる
    4. 修理不能な故障が突然発生し、食品をすべて廃棄する事態に
    5. 古い家電の使用は電気代と環境負荷を増やす
  3. 冷凍庫を処分する際の注意点
    1. 家電リサイクル法の対象製品であることを理解する
    2. 処分にはリサイクル料金と収集運搬料がかかる
    3. 中身は必ず空にし、霜取りと清掃も忘れずに
    4. リサイクル券の購入・記入が必要な場合もある
    5. 年式や状態によっては買取や無料回収の可能性もある
  4. 種類ごとの処分方法
    1. 一体型(冷蔵庫+冷凍庫)タイプ
    2. チェスト型冷凍庫
    3. 縦型冷凍庫(家庭用セカンド冷凍庫)
    4. 小型冷凍庫・ワンドアタイプ
  5. 冷凍庫の処分方法5選
    1. 購入店・家電量販店で引き取ってもらう
    2. 指定取引場所に自己搬入する
    3. メーカーに引き取り依頼をする
    4. フリマ・リユースを検討する(状態が良い場合)
    5. 不用品回収業者を利用する
  6. 冷凍庫の処分は不用品回収業者の利用がおすすめ
    1. 優良不用品回収業者の選び方は?
    2. 不用品回収いちばんの基本情報

冷凍庫を処分するタイミングや寿命はいつ?

冷凍庫の寿命は、一般的に8年から13年といわれていますが、これはあくまでも目安です。メーカーや製品のグレード、使用環境、手入れの頻度、設置状況などによって寿命は大きく変動します。なかには20年近く使い続けているケースもありますが、それが「安全に使える期間」とは限りません。長く使用すればするほど、冷却性能の低下や電力消費量の増加、故障リスクも高まっていきます。

冷凍庫が寿命を迎えると、見た目や動作、電気料金に至るまでさまざまな不具合や変化が表れます。以下のような兆候が見られる場合は、買い替えや処分を検討するタイミングといえるでしょう。


コンプレッサーの音が大きくなった/異音がする

冷凍庫の稼働音が以前よりも大きくなったり、カラカラ・ガタガタといった異常な音がする場合は、コンプレッサーやファンモーターが劣化している可能性があります。特に、一定時間ごとに唸るような音がする場合は、冷却装置が正常に作動していない兆候です。

この状態を放置すると、完全に動かなくなり、中の食品がすべてダメになってしまうリスクもあるため、早めの判断が求められます。


冷凍性能の低下で食品が凍らない/解凍されてしまう

庫内温度が本来の設定よりも高くなり、食品が凍らなかったり、部分的に解凍されるようになると、冷却システムの寿命が近い可能性が高いです。これは断熱材の劣化や、冷媒ガスの漏れなどが原因で、修理には高額な費用がかかる場合もあります。

特に家庭用の冷凍庫の場合、食品の保存状態が品質と健康に直結するため、こうした冷却力の低下が見られたら速やかな対応が必要です。


電気代が急激に上昇した

古い冷凍庫は、冷却効率が落ちているにもかかわらず無理に稼働しようとするため、過剰な電力を消費することがあります。特に10年以上使っている冷凍庫は、省エネ性能が現代の製品に比べて劣っており、年間で数千円から1万円以上の差が出ることも。

月々の電気代を見直してみて、「なんとなく上がっている」と感じたときは、冷凍庫を含めた家電製品の買い替えを検討する良い機会です。


内装や外装にサビ・ひび割れ・汚れが目立つようになった

冷凍庫の扉パッキン(ゴムパーツ)が劣化して密閉性が失われていたり、庫内のプラスチック部品が黄ばんだり割れている場合は、衛生面での懸念が出てきます。また、ドアの開閉がスムーズにいかなくなった場合も、構造的な摩耗やゆがみが原因であることが多く、長期間使い続けるのは推奨されません。

冷蔵・冷凍庫は食品を保管する家電である以上、清潔さと機能性の両立が求められます。不快なニオイや霜の異常発生も、内部のカビ・雑菌繁殖のサインとなりえます。


霜が異常につきやすく、除去頻度が増えた

本来であれば適度に除湿・冷却されている冷凍庫内に、霜が異常につくようになった場合は要注意です。庫内の気密性が失われていたり、温度制御が不安定になっている可能性があります。霜が増えると冷却効率はますます悪くなり、結果として食品が傷みやすくなります。

さらに、霜取り作業は手間もかかり、電気代も上がるため、寿命を迎えた冷凍庫を無理に使い続けるメリットは少ないといえるでしょう。


メーカーによる部品供給が終了している

冷凍庫の修理を検討する際、重要なのが「メーカーが修理部品をまだ提供しているかどうか」です。冷凍庫は製造終了から一定期間を過ぎると、メーカーによる部品供給や修理対応が終了します。10年以上経過した製品のほとんどがこれに該当し、仮に故障しても修理できず、結果的に処分せざるを得ない状況になります。


寿命を迎えた冷凍庫を使い続けるリスクとは?

