ご家庭やオフィスで活躍しているプロジェクターですが、故障してしまったり、新しいモデルに買い替えたり、使用頻度が減ったことで処分を検討する方も多いのではないでしょうか。
しかし、プロジェクターは精密機器であり、内部にガラスや金属、電子部品が含まれているため、適切な方法で処分しないと環境への悪影響を及ぼす可能性があります。特に、大型のものやバッテリーを内蔵したものは、自治体のゴミ回収ではなく専門業者の回収が必要な場合もあります。
この記事では、プロジェクターを処分する前に確認すべきポイントや、適切な処分方法について詳しく解説します。リサイクルや買取の可能性も考慮しながら、自分に合った方法を見つけましょう。
プロジェクターを処分する前に!見極めるポイントは?
プロジェクターが本当に処分すべきものなのかどうか、まずは動作や状態を確認しましょう。
プロジェクターの寿命は使用頻度やランプの種類によって異なりますが、一般的にランプ寿命は2,000〜5,000時間程度といわれています。もし、プロジェクターの電源が入らなくなったり、映像が映らなくなった場合でも、単なるランプ切れや電源コードの問題である可能性があるため、交換や修理で再利用できるかもしれません。特に、ランプ交換が可能なモデルであれば、新しいランプに取り替えることで長く使用できる場合があります。
また、まだ正常に動作する場合は、買取の可能性も考えましょう。特に、EPSONやSONY、BenQ、Ankerなどの人気メーカーのプロジェクターは、中古市場でも需要が高く、売却できる可能性があります。製造から5年以内のモデルであれば、高値で買い取ってもらえることもあります。さらに、リモコンやケーブル、取扱説明書などの付属品が揃っている場合は、買取価格が上がる傾向にあります。
プロジェクターを処分する際の注意点
プロジェクターを処分する際には、いくつかの重要なポイントに注意する必要があります。
まず、バッテリーを内蔵したポータブルプロジェクターを処分する場合は、通常のゴミとして出すことができません。バッテリーが劣化していると、発火の危険性があるため、小型家電リサイクルや専門業者による回収を利用する必要があります。
また、プロジェクターにはWi-Fi設定やストリーミングサービスのログイン情報が保存されていることがあるため、処分前に設定を初期化し、個人情報を削除することが大切です。設定メニューから「リセット」や「工場出荷時設定に戻す」などのオプションを選択し、個人データが残らないようにしておきましょう。さらに、外部ストレージとしてUSBメモリやSDカードを使用していた場合は、それらを取り外すことも忘れずに行いましょう。
プロジェクターの光源として使用されるランプには、LED・レーザー・水銀ランプなどがありますが、特に水銀ランプを使用している場合は、自治体の指示に従って適切に廃棄しなければなりません。水銀ランプは割れると有害物質が漏れる可能性があるため、安全な方法で処分する必要があります。
フリマサイトやリサイクルショップでの売却を考えている方は、リモコン・電源コード・HDMIケーブルなどの付属品が揃っているか確認しましょう。売却を検討している場合、付属品が揃っていると買取価格が上がることがあります。
プロジェクターの種類とそれぞれの処分方法
プロジェクターにはいくつかの種類があり、使用している光源の違いによって処分方法が異なります。それぞれのプロジェクターの特徴を理解し、適切な方法で処分することが重要です。
LEDプロジェクター
LEDプロジェクターは、LEDライトを光源として使用するタイプのプロジェクターです。一般的な家庭用や小型のモバイルプロジェクターに多く採用されており、寿命が長く、消費電力が少ないのが特徴です。
処分する際は、不燃ごみや小型家電リサイクルで出すことが可能ですが、バッテリーを内蔵している場合は通常のごみとして出せないため、自治体のリサイクル回収や家電量販店の回収サービスを利用するのが適切です。
また、製造から5年以内のものであれば、買取業者やフリマアプリで売却できる可能性があります。特に、AnkerやXGIMIなどの人気メーカーのモデルは、中古市場で高値がつくことがあるため、処分する前に売却の可能性を検討しましょう。
水銀ランプ式プロジェクター
水銀ランプ式プロジェクターは、主に業務用や高輝度モデルに使用されるタイプで、強力な光を発するランプが特徴です。ただし、水銀が含まれているため、廃棄の際には特別な取り扱いが必要となります。
水銀ランプは、割れると有害物質が漏れる可能性があるため、安全に処分しなければなりません。自治体によっては、水銀を含む廃棄物の特別回収を実施している場合があるため、自治体のルールを確認し、適切な回収方法を選びましょう。
また、プロジェクター本体は小型家電リサイクルや不燃ごみとして処分できる場合が多いですが、ランプ部分は取り外して別途回収が必要になることがあるため、事前に確認しておくとスムーズに処分できます。
レーザープロジェクター
レーザープロジェクターは、レーザー光を光源として使用し、高輝度かつ長寿命なことが特徴です。一般的な家庭用モデルのほか、映画館やイベント会場などでも使用される高性能なタイプも存在します。
レーザープロジェクターの処分方法は、主に小型家電リサイクルを利用するか、不燃ごみとして処分することが可能です。ただし、業務用の大型モデルは自治体の粗大ごみに該当する場合があるため、サイズによって処分方法が変わることに注意しましょう。
