横須賀市で粗大ゴミを処分したいと考えている方々で、「手続きはどこで済ませればいいですか?」「費用はどのくらい必要ですか?」「どうやって処分すればいいですか?」などといったお悩みがあるかもしれません。
自治体以外の手段も活用して、スムーズに粗大ゴミを処分する方法もございますので、横須賀市のホームページなどで分かりにくい点があれば、この記事を参考にしてください。
この記事では、横須賀市での粗大ゴミの適切な処分方法に焦点を当て、具体的な手順や方法をわかりやすく解説します。
自分に最適な処分方法を見つけ、スムーズに処理を進めましょう。
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横須賀市での粗大ゴミの基準
横須賀市における粗大ごみとは、家庭から出る大きなごみのことを指します。
具体的には、家具や家電製品などで、一辺が50センチメートル以上かつ2メートル未満のものが含まれます。
また、特定の形状や材質によっては、これより小さいものでも粗大ごみとして処理される場合があります。粗大ごみは市の定めた日程や方法で回収され、市民が適切に処分できるようにサポートされています。
令和5年10月1日から、横須賀市における粗大ごみの定義が変更され、「破砕できないごみ」が新設されました。これにより、家庭から出る大きなごみの中で、破砕することが困難なものが粗大ごみとして扱われるようになりました。
具体的には、家具や大型の家電製品、その他一辺が50センチメートル以上かつ2メートル未満の大きなごみが対象となります。
これらの粗大ごみは、横須賀市が指定する収集日や方法に従って適切に処理されます。
横須賀市での粗大ごみ・破砕できないごみの処分方法
横須賀市では、粗大ゴミを処分する際には以下の2つの方法があります。自治体で処分する場合は事前に予約が必要です。
一つは「戸別収集」であり、もう一つは「自己搬入」です。ご自身で持ち運ぶことが難しい場合は収集処分を依頼し、金額を抑えたい場合は直接処分場に持ち込む方法がおすすめです。
粗大ごみを処分する前に、物の寸法(縦、横、高さ)を測り、筆記用具とメモを準備しておくと、申し込み手続きがスムーズに進みます。
戸別収集
横須賀市で粗大ゴミ収集を利用する際には、事前に申し込みが必要であり、処分には費用がかかります。
以下の手順に従って、粗大ゴミを適切に処理してください。申し込みは先着順となりますので、早めの対応がおすすめです。
次に、各手順の詳細について詳しく説明します。
横須賀市粗大ごみ受付センターで申し込み
申し込みは電話またはインターネットで行い、処分料金の確認と収集日の予約をします。
それぞれの方法について詳しく説明します。
①インターネット申し込み
横須賀市 粗大ごみ受付センター
横須賀市では、「粗大ごみ受付センター」のインターネット申し込みに進みます。。
オンラインでの申し込みは24時間受け付けておりますが、定期的なメンテナンスが行われる場合もあります。
②電話での予約
日の出事務所:046-823-0868
(年末年始を除く月〜金曜 8時30分~16時まで)
基本的には、ご本人またはご家族の方が電話でお手続きいただくことが原則です。その際、収集日やごみの出し方、手数料などについて詳細をお伝えします。
月曜日などの休日明け、年末年始や3月から5月の引っ越し時期などは、申し込みが集中するため、できるだけ早めに余裕をもってお申し込みください。
③横須賀市公式LINE
横須賀市の公式LINEを利用すると、粗大ごみの申し込みや情報受け取りが便利です。LINEチャット画面で「粗大ごみ収集申し込み」などのキーワードを入力し、申し込み手続きを行います。申し込みフォームで収集日や出し場所などの必要事項を入力し、手数料の支払いが完了すると申し込みが確定します。申し込み後はLINEを通じて収集日や詳細情報が通知されます。
収集日に粗大ゴミを出す
申し込み時に指定した場所には、朝8時までに粗大ごみを出してください。
収集時間は指定できません。収集職員は家の内部には入らず、敷地の道路側にごみを出してください。立ち合いは必要ありませんが、品物に名前と品名を書いた紙を貼ってください。
申し込みされていない品物の収集はできません。通行の妨げにならないよう、倒れないように注意して整理して出してください。
手数料を支払う
横須賀市で粗大ゴミを処分する場合、申し込み方法によって手数料の支払いタイミングが異なります。申し込み前にどの方法で手続きを進めるかを確認し、その際に支払い方法についても確認することが重要です。
・横須賀市公式LINEやインターネットからの申し込みの場合: 通常は前払いとなります。つまり、申し込みを行う際に手数料を支払う必要があります。申し込みフォームの記入後、指示に従って手数料を支払い、その後収集日に粗大ゴミを出すことになります。
・電話申し込みの場合: 一般的には後払いとなります。つまり、収集日に収集職員が手数料を受け取る形となります。電話で申し込んだ後、指定された収集日に粗大ゴミを出し、収集職員が手数料を支払います。
