「古くなった包丁、どうやって捨てればいいの？」
切れ味が悪くなった包丁や、不要になった包丁を処分したいけれど、「そのまま捨ててもいいの？」 と迷う方も多いのではないでしょうか？

包丁は鋭利な刃物であり、そのままゴミに出すとケガや事故の原因になるため、適切な方法で処分することが重要です。さらに、自治体ごとに「不燃ごみ」または「粗大ごみ」に分類されるため、処分方法を確認する必要があります。

本記事では、包丁の正しい捨て方を自治体ごとの分別ルールや捨てるタイミングを詳しくご紹介いたします！

包丁を捨てるタイミングや確認するべきこと

包丁を処分するタイミング

包丁は、適切にメンテナンスすれば長く使えますが、以下のような症状が現れたら買い替えや処分を検討する時期 です。

① 刃こぼれや欠けがひどい
🔹 刃こぼれが深くなり、研いでも修復できない場合
✅ 軽度の刃こぼれなら砥石で研ぐことで改善できますが、大きな欠けやひび割れがある場合は研いでも切れ味が戻らないことが多い ため、処分を検討しましょう。

② 錆（サビ）がひどく、研いでも落ちない
🔹 長年使っていると、特にステンレス製以外の包丁はサビやすくなる
✅ 表面の軽いサビなら、クレンザーや金属たわしで落とせますが、刃全体に深いサビが広がっている場合は、衛生面でも危険なので処分のタイミング です。

③ 切れ味が戻らない（研いでも切れなくなった）
🔹 砥石やシャープナーで何度も研いでも切れ味が戻らない場合
✅ 長年使った包丁は、金属がすり減って薄くなりすぎると、どれだけ研いでも切れ味が回復しない ことがあります。その場合は寿命と考え、買い替えを検討しましょう。

④ 柄（ハンドル）が劣化している
🔹 木製や樹脂製の柄が割れたり、ぐらつく場合
✅ 柄が壊れると、調理中に滑って手をケガするリスクが高まります。柄が外れかけている場合は、修理できないか確認し、難しい場合は処分を考えましょう。

⑤ 包丁の用途が変わった（新しい包丁を購入した）
🔹 新しい包丁を購入し、古い包丁を使わなくなった場合
✅ 長年使っている包丁よりも、新しく買った包丁の方が使いやすく、結局古い包丁を使わなくなることもあります。不要になった包丁は、安全に処分するのがおすすめ です。

包丁を処分する前に確認すること

包丁は鋭利な刃物のため、そのまま捨てるとケガの原因になり危険 です。処分する前に、以下のポイントを確認し、適切な方法で廃棄 しましょう

① 自治体のゴミ分別ルールを確認する
自治体によって、包丁の処分方法は異なります。一般的には「不燃ゴミ」または「金属ゴミ」として扱われる ことが多いですが、一部の自治体では**「粗大ゴミ」として回収する場合** もあるため、事前に確認が必要です。

✅ 自治体の公式サイトで「包丁の処分方法」を検索する
✅ 不燃ゴミ・金属ゴミとして出せるか、粗大ゴミ扱いになるかを確認する

② ケガを防ぐために安全に包む
包丁をそのまま捨てると、ゴミ収集の作業員や他の住民がケガをする恐れがあるため、安全に梱包することが必須 です。
🔹 安全な包み方の手順
・新聞紙や厚紙で包丁全体をしっかり巻く
・ガムテープやビニールテープで固定する
・「危険」「刃物」と明記しておく
📌 ポイント
・牛乳パックや厚紙を使って刃を覆うと、より安全に処分できます。
・新聞紙だけでなく、タオルや不要な布で包むとより安心。

③まだ使えるなら、寄付・リサイクル・回収を検討する
状態が良い包丁であれば、リサイクルや寄付、専門業者の回収を利用して有効活用する方法 もあります。
・ リサイクルショップで売る
　→ ブランド包丁や高品質な包丁なら、中古市場で需要があることも。
・ フリマアプリ（メルカリ・ヤフオク）で出品する
　→ 研ぎ直せば使える状態なら、売却するのも選択肢。
・ 刃物専門店やメーカーの回収サービスを利用する
　→ 一部の刃物専門店では、古い包丁を回収して新しい包丁を購入する際の下取りサービスを行ってい　る。
・ 神社や刃物供養に出す
　→ 使い込んだ包丁を供養してくれる神社（例：刃物神社など）もあり、丁寧に供養してから処分することも可能。

