この記事では横浜市青葉区での粗大ごみの処分方法について、具体的な手順や選択肢を紹介しながら詳しく説明します。
「横浜市青葉区での粗大ごみの処分の手続きの方法や場所はどこで行えるのか？」
「粗大ゴミの処分にはどのくらいの費用がかかるのか？」
「具体的にはどのようにして粗大ゴミを処分すればいいのか…」
と、このような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
電話での申し込みではつながりにくく、待ち時間が長くなることが少なくありません。しかし、インターネットを使えば24時間いつでも申し込みが可能で、非常に便利です。
ただし、インターネットに不慣れな方にとっては、申し込み手続きが難しく感じることもあるかもしれません。
自治体以外の手段も活用してスムーズに粗大ゴミを処分する方法もございますので、横浜市青葉区の情報を調べる際には、この記事を参考にしてください。
地域ごとに異なる粗大ごみの処分方法を理解するのは難しいかもしれませんが、自分に最適な処分方法を見つけスムーズに処理を進めましょう。
また、粗大ごみの処分をお考えの際は以下の記事もあわせてご覧ください。
横浜市青葉区における粗大ゴミとは？
横浜市青葉区では、何が粗大ごみと見なされるかについて気になる方も多いでしょう。
横浜市青葉区では以下のようなものを粗大ゴミとして取り扱います。
『一番長い辺が３０cm以上の金属製品、金属以外(プラスチック商品・木製品など)で５０cm以上のもの』
これらは解体して小さくしたとしても、粗大ゴミとして扱われます。また、長さが2メートルを超えるものは収集車に積み込むことが困難になるため、2メートル以下に切断する必要があります。
横浜市青葉区での粗大ごみの処分方法
横浜市青葉区では、粗大ごみの処分には有料で、処分料金はリサイクル券で支払います。
横浜市での処分方法は「収集」か「持ち込み」のです。
どちらの方法でも、横浜市の粗大ごみ受付センターに電話またはインターネットで申し込む必要があります。
粗大ごみを処分する前に、処分する物の寸法（縦、横、高さ）を測り、筆記用具とメモを用意しておくことで、申し込み手続きがスムーズに進みます。
収集
粗大ゴミの収集処分は横浜市青葉区では事前に申し込みが必要であり、処分には費用がかかります。申し込みは先着順ですので、早めに手続きを進めることをお勧めします。
収集処分の手順は以下の通りです。
- 粗大ごみ受付センターへの申し込み
- 手数料の支払い
- 収集シール等の貼付
- 粗大ゴミを出す
次に、各手順の詳細について詳しく説明します。
１. 粗大ごみ受付センターへの申し込み
予約方法はインターネットでの予約と電話での予約の２つの方法があり、それぞれの方法について詳しく説明します。
・インターネットでの予約
粗大ごみ受付センター
横浜市では、パソコン、携帯電話、スマートフォンを使って粗大ゴミの申し込みができます。
インターネットでの申し込みは、収集日の7日前までに行う必要があり、具体的な回収日を指定することはできません。
オンライン申し込みは通常24時間受け付けていますが、定期的なメンテナンスが行われる場合がありますので、その点を考慮してください。
インターネットでの申し込みでは、一度に最大9個の品目の収集を申し込むことができます。
粗大ゴミ品目一覧に掲載されているものについては、オンラインでの申し込みが可能ですが、品目一覧にないものについては、電話での申し込みが必要です。
また、便利なチャットやLINE公式アカウントからも受付けております。
・電話での予約
一般加入電話など：０５７０–２００–５３０（ナビダイヤル）
携帯やIP電話など：０４５–３３０–３９５３
横浜市では、電話でも粗大ゴミの申し込みができます。
月曜日や休み明け、引っ越しシーズンには電話が混雑する可能性がありますので、適切な時間をおいて再度おかけ直しください。
・FAXでの予約（聴覚や言語に障害のある方のみ）
FAX番号：０４５–５５０–３５９９
聴覚・言語に障害のある方は、FAXでのお申込みが可能となります。
送信する申込書には、「住所・お名前・ＦＡＸ番号・粗大ゴミとして出されるものの品名・材質・大きさ・個数」を記載して送信してください。
２. 手数料の支払い
予約を行うと粗大ゴミの処理に必要な料金が確定するので、その分の手数料を納めてください。自分の出したい品目の手数料を知りたい方はこちらからご確認ください。
収集シールは横浜市青葉区内の「収集シール取扱店」は、コミュニティストア、サークルKサンクス、スリーエフ、生活彩家、セブンイレブン、デイリーヤマザキ、スリーエイト、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、ローソンと清掃事務所やごみ減量推進課で販売しています。
