お役立ちコラム

ワインセラーの賢い処分方法6選!無料回収や買取についても詳しく解説

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ワインセラーの処分方法には、自治体による回収サービスやお得な買取オプションがあります。処分にあたっては、いくつかの注意点があり、手間がかかることもあります。

家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)」の規定により、これらの家電は一般ごみとして処分できず、粗大ごみとしても回収対象外となっています。

まずは状態を確認し、使用可能かどうかを把握した上で、手間や費用を考えて、最適な処分方法を選ぶようにしましょう。

  • どこでワインセラーを捨てられる?」
  • ワインセラーは売れることもある?」
  • 処分するにはどんな手続きが必要?」

この記事では、ワインセラーの処分方法と関連費用について詳しく紹介しています。コストを抑えるための方法や、処分手続きをスムーズに進めるためのアドバイスも掲載しているので、ワインセラーの処分に悩んでいる方にとって有用な情報が満載です。

ワインセラーは粗大ごみで引き取れない!家電リサイクル法って何?

ワインセラーは「家電リサイクル法」の対象品であり、市のゴミ処理場で処分することはできません。

また、一般ごみや粗大ごみとして廃棄することも認められておらず、行政の回収サービスも利用できません。そのため、適切なリサイクル手続きを通じて処分する必要があります。

家電リサイクル法に基づき、ワインセラーを処分する際にはリサイクル料金の支払いが必要であり、資源の有効活用を目的としたリサイクルが義務付けられています。
経済産業省:家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法

家電リサイクル法は、使用済み家電から再利用可能な部品を回収し、資源の効率的な活用を目指しています。家庭で使用が終わったワインセラーを処分する際には、この法律に基づいた適切な手続きが必要です。

この法律に違反して不法投棄すると、最長で5年の懲役または最大1000万円の罰金が科される可能性があります。

不法投棄は法的な罰則だけでなく、環境に深刻な影響を与えるため、徹底した防止が求められます。

家電リサイクル法の対象製品には、家庭用エアコン、テレビ(液晶、プラズマ、有機EL、ブラウン管)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機が含まれます。

ワインセラーを処分する際の家電リサイクル料金

以下が「家電リサイクル料金」と「収集運搬料金」の目安になります。

品目家電リサイクル料金収集運搬料金
冷蔵庫・冷凍庫(170L以下)
(小:区分コード31)
3,740円~5,200円2,000円~12,000円
冷蔵庫・冷凍庫(171L以上)
(大:区分コード32)
4,370円~6,149円2,000円~12,000円
参考:家電リサイクル券センター『2024年4月版 リサイクル料金一覧表(家電リサイクル手続きの進め方)』

☑️処分に必要な費用
家電リサイクル料金…リサイクル対象の家電を処理するために支払う費用
収集運搬料金…業者が指定場所から家電を運び出す際にかかる費用

「家電リサイクル料金」は、ワインセラーの製造メーカーによって異なります。例えば、国内の主要メーカーであるSHARPやPanasonicの場合、料金の目安は約3,740円です。海外メーカーのワインセラーでは、約5,200円が一般的です。

参考:家電リサイクル券センター『2024年4月版 リサイクル料金一覧表(家電リサイクル手続きの進め方)』

リサイクル料金は品目やメーカーによって異なるため、正確な料金を確認してから手続きを行うことが重要です。

また、処分方法によっては「出張費」や「作業費」、「階段費」などの追加料金がかかることがあるため、事前に確認しておくことが必要です。

出張費:業者が自宅まで引き取りに来る際の交通費や手数料
作業費:ワインセラーを運び出す作業に伴う費用
階段費:2階以上の階層から1階に運び出すための追加料金

以下の冷蔵庫は家電リサイクル法の対象外となります。

  • おしぼりクーラー
  • 保冷米びつ
  • 店舗用ショーケースや冷凍ストッカー
  • 課金式のホテル用システム冷蔵庫
  • 冷氷機・製氷機
  • 化粧品専用の保冷庫

これらの製品を適切に廃棄するためには、産業廃棄物収集運搬・処分許可業者に依頼する必要があります。

参考:家電リサイクル券センター『対象廃棄物(家電4品目)一覧』

家電リサイクル法が適用される大型家電(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン)の処分方法や分類に関する詳細情報については、以下をご覧ください。ぜひご確認ください。

