小田原市で粗大ゴミを処分する際には、次のような疑問が生じることがあります。
「手続きはどこでどうやって行えば良いのか？」
「粗大ゴミの処分には、どのくらいの費用がかかるのでしょうか？」
「効率的に粗大ゴミを処分するためには、どうすれば良いのでしょうか？」
小田原市の公式ウェブサイトなどで理解が難しい点があれば、こちらの情報を参考にしてください。
この記事では、小田原市での粗大ゴミの適切な処分方法に焦点を当て、具体的な手順や自治体の提供するサービスの他、便利な処分方法についても分かりやすく説明しています。
自治体以外の選択肢も検討することで、スムーズに粗大ゴミを処分する方法を見つけ、効率的に対応しましょう。
また、粗大ごみの処分をお考えの際は以下の記事もあわせてご覧ください。
知って得する！タンス処分の費用を節約する6つの方法を徹底解説
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小田原市での粗大ゴミの基準
小田原市では、45リットルのごみ袋に入らない大きさのものを大型ごみ(粗大ゴミ)として定義しています。
このような粗大ごみは、通常のごみ集積所には出せず、指定された手順に従って処理する必要があります。
処理できる粗大ごみについては、コチラをご確認ください。
小田原市での粗大ごみの処分方法
小田原市では、ご自宅まで収集に伺う「戸別収集」と、申込者本人が環境事業センターに直接「持ち込む」という２つの方法があります。
処分する前に物のサイズ（縦、横、高さ）を測り、筆記用具とメモを準備しておくと、申し込み手続きが円滑に進行します。
ご自身で持ち運ぶことが難しい場合は収集処分を依頼し、金額を抑えたい場合は直接処分場に持ち込む方法がおすすめです。
それぞれの方法について詳しく説明していきます。
戸別収集
小田原市で粗大ゴミ収集を利用する際には、リサイクルセンターへの事前予約が必要です。
戸別収集で一度に申し込める粗大ごみは通常7～8点までです。ただし、長さが4メートル以上または重さが100キログラム以上のものは収集の対象外であり、申し込むことができません。
小田原市では、大掃除や引っ越しなどで大量の粗大ごみが出る場合、原則として小田原市の処理施設への持ち込みを推奨しています。粗大ごみの収集を希望する場合は、まず小田原市に処分方法を相談してみるのも良いかもしれません。
これから収集の流れを説明していきます。
収集の予約申し込み
小田原市リサイクルセンター：0465-32-1153
受付時間：月曜日～金曜日の9時～12時、13時～16時まで(土日祝日はお休み)
申し込みは電話から行い、収集日・証紙の枚数・収集場所などについて詳細をお伝えします。
時間帯や月曜日などの休日明け、年末年始や3月から5月の引っ越し時期などによって、申し込みが集中するため出来るだけ早めに余裕をもってお申し込みください。
また、電子申請e-kanagawaからの仮受付の申し込みも可能となり、インターネット仮受付の受理後、リサイクルセンター(0465-32-1153)より受付時間内に連絡が来ます。なお、申し込みには事前に利用者登録が必要となります。電話での申し込み時と同じく、収集日・証紙の枚数・収集場所などについて詳細をお伝えし予約が確定します。
大型ごみ証紙の購入・貼付
申し込み時に指示された手数料分の「大型ごみ証紙」を購入します。
証紙には自分の氏名を記入し、処分する品物の目立つ場所に1品ごとに1枚貼付してください。
大型ごみ証紙は1枚1,000円で、小田原市内のコンビニエンスストアやスーパーなどで販売されています。
証紙を販売している店舗に関しましては小田原市大型ごみ証紙販売店一覧をご覧ください。
大型ごみを出す
朝8時30分までに、指定された場所に粗大ごみを出してください。
戸建ての場合は、門の前や道路に面した車庫などに、集合住宅の場合は一階部分や敷地内の集積所に出す形となります。
また、収集車が進入できない場所がある場合は、申し込み時にご連絡ください。
粗大ごみシールが貼られていない場合や金額が不足している場合、指定の排出場所以外に出されている場合、電話で申し込みがない場合などは収集することができません。
持ち込み
小田原市では、市内で発生した粗大ごみを直接小田原市環境部環境事業センターへ搬入することで処分もできます。戸別収集とは異なり、事前の申し込みは不要となります。
ただ、粗大ごみの受け入れ可能な量は日によって異なるため、たくさんの粗大ごみを持ち込む場合は受け入れてもらえない可能性があります。そのため、事前に受け入れ可能かどうかを確認するために電話で問い合わせることをおすすめします。
小田原市外からのごみを環境事業センターに持ち込もうとする事例が増加していますが、小田原市環境部環境事業センターでは小田原市外のごみは受け入れできません。ごみを持ち込む際は、市内のごみであることを確認できるよう、住所や氏名が記載された証明書類を持参してください。証明書類の提示がない場合、ごみの受け入れをお断りすることがありますので、ご了承ください。