包丁の処分方法５選

自治体の回収サービスを利用する

📌 処分する際の注意点
・刃物をむき出しで捨てるのは絶対NG！
・「キケン」と記載し、収集員の安全を確保することが大切！
・30cm以上の包丁は粗大ごみ扱い（有料）になる自治体もある

✅ 必要なもの
・新聞紙・布・厚紙（包丁を包む）
・ガムテープ（固定用）
・ペン（「キケン」「包丁」など記載）
・指定のゴミ袋（自治体のルールに従う）

1️⃣ 新聞紙や布で包丁をしっかり巻く
2️⃣ 刃が突き出ないよう、厚紙やダンボールで補強する
3️⃣ ガムテープでしっかり固定し、「キケン」「包丁」と記載
4️⃣ 指定のゴミ袋に入れ、自治体のルールに従い処分

✅ メリット
・費用がかからない
・手軽に処分できる

❌デメリット
・日時が指定されている
・自治体ごとにルールが異なるため、事前確認が必要

自治体によって、「不燃ごみ」「粗大ごみ」のどちらに分類されるかが異なります。

メーカー・専門店の包丁回収サービスを利用する

✅ こんな人におすすめ！
✔ 包丁を買い替える予定がある
✔ メーカーや専門店で回収してもらいたい
✔ 専門的に処分してほしい

📌 ポイント
・無料回収があるのは「貝印（関孫六）」など一部のメーカーのみ！
・買い替え時の下取りサービスを活用するとお得

🔹 主要なメーカー・専門店の包丁回収サービス一覧

メーカー・専門店	回収対象	費用	特徴
貝印（関孫六）	貝印製の包丁なら無料回収	無料	包丁を郵送すれば回収OK
堺一文字光秀	どのメーカーでもOK	500円～	新品購入時に下取り可
木屋（合羽橋の老舗刃物店）	木屋で購入した包丁	500円～	店舗持ち込み可
グローバル（GLOBAL包丁）	GLOBAL製の包丁のみ	1本 550円	研ぎ直しサービスも対応

✅ メリット
・無料回収できる場合もある
・下取りサービスがある場合はお得に買い替えが出来る

❌デメリット
・持ち込み or 郵送の手間がかかる
・回収費用がかかる場合がある（500円～）

フリマサイト・リサイクルショップで売る

✅ 高額で売却できる包丁の特徴
✔ ブランド包丁（GLOBAL・ZWILLING・ヘンケルス・貝印 関孫六など）
✔ 未使用品・使用感が少ないもの
✔ 付属品（箱・ケース）が揃っているもの

📌 注意点
・錆びている包丁・切れ味が悪い包丁は買取不可の場合が多い

📌 おすすめフリマサイト

• メルカリ
  幅広い年齢層（20代〜50代）
  ◎ 簡単に出品可能
  ◎ 国内最大級の利用者数
  初心者向け・売れやすい / 匿名配送可 / 値下げ交渉が多い
• ラクマ
  20〜40代
  ◎ 出品しやすい
  手数料が安い / 楽天ポイントが使える / 匿名配送不可
• PayPayフリマ
  10〜30代
  ◎ シンプルで使いやすい
  △ ユーザー数は少なめ
  手数料最安クラス（5%） / PayPay決済可 / 送料が安い
• ヤフオク！
  30〜50代
  オークション形式あり
  ○ 高値で売れる可能性
  即決価格設定推奨 / 出品の流れが複雑

✅ メリット
・売却することで収益が得られる
・エコな処分方法で、リユースが促進される

❌デメリット
・売れるまでに時間がかかることがある
・必ずしも処分できるとは限らない

金属リサイクル業者を利用する（鉄・ステンレス製の包丁向け）

✅ こんな人におすすめ！
✔ 金属資源としてリサイクルしたい
✔ 処分費用をかけずに引き取ってほしい

📌 金属リサイクルのポイント
・大量に処分する場合は、鉄くず業者の方が適している
・包丁だけの回収を行っていない業者もあるので事前確認が必要
・ステンレス製の包丁なら金属リサイクル業者で処分可能