また、まだ動作する場合は、買取やリサイクルショップでの売却も可能です。特に、4K対応や短焦点タイプのレーザープロジェクターは中古市場での需要が高く、状態が良ければ高値で売却できる可能性があります。
モバイルプロジェクター(バッテリー内蔵)
モバイルプロジェクターは、バッテリーを内蔵しており、電源がなくても投影できる携帯型のプロジェクターです。コンパクトで持ち運びがしやすいため、アウトドアや出張先での利用にも適しています。
このタイプのプロジェクターを処分する際は、バッテリーが内蔵されているため、通常の不燃ごみとして出すことはできません。自治体の小型家電リサイクル回収や、家電量販店の回収サービスを利用するのが適切です。
また、動作する場合は買取の対象になることもあり、特にAnkerやXGIMIなどのブランド品は人気があるため、メルカリやヤフオクで売却するのも良い方法です。
業務用・大型プロジェクター
業務用のプロジェクターは、オフィスやイベントホール、学校などで使用される大きなモデルで、一般的な家庭用プロジェクターよりもサイズが大きく、高出力な光源を使用していることが多いです。
このタイプのプロジェクターを処分する際は、自治体の粗大ごみに該当することがほとんどであるため、事前に申し込みをして回収してもらう必要があります。サイズが大きく、自分で持ち運ぶのが難しい場合は、不用品回収業者を利用するのも一つの選択肢です。
また、状態が良ければリース会社やオフィス機器の買取業者が買い取ってくれることもあります。特に、ビジネス向けのプロジェクターは新品価格が高いため、中古市場でも需要があり、買取価格が期待できる場合があります。
プロジェクターの処分方法4選
自治体のゴミ回収を利用する(不燃ゴミ・粗大ゴミ)
プロジェクターは自治体によって不燃ゴミ(燃えないゴミ)または粗大ゴミとして扱われます。小型のプロジェクターで一辺が30cm未満の場合は、不燃ゴミとして処分できる自治体が多く、通常の不燃ゴミ回収日にゴミ袋に入れて出せば処分できます。一方で、一辺が30cm以上の大型プロジェクターは粗大ゴミ扱いとなるため、事前申し込みが必要になります。
処分する際には、まず自治体のゴミ分別ルールを確認し、不燃ゴミとして処分できる場合は指定の収集日にゴミ袋に入れて出すようにします。もし、粗大ゴミとしての扱いになる場合は、自治体の粗大ゴミ受付センターに申し込みを行い、処理費用を確認します。 申し込み後、コンビニなどで粗大ゴミ処理券を購入し、プロジェクターの見やすい部分に貼り付け、指定された収集日の朝8時までに出す必要があります。
不燃ゴミとして処分する場合は自治体の通常回収のため無料で処分できますが、粗大ゴミとして出す場合は200円〜1,000円程度の費用がかかることが一般的です。この方法のメリットは、自宅近くで手軽に処分でき、自治体のルールに従えば費用が安く済むことですが、粗大ゴミの場合は事前申し込みが必要で、回収日が指定されるため即日処分できないことがデメリットとなります。
リサイクルショップやフリマアプリで売却する
まだ使用できるプロジェクターであれば、リサイクルショップやフリマアプリで売却するのも有効な方法です。
リサイクルショップでは、家電量販店や中古家電専門の店舗(ハードオフ・トレジャーファクトリーなど)が人気メーカーや高性能モデルのプロジェクターを高値で買取することがあります。 一般的なプロジェクターの買取価格は1,000円〜5,000円程度ですが、EPSON・BenQ・Ankerなどのブランド品は5,000円〜20,000円で買取される可能性があります。
フリマアプリ(メルカリ・ヤフオクなど)を利用すれば、自分で価格を設定できるため、高値で売れる可能性があります。 ただし、プロジェクターは精密機器のため発送時の梱包に注意が必要であり、送料が高くなることがデメリットとなります。
この方法のメリットは、不要なプロジェクターをお金に換えられることや、ブランド品なら高く売れる可能性があることですが、一方で発送の手間がかかることや、売れるまでに時間がかかる可能性があることがデメリットとなります。
小型家電リサイクルボックスを利用する
プロジェクターは小型家電リサイクル法の対象製品であるため、自治体の「小型家電リサイクルボックス」で無料回収できる場合があります。
小型家電リサイクルボックスは、市役所・区役所、家電量販店、スーパーなどに設置されていることが多く、持ち込むだけで無料で回収してもらえるため、手軽な処分方法のひとつです。 ただし、ボックスの投入口に収まらないサイズのプロジェクターは回収できない場合があるため、事前に確認することが重要です。
この方法のメリットは、無料で手軽にリサイクルができ、環境に優しいことですが、デメリットとしては回収ボックスの設置場所が限られていることや、大型のプロジェクターは回収できない可能性があることが挙げられます。
不用品回収業者に依頼する
プロジェクター以外にも、不要な家電製品をまとめて処分したい場合は、不用品回収業者を利用するのも一つの方法です。
業者によっては、即日回収や自宅までの引き取りサービスを提供しているため、大型のプロジェクターを処分する際に便利な方法となります。ただし、業者によって費用が異なるため、事前に複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。