自宅からの持ち込み時は、大型ごみ証紙は不要です。代わりに、持ち込み先の環境事業センターで、ごみ1㎏ごとに25円の手数料を現金で支払う必要があります。
大型家具を処理施設まで運ぶには、軽トラックなどの大型車両が必要です。また、自宅から家具を運び出し、トラックに積み込んで処理施設まで運び、車のキズつけを防ぐため、ご自身で荷物を降ろす作業も含まれるため、かなりの手間と労力が必要です。
小田原市の粗大ごみの持込先
・小田原市環境部環境事業センター
所在地：神奈川県小田原市久野3768
TEL：0465-34-7325
営業時間 : 月～金曜日 8時20分～11時30分 13時～16時、祝日と第2土曜日 午前8時～11時
定休日：第2土曜日以外の土曜日と日曜日、年末年始
粗大ゴミとして自治体で回収できないものの処分方法
小田原市では、以下の品目については自治体が収集・運搬・処分を行いません。
| 品目 | 一例 |
|---|---|
| 家電リサイクル法の対象となる品目 | 冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコン(クーラー)、テレビ(ブラウン管式・薄型テレビ) |
| パソコン | 家庭で不要になったパソコン |
| 自動二輪車 | オートバイ |
| その他適正処理困難物 | 建設廃材、薬品類、プロパンガスボンベ、タイヤ、バッテリー、耐火式金庫、農機具類、農薬のびん、消火器、ピアノ・オルガン、ボーリングの玉、ビニールハウスのビニール、 残土、など |
しかし、自治体の回収サービスが対応していない大型ゴミでも、民間の不用品回収業者を利用
すれば簡単に処分できます。
不用品回収業者を利用することで、手間をかけずにスムーズに大型ゴミを処分することができますので、是非ご利用をご検討ください。
家電製品のリサイクル
家電リサイクル法に基づき、エアコン（室外機含む）、テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機は、販売店が回収し、製造業者がリサイクルする義務が課されています。
詳しくは、コチラをご覧ください。
したがって、市での処理は行わず、以下の方法で対処してください。
・買い替える店舗に引き取り依頼
製品を購入するまたは購入した販売店に引き取りを依頼する場合、リサイクル料金と収集運搬料金がかかります。具体的な収集運搬料金は販売店によって異なります。
・直接指定引取場所に持ち込む
家電リサイクル法に基づき、廃棄する家電製品については、事前に郵便局でリサイクル料金を支払い、家電リサイクル券を取得および貼付し、指定の引取場所にお持ち込みください。
西濃運輸株式会社 小田原指定引取場所
詳しい家電リサイクル法対象製品の処分方法はこちらもご覧ください。
パソコン
小田原市ではご家庭で不要になったパソコンの回収を行っていません。
国の認定事業者である「リネットジャパン株式会社」が宅配便で無料で回収しています。また、一部メーカーによる自主回収（一部有料）も実施されています。これらの方法で、パソコンをリサイクルしてください。
リネットジャパン(株)による回収（協定事業者のご紹介）
厚木市では、令和元年10月1日から環境省認定事業者のリネットジャパン（株）との協定を開始しました。リネットジャパン（株）では、平成15年9月以前に販売されたパソコンや自作のパソコンを無料で回収しています。
詳細は、リネットジャパンリサイクル株式会社をご覧ください。
メーカーによる自主回収
家庭用パソコンは、資源有効利用促進法に基づき、購入時にPCリサイクルマークが付いていない場合はメーカーに回収を申し込み、回収再資源化料金を支払い、エコゆうパック伝票を使用して郵便局に持ち込むか、戸口集荷を依頼します。PCリサイクルマークが付いている場合も同様の手順で処理します。自作PCや回収するメーカーがない場合は、一般社団法人パソコン3R推進センターが有料で回収・再資源化します。
パソコンの詳しい処分方法は下記をご覧ください。
自動二輪車
小田原市ではオートバイの回収・処分を行っておりません。
購入された販売店か「自動車リサイクル促進センター（電話 050-3000-0727）」にお問い合わせください。
その他適正処理困難物
一般家庭から出るごみでも、有害物質を含むもの、著しく悪臭を発するもの、危険性のあるものなど収集や処理に支障を及ぼすものなどは小田原市では粗大ごみとして取り扱いできません。
これらの品目を処分する際には、販売店や廃棄物処理業者、専門業者に相談して適切な処理方法を確認してください。
処理が難しいものの処分方法を下記にまとめたので、よろしければご覧ください。