🔹 主要な金属リサイクル業者一例

業者名	買取対象	費用	特徴
エコリング	金属製の包丁	無料回収	その他の金属品も回収OK
鉄くず回収業者（地域業者）	鉄・ステンレス包丁	買取 or 無料	鉄・アルミなどと一緒に回収可

✅ メリット
・無料回収できる場合もある
・下取りサービスがある場合はお得に買い替えが出来る

❌デメリット
・包丁単体では受け付けない業者もある
・持ち込みが必要な場合が多い

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼すると手軽に処分することができます。不用品回収業者は、包丁だけでなく、その他の不用品や関連不用品を迅速に回収し、適切に処分してくれます。また、自治体では日付が指定されていますが、不用品回収業者に依頼するとご希望日時で処分することが可能です。

1. 回収業者の選定
   • リサーチ: インターネットで地域の不用品回収業者を検索し、評判や口コミを確認します。信頼できる業者を選ぶために、レビューサイトやSNSの評価を参考にしましょう。
   • 比較検討: 複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較します。無料見積もりを提供している業者も多いため、複数社に問い合わせることが推奨されます。
2. 見積もりの依頼
   業者に対して、包丁のサイズ、数量、回収希望日などの詳細情報を提供します。可能であれば、写真を添付することで、より正確な見積もりが得られます。
3. 回収の依頼と日程調整
   • 依頼の確定: 最も条件の良い業者を選び、回収を依頼します。予約が必要な場合は、希望の日程を業者と調整します。 回収日時や料金、サービス内容を再度確認し、必要に応じて契約書や確認書を取り交わします。
4. 事前準備
   • 梱包と整理: 回収物を運びやすいように整理し、必要に応じて解体します。ただし、解体が必要な場合は、事前に業者に確認し、対応可能かどうかを確認します。
5. 回収当日
   指定された日時に業者が到着し、処分物を確認します。問題がなければ、回収作業を開始します。回収作業が完了したら、料金を支払い、領収書を受け取ります。支払い方法は現金、クレジットカード、電子マネーなど業者によって異なるため事前に確認しておきましょう。

自治体ごとの出し方の例

横浜市の自治体の場合

横浜市の場合、包丁は不燃ごみで、30cmを超える場合粗大ごみとして処分します。

川崎市の自治体の場合

川崎市の場合、包丁は不燃ごみで、50cmを超える場合粗大ごみとして処分します。

相模原市の自治体の場合

相模原市の場合、包丁は不燃ごみで、30cmを超える場合粗大ごみとして処分します。

ごみの種類	収集日	出す時間・場所
可燃ごみ（燃やすごみ）	週2回（地域ごとに異なる）	朝8時30分までに指定の集積所
不燃ごみ（燃やさないごみ）	月1回（地域ごとに*第〇週の指定曜日*と異なる）	朝8時30分までに指定の集積所
粗大ごみ（30cm以上）	事前予約制	朝8時30分までに指定の場所（予約時に案内）
資源ごみ（ペットボトル・缶・ビン・プラスチック）	週1回（地域ごとに異なる）	朝8時30分までに指定の集積所

📌 相模原市の注意点

• 粗大ごみは「相模原市粗大ごみ受付」で事前予約が必要
• 粗大ごみは30cm以上のものが対象
• 指定のゴミ袋を使用すること（透明・半透明のみ可）

八王子市の自治体の場合

八王子市の場合、包丁は不燃ごみで、30cmを超える場合粗大ごみとして処分します。

ごみの種類	収集日	出す時間・場所
可燃ごみ（燃やすごみ）	週2回（地域ごとに異なる）	朝8時までに指定の集積所
不燃ごみ（燃やさないごみ）	月1回（地域ごとに*第〇週の指定曜日*と異なる）	朝8時までに指定の集積所
粗大ごみ（30cm以上）	事前予約制	朝8時までに指定の場所（予約時に案内）
資源ごみ（ペットボトル・缶・ビン・プラスチック）	週1回（地域ごとに異なる）	朝8時までに指定の集積所

