東京都中央区では、タンスは粗大ごみとして指定されており、適切な手続きを行う必要があります。予約をして費用を支払うことで、自宅前や指定された場所で回収してもらえるため、手順に従うことで効率的に処分できます。
粗大ごみとして処分する際には、処理手数料がかかることがありますが、いくつかの方法を使えば費用をかけずに処分することも可能です。
この記事は、中央区在住の皆様向けに、さまざまな状況に応じたタンスの処分方法を紹介しています。適切な手続きを踏むことで、安全かつ合法的にタンスを処分できます。
タンスの処分についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!
タンスを処分する方法
以下、中央区でのタンスの処分方法です。
① 粗大ごみ収集の利用
② 粗大ごみとして出す前にリユース
③ 買い替え時に引き取り
④買取業者・リサイクルショップ
⑤ フリマアプリ・ネットオークション
⑥ 不用品回収業者
コストを抑えたい方には、リサイクル料金や運搬費用を節約できる方法や、タンスの買取サービスがおすすめです。時間が制約されている方には、「即日回収サービス」が非常に便利です。さらに、他の不要品も一緒に処分できるサービスも提供されているので、検討する価値があります。
次からはそれぞれの方法について詳しく説明していきます。
粗大ごみ収集の利用
中央区在住の皆様は、区が提供する粗大ごみ戸別収集サービスを利用してタンスを処分することができます。
このサービスは有料であり、インターネットまたは電話での予約が必要ですので、事前に予約をしてください。通常、申し込みから回収までには1週間程度かかりますが、場合によっては1ヶ月かかることもあります。
回収曜日は収集エリアによって異なるため、詳細を確認し、十分な余裕を持って処分を進めてください。
自治体による収集でタンスを処分をする場合は、基本的には指定されたゴミ置き場までご自身で運び出す必要があります。
品目 | 料金 |
---|---|
箱物家具(高さと幅の合計90cm以下) | 200円 |
箱物家具(高さと幅の合計135cm以下) | 400円 |
箱物家具(高さと幅の合計180cm以下) | 900円 |
箱物家具(高さと幅の合計225cm以下) | 1300円 |
箱物家具(高さと幅の合計270cm以下) | 1800円 |
箱物家具(高さと幅の合計315cm以下) | 2300円 |
箱物家具(高さと幅の合計360cm以下) | 2700円 |
箱物家具(高さと幅の合計360cm以上) | 3300円 |
中央区では年末年始を除く月曜日から土曜日まで、収集予約された粗大ごみを収集しています。
家庭から出る一辺の長さが最長30センチメートルを超えるような大きな家具や電化製品などは、粗大ごみとして扱われます。
※解体しても粗大ごみとして処理されます。
※大きさや重さにより、収集ができない場合があります。
※箱物の家具などの場合、中に入れたものを一緒に収集することはできません。
粗大ごみを処分するには、事前に中央区粗大ごみ受付センターに申し込み、有料粗大ごみ処理券を貼って出す必要があります。
※粗大ごみの処理料金については、中央区粗大ごみ受付センターのウェブサイトで確認できます。
地域により異なりますが、一般的には「1辺が30cm以内」の可燃または不燃ごみであれば通常のごみ集積所に出すことができます。
あまりおすすめできる方法ではありませんが、木製のタンスであれば、自分で細かく分解して通常のごみとして処分することができます。
体力と根気が必要で、完全に無料にするには時間と労力がかかります。
処分費用を抑えたい方や自宅で処分したい方にとっては選択肢の一つですが、作業には時間と体力の余裕が必要ですので、注意が必要です。
粗大ごみとして出す前にリユース
一部の自治体では持ち込んでの処分ができるところもございますが、中央区には持込制度はありません。
そこで、中央区ではまだ使えるものは、粗大ごみとして出す前に、リユースして必要としている方へ譲ることができる仕組みがあります。
中央区では、株式会社ジモティーと「リユース活動の促進に向けた連携と協力に関する協定」を令和5年3月1日に締結しました。
また、区の不用品交換システムでも、必要としている方に譲ることができます。
詳しくは、不用品交換システムをご覧ください。
買い替え時に引き取り
タンスを新しく購入する予定がある場合、一部の家具店では古いタンスを無料または格安で下取りしてくれることがあります。
