港区で冷蔵庫を処分したいけれど、「重たくて自分では運べない」「なるべく費用を抑えたい」「処分方法が分からない」という疑問をお持ちの方が多いことでしょう。
冷蔵庫は家電リサイクル法によりリサイクルが義務付けられていますので、一般のごみと同様に簡単に処分することはできません。
この記事では、港区の皆さんに向けてご希望に応じた処分方法を知ることが出来ますので、冷蔵庫の処分にお困りの方は是非最後までご覧ください。
冷蔵庫は一般ゴミや粗大ごみとして処分出来ません。
冷蔵庫は家電リサイクル法（特定家庭用機器再商品化法）によりリサイクルが義務付けられており、洗濯機やエアコン、テレビと同様、一般のごみや粗大ごみとしては捨てることができません。
家電リサイクル法の目的は廃棄された家電製品の回収とリサイクルを効率的に行い、資源を有効活用することで、環境保護を促進し国の経済発展に寄与することです。
したがって、冷蔵庫を処分する際には、「家電リサイクル料金」と「収集運搬料金」を支払い、指定された手順に従ってリサイクル処理を行う必要があります。
- 「家電リサイクル料金」: 家電をリサイクルする際に発生する費用
- 「収集運搬料金」: 業者が指定された引取場所まで家電を運ぶ際に発生する費用
「家電リサイクル料金」と「収集運搬料金」の具体的な金額は以下のとおりです。
| 対象品目 | 家電リサイクル料金 | 収集運搬料金 | 合計金額 |
|---|---|---|---|
| 冷蔵庫 170L以下 | 約3,740円～ | 約2,200円 | 約6,000円～ |
| 冷蔵庫 171L以上 | 約4,730円～ | 約2,200円 | 約7,000円～ |
冷蔵庫の「家電リサイクル料金」は製造メーカーや製品によって異なるため、詳しくは家電製品協会 リサイクル料金一覧で確認できます。
「収集運搬料」は、特に基準が決められておらず、処分を依頼する業者によって金額が異なるため、処分費用を抑えたい場合は「収集運搬料」に着目して業者選びをすると良いです。
処分の内容によっては出張費や作業費、階段費などの「その他の追加費用」が上乗せされる場合があります。
「家電リサイクル料金」と「収集運搬料金」、さらに「その他の追加費用」が加わると処分費用が高額に感じられることもあるとは思います。
次からは、できるだけ費用を抑えて冷蔵庫を処分する方法を紹介します。
冷蔵庫を正しく処分する方法6選
港区で冷蔵庫を処分する方法は以下のように主に6つあります。
①23区の家電リサイクル受付センターに依頼。（家電リサイクル料金＋収集運搬費）
②買い替えや購入した小売店での引き取り。（家電リサイクル料金＋収集運搬費）
③23区指定の引き取り場所に持ち込む。（家電リサイクル料金）
④リサイクルショップに買い取ってもらう。
⑤フリマアプリやネットオークションで売る。
⑥不用品回収業者に依頼する。
④買取業者・リサイクルショップ
⑤フリマアプリ・ネットオークション
⑥不用品回収業者
上記の３つは「家電リサイクル料金」と「収集運搬料金」がかからない冷蔵庫の処分方法となります。
次にそれぞれのメリットとデメリットを含めて6つの処分方法を詳細に解説します。
方法① 家電リサイクル受付センター
港区の自治体に冷蔵庫の処分について問い合わせると、「家電リサイクル受付センター」を紹介されます。
家電リサイクル受付センターで申し込みをすると、地区ごとに回収を担当している指定業者を紹介してもらえます。自治体が推奨しているので信頼感があり安心して処分を任せられます。
回収当日までに、郵便局で家電リサイクル料金を支払い、支払い済みのリサイクル券を冷蔵庫と一緒に指定業者に提出してください。
指定された業者では、屋外からの回収を行うため回収当日には自身で家の外に出しておく必要があります。
一部の業者は家からの搬出も行っておりますが、その場合は追加の費用が発生することがあります。また、訪問のタイミングに柔軟性がなく、スケジュールが合わせにくいのもデメリットです。
◼️処分の流れ
※事前に製品のメーカーと内容量の確認必須。
①家電リサイクル受付センターで予約する。
②リサイクル料を郵便局で支払う。（平日のみ受付）
③業者の指示に従い冷蔵庫を屋外に出しておく。
④回収業者に支払い済みのリサイクル券も一緒に提出する。
家電リサイクル受付センターで予約される際はコチラからお願い致します。
方法② 家電量販店
家電量販店では、買い替えと同時に古い冷蔵庫を回収してもらえるため、出張費用が不要で手間なく処分できます。搬入・搬出作業も専門の作業員に任せられるので便利です。
港区の家電量販店で冷蔵庫を処分する方法にはいくつかのパターンがございます。
新しく冷蔵庫を買い替える場合
家電量販店では、新しい冷蔵庫を購入する際に、古い冷蔵庫の引取り処分を依頼できます。
配送と同時に古い冷蔵庫を回収してもらえるのでスムーズに入れ替えることが出来ます。
一部の店舗では「買取り」や「下取り」などのサービスも提供しており、古い冷蔵庫を店舗に持ち込むことで、お得に新しい冷蔵庫を購入することが出来ます。
冷蔵庫の処分のみ依頼する場合
店舗への持ち込みか自宅への引き取りを選択することが出来ます。
どちらの場合であっても店頭での申し込みが必要となります。
・店頭への持ち込みの場合