📌 八王子市の注意点

• 粗大ごみは「八王子市粗大ごみ受付センター」で事前予約が必要
• 粗大ごみの処分には「粗大ごみ処理券」の購入が必要
• ゴミの種類によって出し方が細かく決められているため、分別をしっかり行うこと

町田市の自治体の場合

町田市の場合、包丁は不燃ごみで、50cmを超える場合粗大ごみとして処分します。

ごみの種類	収集日	出す時間・場所
可燃ごみ（燃やすごみ）	週2回（地域ごとに異なる）	朝8時30分までに指定の集積所
不燃ごみ（燃やさないごみ）	月2回（地域ごとに*第〇週の指定曜日*と異なる）	朝8時30分までに指定の集積所
粗大ごみ（50cm以上）	事前予約制	朝8時30分までに指定の場所（予約時に案内）
資源ごみ（ペットボトル・缶・ビン・プラスチック）	週1回（地域ごとに異なる）	朝8時30分までに指定の集積所

📌 町田市の注意点

• 粗大ごみは「町田市粗大ごみ受付センター」で事前予約が必要
• 不燃ごみの収集が月2回あるため、出し忘れに注意！
• 資源ごみの回収日は自治会ごとに異なるため、事前確認が必要

さいたま市の自治体の場合

さいたま市の場合、包丁は不燃ごみで、30cmを超える場合粗大ごみとして処分します。

ごみの種類	収集日	出す時間・場所
可燃ごみ（燃やすごみ）	週2回（地域ごとに異なる）	朝8時30分までに指定の集積所
不燃ごみ（燃やさないごみ）	月1回（地域ごとに*第〇週の指定曜日*と異なる）	朝8時30分までに指定の集積所
粗大ごみ（30cm以上）	事前予約制	朝8時30分までに指定の場所（予約時に案内）
資源ごみ（ペットボトル・缶・ビン・プラスチック）	週1回（地域ごとに異なる）	朝8時30分までに指定の集積所

📌 さいたま市の注意点

• 粗大ごみは「さいたま市粗大ごみ受付センター」で事前予約が必要
• 30cm以上のゴミは粗大ごみとして処分が必要
• 粗大ごみの処分には「粗大ごみ処理券」の購入が必要

包丁の処分は不用品回収業者の利用がおすすめ

今回は包丁の処分方法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか？

包丁を処分するにあたり、他にも不要になった品を大量に処分したい場合は、不用品回収業者を利用することを検討してみてください。不用品回収業者は、大型小型問わず他の不用品をまとめて引き取ってくれるため、処分方法を考えずにまとめて処分することが可能です。

優良不用品回収業者の選び方は？

不用品回収業者を選ぶ際には、以下のポイントをチェックしておくとスムーズに処分が進みます。

1. 対応エリアの確認
   希望する地域に対応しているかを確認しましょう。全国対応の業者や地域密着型の業者があります。
2. 料金の透明性
   事前に見積もりを取って料金体系を確認し、追加料金が発生しないか確認しておくことが重要です。
3. 口コミや評判
   インターネット上のレビューや口コミを参考にし、信頼できる業者を選びましょう。実績や評判が良い業者は安心して依頼できます。
4. 対応スピード
   急いで処分したい場合は、即日対応してくれる業者を選ぶと良いでしょう。対応の速さは重要なポイントです。
5. 保険の有無
   万が一の事故やトラブルに備えて、損害補償保険に加入している業者を選ぶと安心です。

『不用品回収いちばん』は、他社と変わらないサービス内容が充実しているうえで、料金が圧倒的に安価であることが一番の特徴です。

	不用品回収いちばん	エコピット	粗大ゴミ回収隊	GO！GO！！クリーン
基本料金	SSパック 8,000円(税込)~	SSパック 9,900円（税込)~	Sパック 9,800円(税込)～	SSパック 13,200円～（税込）
見積り費用	無料	無料	無料	無料
対応エリア	東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県	東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県	東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県	東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
即日対応	可能	可能	可能	可能
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