持ち込み
横須賀市では、横須賀市内で発生したごみを直接処理施設へ搬入する方法で処分もできます。ごみの持ち込みは、ごみを発生させた本人または同居している家族に限られます。もし同居していないご親族がごみを持ち込む場合は、事前に市の関係窓口にお問い合わせください。
自己搬入場所では家具や家電、マットレスなどの粗大ごみを持ち込むことができますが、市の指定により収集可能な品目やサイズ制限があります。
自己搬入時にはリサイクル料金がかかり、市の指定する支払い方法で支払う必要があります。具体的な手続きや注意事項は、市の公式ウェブサイトや市役所で確認できます。
大型家具を処理施設まで運ぶには、軽トラックなどの大型車両が必要です。また、自宅から家具を運び出し、トラックに積み込んで処理施設まで運び、最後に荷物を降ろす作業も含まれるため、かなりの手間と労力が必要です。
横須賀市の粗大ごみの持込先
・横須賀ごみ処理施設 エコミル
所在地:〒240-0101 神奈川県横須賀市長坂5丁目1−1
TEL:046-854-4153
営業時間 : 8時30分~16時00分
定休日:土曜日・日曜日
粗大ゴミとして自治体で回収できないものの処分方法
自治体の回収サービスが対応していない大型ゴミでも、民間の不用品回収業者を利用すれば簡単に処分できます。
横須賀市では、以下の品目については自治体が収集、運搬、処理、処分を行いませんが、民間の不用品回収業者を利用すれば簡単に処分できます。
これらの業者を利用することで、手間をかけずにスムーズに大型ゴミを処分することができますので、是非ご利用をご検討ください。
家電リサイクル法対象の家電製品
家電リサイクル法に基づき、エアコン、テレビ(ブラウン管式、液晶・プラズマ式)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機については、排出者はそれらを適切に処分する責任があります。具体的には、小売業者に引き渡すことで責務を果たし、関係者全員がリサイクルの推進に協力しています。詳しくは、コチラをご覧ください。
・販売店に引き取り依頼
製品を購入するまたは購入した販売店に引き取りを依頼する場合、リサイクル料金と収集運搬料金がかかります。具体的な収集運搬料金は販売店によって異なります。
・収集事業者に依頼
買い替えではなく購入した販売店がなくなってしまったなどの場合、または購入した販売店が不明な場合、次の業者に収集を依頼してください。リサイクル料金と収集運搬料金がかかります。
業者名 | 電話番号 | 所在地 |
---|---|---|
株式会社東産業 | 046-822-3356 | 横須賀市安浦町1-6 |
有限会社嘉山牧場 | 046-856-4620 | 横須賀市武4-1-7-201 |
横須賀市資源回収協同組合 | 046-821-3815 | 横須賀市小川町21-8-302 |
株式会社リフレックス | 046-833-0700 | 横須賀市内川2-5-50 |
・直接指定引取場所に持ち込む
リサイクル料金は必要ですが、収集運搬料金は不要です。
土曜日は不定休のため、日曜日、祝日、年末年始などの休日についても事前に一度受付窓口までお問い合わせください。
・(株)東産業 佐原事業所
所在地:神奈川県横須賀市佐原4丁目404−18
TEL:046-822-3356
パソコン
家庭で使用済みのパソコンについては、「資源有効利用促進法」に基づき、パソコンメーカーなどが回収を行います。
ただし、ノートパソコンに関しては「小型家電リサイクル法」に基づき、使用済み小型家電回収ボックスでも回収が可能です。
詳細については、使用済み小型家電のページをご確認ください。
パソコンの宅配回収(協定事業者のご紹介)
横須賀市では、令和元年10月1日から環境省認定事業者のリネットジャパン(株)との協定を開始しました。リネットジャパン(株)では、平成15年9月以前に販売されたパソコンや自作のパソコンを無料で回収しています。
詳細は、リネットジャパンリサイクル株式会社をご覧ください。
処理が困難なもの・有害なもの・引火性のあるもの・危険なもの
一般家庭から出るごみでも、有害物質を含むもの、著しく悪臭を発するもの、危険性のあるものなど収集や処理に支障を及ぼすものは、横須賀市では取り扱っておりません。
処理などについては、「有害性物質を含むもの、危険性のあるものなどの連絡先」をご覧ください。
●有害性物質を含むもの:バッテリー(リサイクルできます)、化学薬品(容器も含む)、農薬(家庭用園芸用薬品、容器も含む)など
●危険性のあるもの:LPガスボンベ、消火器、注射針、メス、石油類、廃油、シンナーなど
●容積または重量の著しく大きいもの:耐火金庫、大型電気温水器、ピアノ、農機具、船外機、乗用草刈・芝刈機、コンプレッサー、電動カート、電動車いす、ボート、浴槽など