特に高級家具店では多くの場合、このサービスを提供しており、大手量販店でも一部の店舗で対応しています。
新しい家具の配達と同時に、古い家具の回収も行ってくれるため、入れ替え作業が迅速で便利です。
このサービスでは、梱包や送料の心配はありませんが、玄関まで自分で家具を運ぶ必要があります。
家具を買い替える際には、購入店舗が下取りサービスを行っているかどうかを必ず事前に確認することをおすすめします。
◼️販売店の引取りサービスの一例
・ニトリ:タンスの回収サービスが4,000円(税別)から提供されています。
・東京インテリア:タンスの回収サービスが2,000円(税込)から提供されています。※こちらサイズによるので事前にご確認ください。
買取業者・リサイクルショップ
再販可能な状態で、特にブランド物や高級なタンスであれば、買取業者やリサイクルショップで売却することができるかもしれません。
買取業者やリサイクルショップを利用するメリットは、個人売買よりも信頼性が高く、迅速に処理できる点です。多くの業者は訪問査定や訪問買取に対応しており、場合によっては運び出しサービスも提供しています。特に高級ブランドのタンスであれば、使用感があっても無料で引き取ってもらえることが一般的です。
ただし、タンスは店舗の展示スペースを多く必要とするため、買取の可否は厳しい基準で判断されることがあります。また、業者によって買取の可否や査定額が大きく異なるため、複数の業者に査定を依頼することが重要です。訪問査定に対応していない場合は、自分で持ち込み査定を行う必要があります。
買取が難しい場合、別の処分方法を考えなければならないこともありますので、その点も考慮しておく必要があります。
・中央区のリサイクルショップの一例
リサイクルショップ 出張買取MAX 中央区
フリマアプリ・ネットオークション
タンスがまだ使用可能な状態であれば、フリマアプリに出品するのも一つの手です。処分費用がかからず、逆にお金が入ってくるのがメリットです。特にメルカリでは、160cm以下のサイズであれば「らくらくメルカリ便」を利用して全国一律料金で配送することができます。手数料を払いたくない方は、購入者との合意の上で直接引き取りを行うのも良いでしょう。
新品や未使用のタンスや高価なタンスをお持ちの方は、これらを売却してお金に変えることができます。ただし、出品から発送まですべて自分で行う必要があります。販売できれば利益を得られる一方で、出品しても必ず売れるとは限らず、売れるまでに時間がかかることもあります。そのため、すぐにタンスを処分したい方には向いていません。
状態が悪いタンスの場合、売れにくいだけでなく、個人間取引では業者に依頼する場合とは異なり、トラブルが発生するリスクも十分に考慮する必要があります。
また、フリマアプリやネットオークションは利用するのは出品準備や購入者とのやり取りには時間がかかることがあり、売却までのタイミングを予測することは難しくなります。
不用品回収業者
タンスなどの大型家具は運び出しに手間がかかる場合があります。
そんなときは、不用品回収業者に依頼することで手軽に処分できます。不用品回収業者は家財や壁を傷つけることなく、屋内から家具を搬出することができます。
また、回収の日時や具体的な時間帯を自分のスケジュールに合わせて指定できるので、便利です。タンスだけでなく、他の不用品も一緒に回収してもらえるのも、不用品回収業者の利点です。
ただし、業者によって価格やサービスに差がありますので、選ぶ際には注意が必要です。信頼できる不用品回収業者を選ぶことで、手間をかけずに経済的に不用品を処分することができます。
ほとんどの業者は無料で見積もりを提供してくれますので、まずは見積もりを取得して、買い取り可能かどうかや回収料金を確認することがおすすめです。
タンスの処分は不用品回収いちばんにおまかせください!
今回はタンスの処分方法について詳しく説明しましたが、いかがだったでしょうか?
年度が変わる時期や引っ越しの際には、多くの人が不要な品物を一括して回収してもらいたいと考えることでしょう。時間が取れない忙しい方や一人暮らしの方など、手間をかけずに処分したい場合には、不用品回収業者を利用することをお勧めします。
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また、お問い合わせは24時間365日いつでも受け付けております。
事前見積もり・出張見積もりも無料ですので、中央区での不用品回収をご希望の方は是非ご相談ください!