プロジェクター単品で回収してもらう場合、3,000円〜10,000円程度の費用がかかることが一般的ですが、家電数点をまとめて回収してもらう場合は5,000円〜20,000円程度の費用となることが多いです。
この方法のメリットは、即日回収が可能で、大量の不用品を一括で処分できることですが、デメリットとして費用が高いことや、悪質な業者に注意が必要なことが挙げられます。
自治体ごとの出し方の例
⚠️あくまで一例のため、処分する際は必ずご自身でお住いの自治体にご確認してください
板橋区の自治体の場合
直径30cm未満の場合は不燃ゴミとして処分できる場合もありますが、30cm以上の場合は粗大ゴミとして処分可能です
ごみの種類 | 収集日 | 出す時間・場所 |
---|---|---|
可燃ごみ(燃やすごみ) | 週2回(地域ごとに異なる) | 朝8時までに指定の集積所 |
不燃ごみ(燃やさないごみ) | 月1回(地域ごとに*第〇週の指定曜日*と異なる) | 朝8時までに指定の集積所 |
粗大ごみ(30cm以上) | 事前予約制 | 朝8時までに指定の場所(予約時に案内) |
資源ごみ(ペットボトル・缶・ビン・プラスチック) | 週1回(地域ごとに異なる) | 朝8時までに指定の集積所 |
杉並区の自治体の場合
直径30cm未満の場合は不燃ゴミとして処分できる場合もありますが、30cm以上の場合は粗大ゴミとして処分可能です
ごみの種類 | 収集日 | 出す時間・場所 |
---|---|---|
可燃ごみ(燃やすごみ) | 週2回(地域ごとに異なる) | 朝8時までに指定の集積所 |
不燃ごみ(燃やさないごみ) | 月1回(地域ごとに*第〇週の指定曜日*と異なる) | 朝8時までに指定の集積所 |
粗大ごみ(30cm以上) | 事前予約制 | 朝8時までに指定の場所(予約時に案内) |
資源ごみ(ペットボトル・缶・ビン・プラスチック) | 週1回(地域ごとに異なる) | 朝8時までに指定の集積所 |
江東区の自治体の場合
直径30cm未満の場合は不燃ゴミとして処分できる場合もありますが、30cm以上の場合は粗大ゴミとして処分可能です
ごみの種類 | 収集日 | 出す時間・場所 |
---|---|---|
可燃ごみ(燃やすごみ) | 週2回(地域ごとに異なる) | 朝8時までに指定の集積所 |
不燃ごみ(燃やさないごみ) | 月1回(地域ごとに*第〇週の指定曜日*と異なる) | 朝8時までに指定の集積所 |
粗大ごみ(30cm以上) | 事前予約制 | 朝8時までに指定の場所(予約時に案内) |
資源ごみ(ペットボトル・缶・ビン・プラスチック) | 週1回(地域ごとに異なる) | 朝8時までに指定の集積所 |
プロジェクターの処分は不用品回収業者の利用がおすすめ
「数が多い」「重くて運べない」「自治体で処分できない」「手間をかけるのが面倒」などの場合は、不用品回収業者を利用するのもおすすめ!
✅ 粗大ごみとして出せないものでも回収OK!
✅ 運び出し不要で、自宅まで引き取りに来てくれる!
✅ 複数の家具・家電を一気に処分できるので時短&手間なし!
特に「すぐに処分したい」「自分で解体するのが大変」という場合は、不用品回収業者に依頼するのが最も簡単で効率的な方法です!
優良不用品回収業者の選び方は?
不用品回収業者を選ぶ際には、以下のポイントをチェックしておくとスムーズに処分が進みます。
- 対応エリアの確認
希望する地域に対応しているかを確認しましょう。全国対応の業者や地域密着型の業者があります。 - 料金の透明性
事前に見積もりを取って料金体系を確認し、追加料金が発生しないか確認しておくことが重要です。 - 口コミや評判
インターネット上のレビューや口コミを参考にし、信頼できる業者を選びましょう。実績や評判が良い業者は安心して依頼できます。 - 対応スピード
急いで処分したい場合は、即日対応してくれる業者を選ぶと良いでしょう。対応の速さは重要なポイントです。 - 保険の有無
万が一の事故やトラブルに備えて、損害補償保険に加入している業者を選ぶと安心です。
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対応エリア | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県 | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県 | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県 | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県 |
即日対応 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
支払い方法 | 現金払い、クレジットカード、請求書払い(後払い)、分割払い | 現金・事前振込・クレジットカード | 現金・クレジットカード・銀行振込 | 現金払い・事前振込・クレジットカード |
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