モバイルバッテリーの処分方法5選 | 正しい捨て方と注意点
園芸用や砂場用の土・砂はどうやって捨てる？不要になった土を正しく処分する方法
ストーブの処分方法6選 |料金相場や処分時の注意点を解説
小田原市での自治体回収のメリット
小田原市の自治体回収には以下のようなメリットがあります。
- コストの経済性
自治体が提供する回収サービスは、通常、不用品回収業者に比べて処分費用が比較的低い傾向があります。これは、地方自治体が公共サービスとして提供しているため、低コストで不要な品物を処分することができ、特に予算に制約のある方や節約を考慮する方にとって有益です。 - 地域のルールに基づく適切な処分
自治体の回収サービスでは、地域の規定に則った処分が行われるため、環境保護や資源の有効活用が促進されます。地域社会全体の利益を考慮した処分方法が採用されることで、環境負荷を軽減する効果が期待されます。 - 公的サービスの利便性と信頼性
自治体の回収サービスは行政の公的なサービスであり、その信頼性と安定性が保証されています。予約や申し込みが明確に制度化されているため、利用者は安心してこのサービスを利用することができます。
自治体回収には数多くの利点がありますが、一方で考慮すべきデメリットもあります。
小田原市の自治体回収を利用する際、以下のようなデメリットが考えられます。
- 回収対象の粗大ゴミが限定されていること。
- 回収日時を指定できず、最大で1ヶ月待つことがあること。
- 自宅からの運び出しは通常自己負担であること。
家具と共に家電リサイクル法対象の家電を処分したい場合や、急な処分が必要な時には、不用品回収業者に依頼するのが便利です。
個々の状況に応じて、最適な廃棄方法を選ぶことが重要です。
小田原市の自治体での処分と不用品回収業者の処分の比較
これまで小田原市の自治体で回収可能なものやその利点を紹介してきましたが、一方で回収できないものやデメリットもあります。
これらを考慮すると、不用品回収業者に依頼するというのも選択肢の一つです。そこで、自治体と不用品回収業者のサービスを比較してみます。
| 行政サービス | 不用品回収業者 | |
|---|---|---|
| 回収の日時設定 | 最大数週間ほど待つ場合がある | ほぼ自由に設定できる |
| 自宅から運び出し | 基本的に不可 ✕ | 可能 ◎ |
| 申し込み時間 | ※ウェブのみ | 24時間対応の場合が多い |
| 買取対応 | なし | 可能な場合が多い |
| 利用手数料 | 200円〜 | 2,000円〜 |
| 家電リサイクル法対象家電 | 不可 ✕ | 可能 ◎ |
| 事業系のゴミ | 不可 ✕ | 可能 ◎ |
小田原市の行政サービスは、信頼性が高く、比較的コストも抑えられています。
手軽に運び出せる大型ゴミを処分する際や、処分が少し遅れても大丈夫な場合にピッタリです。
不用品回収業者の利用が適している場合
小田原市の自治体サービスを利用する場合、粗大ゴミの処分は、待機時間や運搬手配の面で便利ですが、いくつかのデメリットもあります。
- 自宅からの運び出しは自己責任で行う必要があります。
- 回収できる粗大ゴミには制限があります。
- 回収日時を指定することができず、最長で1ヶ月待つ場合があります。
家具や主要な家電製品のリサイクル処分をしたい場合や、急な引っ越しを控えている際には、不用品回収業者の利用が便利です。
例えば、「不用品回収いちばん」などの業者は、状態の良い家電製品を買い取ってくれることもあり、小田原市での不用品処分を効率的かつ経済的に進める手助けをしています。
小田原市での不用品処分においては、状況に応じて最適な方法を選ぶことが大切です。自治体のサービスと不用品回収業者をうまく組み合わせて、処分をスムーズに進めましょう。
粗大ゴミを手軽に処分したい場合は不用品回収業者の利用がおすすめ
小田原市で粗大ゴミを自治体に依頼する場合、回収日の予約や重いものの運び出し、分別作業など、排出者にとって手間がかかることが多いです。
これらの手間を省いて、簡便に粗大ゴミを処分したい方には、民間の不用品回収業者を利用するのがおすすめです。
『不用品回収いちばん』では、以下のような利点があり、スムーズで便利に粗大ゴミを回収してもらえます。
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おすすめの不用品回収業者
『不用品回収いちばん』を利用する際は、状況に応じて最適な処分方法を選ぶことが大切です。行政のサービスと専門業者をうまく組み合わせることで、効率的に不用品を処理できます。
特に『不用品回収いちばん』などの業者を利用すると、状態の良い家電などを買い取ってもらえるため、経済的かつ効率的な不用品の処分が可能です。
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