冷凍庫は長年使用しているうちに、目には見えにくい形で少しずつ性能が低下していきます。一見すると「まだ動いているから大丈夫」と思われがちですが、寿命を迎えた冷凍庫を使い続けることには、大きなリスクとコストが潜んでいます。特に、安全性や衛生面での懸念は無視できません。

以下に、寿命を過ぎた冷凍庫を使い続けた場合に起こり得るリスクを詳しく解説します。


冷却不良によって食品が傷み、食中毒の危険が増す

冷凍庫の最も重要な役割は、食品を安全に長期間保存することです。しかし、寿命を迎えた冷凍庫では冷却能力が落ち、設定温度を正しく維持できなくなることがあります。これにより、庫内温度が氷点下に保たれず、冷凍食品が部分的に解凍されてしまうケースが増えてきます。

一度解凍された食品は再冷凍しても品質が劣化し、細菌が繁殖する危険性が高まります。特に肉類や魚介類は傷みやすく、食中毒の原因菌(例:サルモネラ菌、カンピロバクター、リステリア菌など)によって深刻な健康被害を引き起こす恐れがあります。

食品の見た目や匂いが変わらなくても、内部で菌が繁殖していることもあるため、冷却力の低下に気づいたら注意が必要です。


モーターやコンプレッサーが過熱し、火災・発煙などの事故に発展する可能性

冷凍庫の心臓部であるコンプレッサーやファンモーターは、長年稼働することで内部部品が摩耗し、負荷がかかりやすくなります。その結果、モーターが過熱しやすくなり、異常加熱によって発煙・発火といった重大事故につながるリスクが高まります。

特に古い冷凍庫では電源コードや内部配線の被覆が劣化していることがあり、これがトラッキング火災(ほこりや湿気による電気ショート)の引き金になることも。家庭内の火災原因の一つとして、老朽化した家電製品によるものが報告されていることからも、軽視はできません。


カビや細菌の繁殖によって悪臭や健康リスクが生じる

冷凍庫の内部は本来、清潔であるべき場所です。しかし、密閉性能が低下したり、霜が異常に発生したりすると、湿気や食品のカスが残りやすくなり、これがカビや雑菌の温床になります。

特にドアパッキンの隙間や、製氷機周辺はカビが繁殖しやすい部分です。こうした菌類は庫内に嫌な臭いを放ち、食品にも移ることがあります。また、アレルギーや喘息の原因になることもあり、小さな子どもや高齢者のいる家庭では注意が必要です。


修理不能な故障が突然発生し、食品をすべて廃棄する事態に

寿命を超えた冷凍庫は、ある日突然完全に停止することがあります。前兆がなく故障するケースも多く、気づいたときには食品が解凍されてしまい、すべて廃棄しなければならないという最悪の事態も想定されます。

さらに、製造から年数が経過していると、メーカーが部品供給を打ち切っているため、修理ができず、泣く泣く買い替えになることもあります。こうした急な出費に加えて、冷凍食品を大量に無駄にしてしまう損失も大きな痛手です。


古い家電の使用は電気代と環境負荷を増やす

10年以上前の冷凍庫は、現行モデルと比べて省エネ性能が大きく劣っているのが一般的です。同じ容量でも、最新の冷凍庫は年間消費電力量が約30~50%も少なく済むものが多く、年間数千円~1万円ほどの節電効果が期待できます。

つまり、古い冷凍庫を使い続けることは、家庭の電気代に無駄なコストをかけているだけでなく、環境にも負荷をかけているということになります。

近年では、「古い家電を買い替えること=エコ」という意識も広まっており、自治体や電力会社が省エネ家電の買い替えを補助する制度を設けていることもあります。これらの制度をうまく活用することで、経済的にも環境的にもメリットのある選択が可能になります。