また、納付時に、領収書・収集シールを受け取ってください。
領収書は必ず、収集が終了するまで保管してください。
３. 収集シール等の貼付
購入した粗大ごみの収集シールには、お申し込み時に記入した「お名前（またはイニシャル）」や「記号」を明確に記入し、粗大ごみの目立つ場所に貼り付けてください。記入する際は文字を大きくし、正確に記入するように心がけましょう。もし誤りがあれば、二重線で訂正し、正確な情報を再度記入してください。
さらに、粗大ごみ処理券の金額が足りないと回収されない場合がありますので、事前に金額を確認し、適切な処理券を貼り付けてください。処理券を貼り付けないと、回収が行われないだけでなく、不法投棄と見なされる可能性もあります。
４. 粗大ごみを出す
収集日当日の朝8時までに、指定された場所に粗大ごみを出してください。
集合住宅の場合は、粗大ごみ置き場または1階の出入口付近、戸建ての場合は玄関先で通行に支障がない場所などの申し込み時に指定された場所に粗大ごみを出してください。
夜間に粗大ごみを出すことは禁止されていますので、必ず朝に出すようにしてください。
持ち込み
横浜市内には4か所の粗大ごみ自己搬入ヤードがあり、直接ごみを持ち込むことができます。
粗大ごみを自己搬入ヤードに持ち込む際は、事前に粗大ごみ受付センターでの申込みが必要です。申込みはインターネット、LINE、チャット、または電話で行ってください。
インターネットでの申込みは、搬入日当日の15時まで受け付けています。
一度に持ち込める粗大ごみの数は最大20個までです。粗大ごみの持ち込みは原則として申込者本人が行う必要があります。万が一、他人が代理で持ち込む場合には委任状が必要です。
また、粗大ごみ自己搬入ヤードでは運転免許証や車検証の確認を行うことがあります。
持ち込まれた粗大ごみは、原則としてご自身で荷下ろししていただくことになります。
横浜市内には、自分でごみを持ち込むことができる施設として、『鶴見資源化センター』、『長坂谷ストックヤード』、『神明台ストックヤード』、『栄ストックヤード』の4か所があります。
青葉区にお住まいの方が直接ごみを持ち込む場合には、『長坂谷ストックヤード』と『鶴見資源化センター』が近隣の自己搬入施設として利用可能です。
・長坂谷ストックヤード
所在地：横浜市緑区寺山町７４５-４５
・鶴見資源化センター
所在地：横浜市鶴見区末広町１-１５-１
横浜市の自治体回収のメリット
横浜市青葉区の自治体による回収方法には以下のようなメリットがあります。
コストの低さ
自治体が提供する回収サービスは、一般に不用品回収業者よりも処分費用が比較的低い傾向があります。これは、地方自治体が公共サービスとして提供しているため、不要な品物を効率的に低コストで処分できるからです。特に予算に制約のある方や節約を重視する方にとって、大変有益な選択肢と言えます。
地域のルールに基づいた適切な処分
自治体が提供する回収サービスは、地域の規定に基づいて処分が行われるため、環境保護や資源の有効活用が促進されます。地域社会全体の利益を考慮した処分方法が採用され、環境負荷を軽減する効果が期待されます。
公的サービスとしての利便性と信頼性
自治体が提供する回収サービスは、行政の公的なサービスであり、その信頼性と安定性が確保されています。予約や申し込みがしっかりと制度化されているため、利用者は安心してこのサービスを利用することができます。
横浜市では収集できないごみ
自治体回収には数多くの利点がありますが、一方で欠点も考慮しなければなりません。
処分対象の品目や量、個々の状況によって、最適な方法を選ぶことが重要となります。
横浜市青葉区では、以下の品目については自治体による収集・処分ができません。
- 一時多量ごみ
- エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機
- パソコン
- 小型充電式電池 ・ボタン電池・消火器 ・アスベストを含むもの・バイク
- 請負工事などで出るごみ ・事業活動に伴って排出されるもの
ただし、自治体の回収サービスが対応しない場合でも、民間の不用品回収業者を利用することで手軽に処分することができます。
民間業者は柔軟な対応が可能であり、自宅までの引取りサービスなども提供しています。
一時多量ごみ
引っ越しや大掃除などで大量のごみが発生した場合は、基本的には自己処理が求められます。横浜市内の処理施設に直接持ち込むか、有料ですが一般廃棄物収集運搬の許可を持つ業者に依頼することが推奨されます。
エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機
横浜市では、エアコン、テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機については家電リサイクル法（特定家庭用機器再商品化法）に基づき、リサイクル義務が課されています。
そのため、これらの製品については自治体の回収サービスでは回収できませんので、ご注意ください。
処分にはリサイクル料金や運搬費用がかかる場合がありますので、事前に確認することをお勧めします。
家電リサイクル法の対象製品に関しては、適切な手続きを踏んで処分することが重要です。
状況に応じて、処理方法が異なることがありますので、以下の内容を参考にしてください。
・購入した店舗に依頼
買い替えのタイミングや過去に購入した店舗が分かる場合などは、製品を購入した販売店に引き取りを依頼します。この場合はリサイクル料金と収集運搬料金がかかります。具体的な収集運搬料金は販売店によって異なりますので、その販売店にお問い合わせください。
・指定引取場所への持ち込み
もし過去に購入した小売店が分からず、ご自身で機器を運べる場合は、郵便局で購入できる「家電リサイクル券」を使用してリサイクル料金を事前に支払い、支払い済みの券と共に以下の引取場所に持参してください。
青葉区の近辺の指定引取所は下記になりますので参考にしてください。
・日本通運（株）横浜都筑指定引取場所
所在地：都筑区佐江戸町４３３
・スガヤメタル(株)
所在地：都筑区早渕１－２５－３３
・横浜家電リサイクル推進協議会へ申込
TEL. 0120-014-353 / 0120-632-515
もし購入した販売店が特定できない場合や、ご自身で機器を運ぶことができない場合は、上記のどちらかにお問い合わせください。
どちらの場合も、横浜家電リサイクル推進協議会が指定する回収業者が対応し、回収を行います。回収車が直接ご自宅の前までごみを受け取りますので、ご準備ください。
・家電リサイクル協力店
過去に製品を購入した小売店がわからない場合や、新たに購入する小売店に引き取りを依頼できない場合は、お近くの「家電リサイクル協力店」に依頼することができます。収集運搬料金はお店により異なりますので直接ご確認ください。
青葉区の近辺の協力店は下記になりますので参考にしてください。
・Panasonic shop 大丸電機 荏田店
所在地：神奈川県横浜市青葉区荏田町２１２−１
・ソニーショップ セレック
所在地：神奈川県横浜市青葉区市ケ尾町１１６２−１ ファミリーコーポ市ヶ尾
詳しい家電リサイクル法対象製品の処分方法はこちらもご覧ください。
【横浜市】冷蔵庫の処分方法８選｜プロが教える賢い処分術
【横浜市】洗濯機の処分方法７選！プロが教える洗濯機を安く処分する方法
【横浜市】テレビの処分方法6選 |プロが教えるテレビの処分手順とポイント
パソコン
不要になったパソコンは、製造メーカーによる自主回収・リサイクルが法律で義務付けられています。製品にパソコンリサイクルマークが付いている場合は、製造メーカーが無料で回収を行います。
ただし、自作パソコンや日本から撤退した海外メーカーの製品など、回収義務が存在しない場合でも、一般社団法人パソコン３Ｒ推進協会がリサイクルを担当します。
横浜市では平成28年5月1日からパソコンのリサイクル回収が開始され、民間企業も小型家電リサイクルの認定事業者として積極的に回収業務を行っています。
・製造メーカーによる回収
製造メーカーが特定できる場合は、直接その製造メーカーにお申し込みください。
2003年10月以前に販売されたPCリサイクルマークのない製品については、回収は有料となります。
・宅配便によるパソコンの無料回収
リネットジャパン株式会社と提携し、平成28年4月1日から宅配便を利用した無料のパソコン回収サービスを提供しています。宅配便を利用して無料で回収が可能で、宅配業者が自宅での回収を担当しています。ディスプレイはパソコンとセットで申込む場合のみ無料です。
・パソコン３Ｒ推進協会による回収
メーカーがわからない場合、または自作パソコンや日本から撤退してしまった海外メーカーなど回収義務者が存在しないというような場合は、一般社団法人パソコン３Ｒ推進協会（TEL03-5282-7685）へお申し込みください。
・横浜市による回収
小型家電回収拠点一覧
小型家電回収ＢＯＸに投入して下さい。回収ボックスの投入口（30cm×15cm）に入る、長さ30cm未満のパソコン及びディスプレイが対象で、取り外せるバッテリーは必ず取り外してください。