ワインセラーの種類や分類

ワインセラーとは、ワインを美味しく保つために最適な保存条件を提供する専用の貯蔵庫です。ワインは非常にデリケートな飲み物であり、一定の温度での保管が求められます。

冷蔵庫でも保存は可能ですが、味が損なわれることがあります。ワイン愛好者にとって、ワインセラーは自宅に一台持っておくと便利な家電と言えるでしょう。

ワインセラーにはさまざまな種類があり、それぞれ異なる特徴があります。主にペルチェ式、コンプレッサー式、熱吸収式の3種類に分類され、それぞれ異なる冷却方式を持っています。

ペルチェ式

温度制御が自由にできる半導体素子を使用して冷却するため、振動が少なく、比較的安価なモデルが多いです。これにより、モーターを使わず電気だけで冷却が行われます。

コンプレッサー式

モーターを使用して冷却するため、冷却力が強く、消費電力が少ないのが特徴です。この方式は冷蔵庫と同様の冷却メカニズムを採用しています。

熱吸収式

アンモニアの気化熱を利用して冷却するため、振動が少なく、静かな運転が可能です。

もともと高価な家電であるため、廃棄する際には粗大ごみに出すだけでなく、売却や譲渡などの方法で処分することが可能です。

粗大ごみに該当する大型の家具類に関しては以下の記事にもまとめてありますので一度ご覧ください。

以下では、6つの処分方法について、詳細に説明し、それぞれの特徴や利点、欠点をご紹介します。

ワインセラーを捨てるための6つの方法

ワインセラーの処分方法に関する幅広いケースに対応した詳細なガイドをお届けします。費用を節約するためには、家電リサイクル料金や運搬費用の削減や買取サービスの活用が有効です。

時間がないときには、「即日回収サービス」が便利です。また、他の不要品も一緒に処分できる不用品回収業者のサービスも良い選択肢となります。

以下に、さまざまな処分方法の特徴を比較した表を示していますので、ご確認ください。

処分方法搬出作業リサイクル料金即日処分
①行政の指定収集業者可能必要不可
②家電量販店可能必要不可
③指定引取場所(持ち込み)不可必要可能
④買取業者 リサイクルショップ可能不要不可
⑤フリマアプリ オークション 掲示板不可不要不可
⑥不用品回収業者可能不要可能
※不用品回収業者は、請求する費用に「家電リサイクル料金」や「収集運搬料金」などを含んで計算する場合が多いため、別途支払う必要がありません。そのため、不要として紹介しています。

以下では、6つの処分方法について詳しく説明し、それぞれの特徴、利点、および欠点をご紹介します。

行政の指定収集業者を呼ぶ

行政と提携しているため、初めての利用でも安心して依頼できます。ただし、業者によっては収集運搬料金や搬出作業の有無、訪問日時、対応エリアに制限があることがありますので、詳細は直接業者に確認することをお勧めします。

便利な回収サービスですが、家電リサイクル料金とは別に収集運搬料金がかかる点に留意してください。収集運搬料金は業者や地域によって異なり、特定の条件下では追加料金が発生することもあります。

テレビの撤去や家庭からの搬出については、業者によって対応範囲や料金が異なるため、事前に確認することが大切です。

各自治体の公式ウェブサイトには、認可された業者の連絡先や所在地が掲載されているので、近くの業者をチェックすることをお勧めします。

自治体からの提案として、家電量販店での処分が難しい場合には、別の方法を検討する必要があります。そのため、新しいテレビを購入する予定があるなら、まずはその購入予定の家電量販店に相談することをお勧めします。

家電量販店に依頼する

ワインセラーの買い替えを検討している方には、家電量販店で古いワインセラーを引き取ってもらう方法をお勧めします。これにより、下取りや新しいテレビの値引きが受けられる可能性があり、経済的にもお得です。

さらに、新しいワインセラーの配送や設置と同時に撤去を依頼できるサービスも提供されているため、手間が省けます。

「訪問回収」を選ぶ場合、自宅までの出張費が追加されるため、全体の費用が増えることがあります。特に処分だけを依頼する場合、料金が高くなる可能性があり、手続きが複雑になることもあります。