冷凍庫を処分する際の注意点

冷凍庫は私たちの生活に欠かせない家電製品の一つですが、買い替えや故障をきっかけに処分が必要になることがあります。とはいえ、冷凍庫は簡単に捨てられるものではなく、法律や手続きに則って適切に処分しなければなりません。ここでは、冷凍庫を処分する際に知っておくべき注意点について詳しく解説します。


家電リサイクル法の対象製品であることを理解する

冷凍庫は「家電リサイクル法」の対象製品に指定されています。これは、冷蔵庫・エアコン・テレビ・洗濯機と並んで、家庭から排出される特定の大型家電を適切に回収・リサイクルすることを目的とした法律です。この法律により、冷凍庫は自治体の粗大ごみとして出すことは基本的にできません

自治体によっては一部例外的に引き取りを受け付ける場合もありますが、多くの地域では家電リサイクル法に基づく処分ルート(販売店の引き取り、不用品回収業者、指定引取場所への搬入など)を利用する必要があります。法令に違反した場合、不法投棄とみなされ罰則を受ける可能性もあるため、注意が必要です。


処分にはリサイクル料金と収集運搬料がかかる

冷凍庫を処分するには、メーカーやサイズによって異なる「リサイクル料金」が必要です。たとえば、家庭用の小型冷凍庫であっても3,600円~4,700円前後、大型のものになると5,000円以上になるケースもあります。これに加えて、収集運搬料(1,500円~3,000円程度)が別途かかるのが一般的です。

購入した家電量販店に処分を依頼する場合、見積もり時にこれらの費用を確認することができます。また、引っ越し時の下取りや買い替えのタイミングでリサイクル料金込みの回収サービスを利用すると、手間もコストも抑えることができる可能性があります。


中身は必ず空にし、霜取りと清掃も忘れずに

処分の際には、冷凍庫の中に食品が残っていないかを確認し、必ずすべて取り出して空の状態にしておく必要があります。冷凍食品を入れたままにしておくと、悪臭や液漏れの原因になり、回収を断られることもあります。

また、庫内に霜が付着している場合は、電源を切ってしっかりと霜取りを行いましょう。霜が解けると水が出てくるため、タオルや新聞紙などで下を保護しておくと安心です。加えて、清掃もある程度しておくと、運搬時のトラブルも避けやすくなります。


リサイクル券の購入・記入が必要な場合もある

冷凍庫を指定引取場所に自分で運ぶ場合、「家電リサイクル券」が必要になります。これは、郵便局の窓口で料金を支払い、控えを受け取る「料金郵便局払い方式」での手続きが基本です。リサイクル券には、処分する製品の種類やメーカー、搬入先の情報などを記入する欄があり、間違いのないよう記入する必要があります。

また、記入済みのリサイクル券を冷凍庫に貼り付けてから、指定引取場所に持ち込むのが一般的な流れです。メーカーや製品によってはリサイクル券の発行方法が異なる場合もあるため、事前に郵便局やリサイクル券センターの公式情報を確認しておくことをおすすめします。


年式や状態によっては買取や無料回収の可能性もある

処分費用を抑えたい場合は、冷凍庫の状態によって「買取」や「無料回収」を検討するのも一つの方法です。製造から5年以内で故障もなく使用可能な冷凍庫であれば、リサイクルショップや中古家電店での買取対象になることがあります。

また、不用品回収業者の中には、動作品であれば無料回収してくれる場合もあり、引っ越しや買い替えのタイミングで相談するのも有効です。特に、キャンペーン時期やまとめて複数家電を処分する場合は、買取価格が上がることもあるので、いくつかの業者に見積もりを依頼して比較することをおすすめします。

種類ごとの処分方法

冷凍庫と一口に言っても、その形状や用途にはさまざまなバリエーションがあります。家庭用として一般的な冷蔵庫一体型から、業務用としても使われる大型タイプ、小型で補助的に使われるセカンド冷凍庫まで、形状やサイズ、設置環境によって処分方法や費用に違いが生じることがあります。以下に、主な冷凍庫の種類ごとに特徴と処分のポイントを詳しく解説します。


一体型(冷蔵庫+冷凍庫)タイプ

最も一般的な家庭用冷凍庫の形は、「冷蔵冷凍庫」と呼ばれる冷蔵室と冷凍室が一体化した製品です。このタイプは冷凍庫単体としては扱われず、処分時には「冷蔵庫」として分類されます。リサイクル料金も冷凍室の有無ではなく、冷蔵庫としての全体の容量(リットル数)によって決定されます。