●その他処理に支障をおよぼすおそれがあるもの:原動機付自転車、オートバイや車の部品、タイヤ、瓦、ブロック、コンクリート、セメント、土砂、砂利、石、モルタル、石膏ボード、レンガ、ソーラーシステム、木の根、鉄筋、陶製便器、塗料、事業用業務機器、フロンガス使用機器(冷風機・除湿機など)、うす、ウォーターベッド、オイルヒーターなど
事業活動によって生じた粗大ごみ
事業者は、自らの事業活動によって生じる廃棄物を適正に処理する責任があります。
事業者は自らの事業活動から生じる廃棄物を適切に処理する責任があります。
横須賀市では粗大ごみは収集されないため、廃棄物収集運搬許可業者に委託して適切に処理してください。詳細については市の指示に従ってください。
粗大ごみは横須賀市では収集されないため、廃棄物収集運搬許可業者に委託して適切に処理してください。詳しくはこちらをご覧ください。
横須賀市での自治体回収のメリット
横須賀市の自治体回収には以下のようなメリットがあります。
①コストの低さ
自治体が提供する回収サービスは、通常、不用品回収業者に比べて処分費用が比較的低い傾向にあります。これは、地方自治体が公共サービスとして提供しているため、不要な品物をコストを抑えて処分することができ、特に予算に制約のある方や節約を重視する方にとって有益です。
②地域のルールに基づいた適切な処分
自治体が提供する回収サービスでは、地域の規定に基づいて処分が行われるため、環境保護や資源の有効活用が促進されます。地域社会全体の利益を考慮した処分方法が採用されることで、環境負荷を軽減する効果が期待されます。
③公的サービスとしての利便性と信頼性
自治体が提供する回収サービスは、行政の公的なサービスであり、その信頼性と安定性が保証されています。予約や申し込みが明確に制度化されているため、利用者は安心してこのサービスを利用することができます。
自治体回収には数多くの利点がありますが、一方で欠点も考慮しなければなりません。
横須賀市の自治体回収を利用する際、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。
- 回収対象の粗大ゴミが限られていること。
- 回収日時を指定できず、最大で1ヶ月程度待たされることがあること。
- 自宅からの運び出しは原則として自己負担であること。
家具と共に家電リサイクル法対象の家電を処分したい場合や、急な処分が必要な場合には、不用品回収業者に依頼することが便利です。
処分対象の品目や量などの個々の状況によって、最適な廃棄方法を選ぶことが重要です。
横須賀市の自治体での処分と不用品回収業者の処分の比較
これまで横須賀市の自治体で回収可能なものやその利点を紹介してきましたが、一方で回収できないものやデメリットもあります。
これらを考慮すると、不用品回収業者に依頼するというのも選択肢の一つです。そこで、自治体と不用品回収業者のサービスを比較してみます。
行政サービス | 不用品回収業者 | |
---|---|---|
回収の日時設定 | 最大数週間ほど待つ場合がある | ほぼ自由に設定できる |
自宅から運び出し | 基本的に不可 ✕ | 可能 ◎ |
申し込み時間 | ※ウェブのみ | 24時間対応の場合が多い |
買取対応 | なし | 可能な場合が多い |
利用手数料 | 200円〜 | 2,000円〜 |
家電リサイクル法対象家電 | 不可 ✕ | 可能 ◎ |
事業系のゴミ | 不可 ✕ | 可能 ◎ |
横須賀市の行政サービスは、手軽に運び出せる大型ゴミを処分する際や、処分日が少し遅れても問題ない場合に最適です。このサービスは信頼性が高く、比較的低コストで利用できます。
不用品回収業者の利用が良い場合
横須賀市の自治体サービスを利用する場合、処分可能なタイミングまで待つことができ、運搬が容易な粗大ゴミには最適ですが、いくつかのデメリットもあります。
家具や家電リサイクル法の対象となる主要な家電を処分したい場合や、急な引っ越しを控えている際には、不用品回収業者の利用が便利です。
「不用品回収いちばん」などの業者は、状態の良い家電類の買取も行っており、横須賀市での不用品処分を効率的かつ経済的に行う手助けをしています。
横須賀市での不用品処分においては、状況に応じて最適な方法を選択することが重要です。
自治体のサービスと不用品回収業者を上手に組み合わせて、処分を効率的に進めましょう。
粗大ゴミを手軽に処分したい場合は不用品回収業者の利用がおすすめ
横須賀市で粗大ゴミの処分を自治体に依頼する場合、回収日の予約から始めて、重いものを運び出したり、分別作業を行うなど、排出者にとって手間がかかることが多いです。こうした手間を省き、簡単に粗大ゴミを処分したい方には、民間の不用品回収業者を利用するのがおすすめです。
『不用品回収いちばん』では、以下のような利点があり、スムーズで便利に粗大ゴミを回収してもらえます。
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- 分別作業は一切不要です。
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