青葉区の回収拠点は以下を参考にしてください。
・横浜市山内図書館
所在地：青葉区あざみ野２-３-２
・店頭での回収
エディオンやヨドバシカメラ、ケーズデンキなどの小売店の店頭回収となります。
詳しくは直接、認定事業者（民間企業）へお問い合わせください。
・ケーズデンキ たまプラーザ店
所在地：神奈川県横浜市青葉区新石川２丁目５−１
これらの方法を利用することで、パソコンを適切にリサイクルすることができます。自分に最適な方法を選び、環境に配慮した処分を心がけましょう。
あわせて以下の記事もご覧ください。
小型充電式電池 ・ボタン電池・消火器 ・アスベストを含むもの・バイク
小型充電式電池は、コードレスの家電製品や電動自転車などに使用される充電可能な電池であり、モバイルバッテリーも含まれます。これらの電池は、製造メーカーや輸入販売業者による自主的な回収・リサイクルが法律で義務付けられており、一般のごみ集積場所には出せません。
一般社団法人JBRDは、家電量販店や自転車販売店、ホームセンターなどに設置した黄色い回収缶（小型充電式電池リサイクルボックス）を通じて、これらの電池の回収を行っています。ボタン電池については、一般社団法人電池工業会が設置した回収缶を利用してください。
消火器やアスベストを含む製品の処分については、それぞれの製造メーカーに直接お問い合わせください。
二輪車を廃棄する場合には、自動車リサイクル促進センターの二輪車リサイクルシステムを活用して資源の有効活用・適正処理のご協力をお願いします。
このシステムでは平成23年10月から、二輪車リサイクルに係るリサイクル料金が無償になっています。
事業系ごみ・請負工事などで出るごみ
横浜市では、事業に関連するごみの収集は行っておらず、市内の資源回収ボックスも利用できません。自治会や町内会が行う古紙などの資源物の集団回収にも参加できません。
事業系のごみは少量でも資源物であっても、家庭ごみの集積場所に出すことはできません。
分別のルールを守らない場合には、勧告や命令を受けることがあり、分別を怠った場合には最大で過料2,000円の罰則が科されます。事業系ごみと家庭ごみの分別ルールは異なるため、予めご了承ください。
また、畳やブロック、フェンス、構造物、および交換された器具など、業者によって工事を依頼して発生したごみについては、その工事業者に処理を依頼してください。
もしリサイクルが困難な場合は、許可を持つ廃棄物処理業者に依頼することもできます。
横浜市の自治体回収のデメリット
横浜市の自治体のサービスは、大型ゴミを手軽に運び出す際や、処分日が少し遅れても問題ない場合に特に便利です。
このサービスは信頼性が高く、比較的低コストで利用できますが、一方でいくつかのデメリットも考えられます。
横浜市の自治体の処分と不用品回収業者の比較
横浜市の自治体での処分方法には、それぞれメリットとデメリットがあります。
これらを考慮すると、不用品回収業者に依頼するというのも考慮すべき選択肢の一つと言えます。
処分対象の品目や量などの個々の状況によって、最適な廃棄方法を選ぶことが重要です
そこで、自治体と不用品回収業者のサービスを比較してみます。
| 自治体 | 不用品回収業者 | |
|---|---|---|
| 回収の日時設定 | 最大数週間ほど待つ場合がある | ほぼ自由に設定できる |
| 自宅から運び出し | 基本的に不可 ✕ | 可能 ◎ |
| 申し込み時間 | ※ウェブのみ | 24時間対応の場合が多い |
| 買取対応 | なし | 可能な場合が多い |
| 利用手数料 | 200円〜 | 2,000円〜 |
| 家電リサイクル法対象家電 | 不可 ✕ | 可能 ◎ |
| 事業系のゴミ | 不可 ✕ | 可能 ◎ |
粗大ゴミを処分したい場合は、不用品回収業者の利用がおすすめ
青葉区で粗大ゴミの処分を自治体に依頼する場合、回収日の予約から始めて、重たいものを運び出したり、分別作業を行うなど、排出者にとって手間がかかることが少なくありません。
このような手間を省くために、家具や家電リサイクル法の対象となる主要な家電を処分したい場合や急な引っ越しを控えている場合には、不用品回収業者の利用が便利です。
横浜市のおすすめの不用品回収業者はこちらをチェック！
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| 受付時間 | 年中無休、24時間対応 |
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