特に注意したいのは、ドアの枚数や形状に関係なく、「冷蔵庫」のカテゴリに入るため、冷凍部分だけ壊れていても処分方法は変わらないという点です。また、搬出が困難な大型冷蔵庫の場合は、収集運搬料が高額になる可能性があるため、あらかじめ運び出し経路の確保や、業者への相談が重要です。


チェスト型冷凍庫

チェスト型冷凍庫は、上開き式の大型冷凍庫で、容量が大きく、業務用としても人気があります。家庭用でもまとめ買いをする家庭や、保存食を大量に保管したい人に利用されており、台所ではなく別の部屋や倉庫に置かれているケースも多いです。

このタイプも家電リサイクル法の対象となっており、容量によってリサイクル料金が変わります。特に業務用に近いモデルで容量が200Lを超えるような場合は、標準的な家庭用冷凍庫よりもリサイクル料金が高く設定されていることがあるため、事前の確認が必須です。

また、重量があるため、個人での搬出は非常に困難であり、専門の運搬業者や不用品回収業者に依頼するのが一般的です。フタが大きく開く構造のため、運搬中の落下や破損にも注意が必要です。


縦型冷凍庫(家庭用セカンド冷凍庫)

縦型冷凍庫は、冷蔵庫のようなスリムな形状をした冷凍専用庫で、家庭用のセカンド冷凍庫として使われることが多いタイプです。開閉しやすく、棚ごとに食品を整理できる点が人気ですが、見た目が冷蔵庫に近いため、処分時に混同しないよう注意が必要です。

このタイプもチェスト型と同じく、冷凍専用であっても家電リサイクル法の対象です。メーカーと容量によってリサイクル料金が異なるため、正確な製品情報(型番・容量・製造年など)をもとに事前に確認しておくことが重要です。

縦型冷凍庫は比較的軽量なモデルもありますが、搬出には十分なスペースが必要なことに変わりはありません。ドアの開閉がスムーズに行えるように、霜取りと清掃を済ませたうえで引き取り業者に引き渡すようにしましょう。


小型冷凍庫・ワンドアタイプ

小型冷凍庫やワンドア冷凍庫は、一人暮らしの方やサブ用途としてキッチンや寝室に設置されることが多い製品です。容量は50L~100L程度で、比較的コンパクトなサイズながら、冷凍機能がしっかり備わっているのが特徴です。

「小さいから粗大ごみで捨てられるのでは?」と思われがちですが、冷凍庫である以上は家電リサイクル法の対象となるため、自治体の粗大ごみでは基本的に処分できません。見た目やサイズに惑わされず、正規のルートでリサイクル処分を行う必要があります。

また、製品によっては買取対象になることもあります。使用年数が浅く、動作に問題がない場合はリサイクルショップや中古家電業者への査定を依頼してみるとよいでしょう。無料回収を行っている不用品回収業者もあるため、複数の選択肢を比較することが大切です。


冷凍庫の種類によって処分方法に細かな違いがあるものの、すべてに共通するのは「家電リサイクル法に従って適切に処分しなければならない」という点です。各タイプの特徴と法的ルールをしっかり押さえたうえで、無理なく安全に処分を進めましょう。

冷凍庫の処分方法5選

冷凍庫は家電リサイクル法の対象製品であるため、単に「粗大ごみ」として出すことは原則としてできません。処分の際には、法律に基づいた適切な方法を選ぶ必要があります。また、冷凍庫は大型かつ重量のある製品が多く、搬出の難易度や処分費用の差も選択肢を分けるポイントになります。以下では、冷凍庫の代表的な処分方法を詳しくご紹介します。


購入店・家電量販店で引き取ってもらう

冷凍庫の処分方法として最も一般的かつ安心なのが、新しい冷凍庫を購入する際に、購入店舗で古い冷凍庫を引き取ってもらう方法です。大手家電量販店(ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラなど)では、リサイクル料金に加えて、収集運搬料を支払うことでスムーズに処分が可能です。

この方法の最大のメリットは、「購入」と「処分」が一度に完了する点です。店側が冷凍庫の搬出から回収、リサイクル処理まで一括して対応してくれるため、手間がかかりません。さらに、下取りキャンペーンや処分無料サービスを実施している場合もあるので、事前に店舗に確認しておくとお得に処分できることもあります。

ただし、新しい冷凍庫の購入が前提になるため、「処分だけ」をしたい場合には利用できないことがほとんどです。また、運搬料がエリアによっては高めに設定されていることもあるため、費用は必ず確認しておきましょう。