ワインセラーを買い替える時

新しいワインセラーを家電量販店で購入する際には、古いワインセラーの回収も同時に依頼することが可能です。これにより、配送や設置、処分を一度にまとめて行うことができ、1日で全ての作業を完了できるため、大幅に時間を節約できる便利な方法です。

この方法では、出張費が別途発生せず、「家電リサイクル料金」と「収集運搬料金」だけで済むため、コストが明確です。新しいワインセラーの配送と同時に古いワインセラーの回収も行ってもらえるため、手間を省きながら効率よく処分できます。

また、家電量販店の公式サイトを確認して、特別キャンペーンやお得な情報を探してみてください。

(例)ヤマダデンキで買い替える時

製品:HITACHI~171L以上ワインセラーの処分(同サイズで買い替え)
合計:7,230円〜(回収先・回収日が異なる場合などは追加料金有)
※税込表記

料金内訳
・家電リサイクル料金:4,730円
・収集運搬料金:2,500円
・出張費:なし

・階段費:2階以上の場合、階数や条件など応じて別途請求

参照:家電リサイクル回収のお申込について|ヤマダウェブコム

ワインセラーの処分だけする時

家電量販店では、ワインセラーの処分方法として「持ち込み」と「訪問回収」の2つのオプションを提供しています。「持ち込み」を選ぶ場合は、自分で店舗に持参し、店頭で手続きを行って処分してもらいます。

一方、自宅まで回収を依頼すると出張費がかかり、さらに店頭での手続きや準備も必要になります。買い替えを伴わず、処分だけを依頼する場合には、出張料が発生するため、訪問回収はコスト面で不利に感じることもあります。

(例)ヤマダデンキで処分だけしてもらう時

製品:HITACHI~170L以上ワインセラーの処分(同サイズで買い替え)
合計:9,980円〜(回収先・回収日が異なる場合などは追加料金有)
※税込表記

料金内訳
・家電リサイクル料金:4,730円
・収集運搬料金:2,500円
・出張費:2,750円

階段費:2階以上の場合、階数や条件など応じて別途請求

参照:家電リサイクル回収のお申込について|ヤマダウェブコム

自分で搬出できる場合は、店舗への持ち込みが便利です。また、指定引取場所を利用するのも良い選択肢です。

指定引取場所に持ち込む

ご紹介する処分方法の中で、最も費用を抑えられるのは「指定引取場所」への持ち込みです。

「指定引取場所」は全国の自治体に設置されており、冷蔵庫や洗濯機などの家電をリサイクルのために受け入れています。自分で運ぶことで、「収集運搬料金」を節約することができます。

この方法では、家電リサイクル料金のみで済むため、費用を抑えたい方に最適です。指定された場所に自分で運ぶ必要がありますが、経済的に処分したい方にはお勧めです。

家電リサイクル法の対象商品を処分するには、郵便局で家電リサイクル券を購入する必要があります。必要事項を記入し、処分費用と振込手数料を支払うことでリサイクル券を取得できます。郵便局で手続きを完了してください。

指定引取場所まで運ぶ手間や輸送距離が増えるのがデメリットです。また、市内に指定引取場所がない場合もあるため、最寄りの引取場所を事前に調べる必要があります。
家電リサイクルセンター「指定引取場所検索」

費用をできるだけ抑えることができますが、大型のワインセラーなど重い家電の自力運搬は難しい場合があります。コストを抑えたい方や現金化を希望する方には、次に紹介する買取業者やリサイクルショップの利用が適しています。

買取業者・リサイクルショップに依頼する

ワインセラーが再販可能な状態であれば、リサイクルショップや買取業者に引き取ってもらえることがあります。

まずは業者に連絡して買取価格を尋ね、複数の店舗で比較してみると良いでしょう。買取価格が示されない場合でも、無料で引き取ってもらえることがあります。

大手の買取業者・リサイクルショップ

大型のワインセラー自分で運ぶのが難しい場合は、「出張買取サービス」が役立ちます。地域や業者によってサービス条件が異なるため、まずは近隣の業者に連絡し、最適なサービスを選ぶことが重要です。