指定取引場所に自己搬入する

コストを抑えて冷凍庫を処分したい場合には、郵便局で家電リサイクル券を購入し、自治体が指定する「指定取引場所」へ自分で冷凍庫を搬入する方法があります。この方法では収集運搬料が不要になるため、リサイクル料金(おおよそ3,700~5,000円程度)だけで処分が可能です。

ただし、搬入するためには、ある程度の体力と運搬手段(軽トラックやミニバンなどの車両)が必要です。また、事前に指定取引場所に電話で搬入可能な時間や手続きについて確認しておく必要があります。

メリットは「費用が安く済む」ことですが、デメリットとしては「搬入が大変」「平日しか受け付けていない場所もある」などのハードルがある点です。冷凍庫の大きさによっては2人以上での作業が必要になることもあるため、安全性にも十分注意しましょう。


メーカーに引き取り依頼をする

冷凍庫のメーカー(例:パナソニック、日立、東芝など)によっては、古くなった製品のリサイクル回収サービスを提供している場合があります。特にネット販売や直販ルートを持つメーカーは、製品登録をしているユーザーに対して、回収や下取りの案内を行っているケースもあるため、公式サイトを確認してみましょう。

この方法のメリットは「メーカーが回収するため、処理が確実で安心」である点です。特にそのメーカーの新製品を購入する予定がある場合は、優遇制度がある可能性もあります。逆に、メーカーによっては回収サービスを行っていないこともあるため、事前の情報収集が必要です。


フリマ・リユースを検討する(状態が良い場合)

冷凍庫の使用年数が短く、動作に問題がない場合は、処分ではなく「再利用(リユース)」という選択肢もあります。たとえば、メルカリ・ジモティーなどのフリマアプリや、ハードオフなどのリサイクルショップに出品・持ち込みすることで、買取や無料引き取りが期待できます。

この方法の最大のメリットは、「処分費用がかからないどころか、お金に変わる可能性がある」点です。特に小型で見た目がきれいなモデル、動作確認済みの製品は需要があるため、買い手がつく可能性は十分あります。

一方で、運送方法や梱包、購入者とのやり取りなど、個人間取引のリスクも伴います。また、冷凍庫は重量があり、運搬が困難なため、配送手配や運送中のトラブルにも注意しなければなりません。衛生面や匂い、霜付きなども評価の対象になるため、あらかじめ清掃を行うなどの準備が必要です。

不用品回収業者を利用する

不用品回収業者を利用して冷凍庫を処分する方法は、手間をかけずに素早く処分したい方に向いています。業者に依頼すれば、冷凍庫の搬出から運搬、適切な処分まで一括で対応してもらえるため、自宅から出すのが難しい場合や急ぎで処分したい場合に非常に便利です。特にマンションの上階や、車がない家庭などでは重宝される手段です。

ただし、費用はやや高めで、相場は1台あたりおおよそ1万〜2万円程度です。追加料金が発生する場合もあるため、事前に複数業者から見積もりを取って比較することが重要です。また、無許可業者とのトラブルを避けるため、「一般廃棄物収集運搬業許可」や「古物商許可」など、必要な資格を持つ信頼できる業者を選びましょう。急な依頼にも対応してもらえる柔軟さが魅力ですが、費用面と信頼性をよく確認したうえで利用することが大切です。

冷凍庫の処分は不用品回収業者の利用がおすすめ

今回は冷凍庫の処分方法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
冷凍庫を処分するにあたり、他にも不要になった品を大量に処分したい場合は、不用品回収業者を利用することを検討してみてください。不用品回収業者は、大型小型問わず他の不用品をまとめて引き取ってくれるため、処分方法を考えずにまとめて処分することが可能です。

優良不用品回収業者の選び方は?

不用品回収業者を選ぶ際には、以下のポイントをチェックしておくとスムーズに処分が進みます。

  1. 対応エリアの確認
    希望する地域に対応しているかを確認しましょう。全国対応の業者や地域密着型の業者があります。
  2. 料金の透明性
    事前に見積もりを取って料金体系を確認し、追加料金が発生しないか確認しておくことが重要です。
  3. 口コミや評判
    インターネット上のレビューや口コミを参考にし、信頼できる業者を選びましょう。実績や評判が良い業者は安心して依頼できます。
  4. 対応スピード
    急いで処分したい場合は、即日対応してくれる業者を選ぶと良いでしょう。対応の速さは重要なポイントです。
  5. 保険の有無
    万が一の事故やトラブルに備えて、損害補償保険に加入している業者を選ぶと安心です。

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