買取対象となるのは通常、良好な状態で再販可能なワインセラーに限られますが、状態が良ければ買取を試してみる価値があります。

買取業者の査定額に納得できないときは、オンライン販売を試してみるのもおすすめです。フリマアプリやネットオークション、掲示板を使えば、より良い条件で取引ができる可能性があります。

フリマアプリ・ネットオークション・掲示板に出品する

不要なアイテムを処分する際は、フリマアプリやネットオークション、掲示板を利用して、処分費用を節約することが可能です。

例えば「メルカリ」「ヤフオク」「ジモティー」などのプラットフォームを利用することで、望む条件で高額での売却が実現できるかもしれません。

多くのユーザーが活用し、需要が旺盛なこれらのプラットフォームを利用すれば、買取業者やリサイクルショップでの引き取りが困難な場合でも、素早く買い手を見つけることができます。

個人取引では、付属品や説明書の有無によって価格が大きく変動する可能性があり、業者に頼む場合と比べてトラブルのリスクも伴うため、慎重な対応が求められます。

ワインセラーを高く売るには

  • 商品の写真を高品質で撮影する
  • 傷や不具合などの詳細情報を正確に記述する
  • 正確な情報を提供する
  • 商品が売れたら速やかに発送する
  • 注意深く梱包し、商品が安全に届くように気を配る。

大型家電の売買で梱包や配送に不安があるなら、「らくらく家財宅急便」の利用が便利です。このサービスはヤマト運輸の関連会社が提供しており、フリマアプリやオークションでの配送にも対応しています。安全でスムーズな取引をサポートしてくれるため、安心して利用できます。

商品を出品してから売却が完了するまでの期間は不確定で、準備や購入者とのやり取りに時間がかかることがあります。迅速な処分や手続きの簡素化を求める場合には、この方法はあまり適していません。

その代わりに、「不用品回収業者」に依頼するのが最も適しています。これらの業者は即日対応が可能で、豊富なサービスを提供しているため、処分を効率よく進めることができます。

不用品回収業者に依頼する

不要品の処分を手軽に行いたいなら、民間の不用品回収業者を利用するのが便利です。これらの業者は大型家電や家具、小型家電を専門的に管理し、効率的に回収します。

さらに、電話で即日回収サービスも提供しているため、引っ越しや大掃除で出た大量の不用品も迅速に処理することができます。

不用品回収業者は、作業費や人件費が含まれたプラン料金で見積もりを行い、通常の処分費用と大きな違いはありません。

加えて、ごみ屋敷や空き家の整理といった特殊なケースにも対応しており、様々な状況に応じた不用品処分が実現できます。

不用品回収業者は数多くありますが、中には高額な料金を請求したり、作業の品質が不十分な業者も見受けられます。そのため、信頼性の高い業者を見つけることが大切です。複数の見積もりを取り寄せ、実績と信頼性をチェックしてから業者を選ぶことが推奨されます。

契約に関して問題が生じた場合には、「国民消費生活センター」で相談できます。対面での対応を希望する際は、事前に電話で予約を取っておくと便利です。
国民生活消費センター

信頼できる業者を選ぶことができれば、不用品回収業者は非常におすすめのサービスです。

ワインセラーの処分をお考えなら『不用品回収いちばん』におまかせください!

ワインセラーの処分を考える方々に向けて、以上の6つの選択肢をご紹介しました。

  • 費用や時間、手間を最小限に抑えたいなら、「不用品回収業者」
  • 新しいワインセラーの購入を考えているなら、「家電量販店」
  • 労力をかけてもコストを削減したいなら、「指定引取場所」
  • 再販可能なワインセラーがあるなら、「買取業者・リサイクルショップ」
  • 手間や時間をかけてでもお金にしたいなら、「フリマアプリ・ネットオークション・掲示板」
  • ワインセラー以外にも複数の不用品を一度に処分したいなら、「不用品回収業者」

これらの処分方法は、費用や時間、手間の点で異なる選択肢を提供します。どの方法が最適かは状況によりますが、「不用品回収いちばん」は多様なニーズに迅速に対応できるサービスです。

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