自分の都合の良い時間に手続きを済ませることが出来、追加の出張費がかからず処分費用もお得になります。
ただし、大型の冷蔵庫を運ぶ際はかなりの労力が必要となり、手間もかかります。
・自宅への引き取り場合
運び出す必要がないため手間と労力があまりかかりません。
ただし、家電リサイクル料金と収集運搬料金がかかり、事前に料金の確認も必要となります。
訪問のタイミングには柔軟性がなく、スケジュールを調整しなければなりません。
◼️処分の流れ
①家電量販店に来店。
②「新しい冷蔵庫への買い換え」か「冷蔵庫の処分のみ」かのどちらかを選ぶ。
③料金を支払い、別日の処分になるため日程を調整する。
④新しい製品の配達時に回収してもらうか、直接持ち込むor引き取りかを選ぶ。
・港区の家電量販店の一例
①ビックカメラ 赤坂見附駅店
所在地： 東京都港区赤坂３丁目１−６
TEL：03-6230-1111
営業時間：10:00～22:00
定休日：なし
②Air BicCamera アクアシティお台場店
所在地： 東京都港区台場１丁目７−１ アクアシティ お台場 3F
TEL：03-5564-7111
営業時間：11:00～20:00 (土日21:00閉店)
定休日：なし
方法③ 指定引取場所（持込み）
「指定引取場所」への持ち込みは、今回紹介する方法の中では最もコストをかけずに処分することが出来ます。
家電リサイクル料金だけで処分できるので安く抑えられますが、大型の冷蔵庫を運ぶにはかなりの労力が必要となり、搬出・運搬の手段を持っていないとその準備のために費用がかかってしまうことがデメリットです。
「指定引取場所」は東京都内の数カ所に存在しており、家電メーカーが使用済みの対象家電の引取りを目的として設けています。
ただ、港区内には指定引取所がないため、近隣の区の指定引取所に持ち込む必要があります。
◼️処分の流れ
※事前に製品のメーカーと内容量の確認必須。
①指定引取場所に電話予約する。
②リサイクル料金を郵便局で支払う。
③支払い済み証明書と一緒に冷蔵庫を指定引取場所へ運搬する。
・港区近隣にある指定引取場所
岡山県貨物運送(株) 京浜支店
所在地：東京都大田区平和島２丁目１−１京浜トラックターミナル１０号棟
TEL：03-3762-8261
受付曜日：月〜土
受付時間：9:00～11:30 13:00〜17:00(土曜日9:00～11:30 )
休業日：日・祝日
方法④ 買取業者・リサイクルショップ
国内メーカーの製造から5〜10年以内の比較的状態の良い冷蔵庫を買取り対象として受け入れており、買い取ってもらうことでお金に換えることができます。
製造から5年以上経過した冷蔵庫でも買い取ってもらえることがありますが、通常は数千円〜無料での引き取りになることが一般的です。
出張サービスのある店舗であれば自宅まで来て査定や買取りをしてもらえるため、運搬の手間を省くことが出来ます。
ただ、買取金額を自分で決めることが出来ないのと、買取対象に入っていないと処分ができません。また、買取が受けられない場合は、別の処分方法を探す必要があります。
・港区周辺のリサイクルショップの一例
リサイクルショップ 出張買取MAX 港区
所在地： 東京都港区南青山２丁目２番１５号 942
TEL：03-5758-6166
営業時間：9:00～20:00
定休日：なし
方法⑤ フリマアプリ・ネットオークション
「フリマアプリ・ネットオークション」では、買取業者やリサイクルショップで受け入れられなかった冷蔵庫であっても販売出来る可能性があります。
状態や年式に関係なく、価格を自由に設定して販売することが出来ます。
「メルカリ」では、大型商品を安全に送るための「梱包・発送たのメル便」というサービスがあり、冷蔵庫の取引でも安心して行えます。
「ヤフオク」では、オークション形式で入札を競わせることができ、適切な活用により相場以上の価格で売却できるかもしれません。
出品後の売却タイミングや売れるかどうかは不確定であるため、処分するまでに時間がかかってしまいます。
また、ネット上の個人間での取引となるため、他の方法よりもトラブルが発生しやすいのが難点です。
◼️処分の流れ
①アプリやサイトに登録する。
②製品の写真を撮影し、詳細な説明を添えて出品する。
③買い手が見つかれば取引が成立し、発送までやり取りする。
④支払いと配送作業を終えて取引を完了する。
特に販売にこだわらないという方は「ジモティー」などで無料で引き取ってくれる人を見つけるのも良いかもしれません。
方法⑥ 不用品回収業者
不用品回収業者は専門的に処分を行う専門家であり、多様なサービスを提供しています。
忙しい方でも迅速に冷蔵庫を処分することができます。
回収日時や具体的な時間帯も指定できるので、自分のスケジュールに合わせて処分することが可能です。
また、冷蔵庫だけでなく家庭内のさまざまな不用品も一括で回収してくれるのが不用品回収業者の利点です。
ただし、業者によって価格やサービス内容に違いがあり、中には信頼性の低い業者も存在するため、業者選びには注意が必要です。
「忙しくて時間がない」「他にもさまざまな不用品を処分したい」という方には、不用品回収業者を利用することをおすすめします。
冷蔵庫の処分は不用品回収いちばんにおまかせください！
今回は冷蔵庫の処分方法について詳しく説明させて頂きましたが、いかがだったでしょうか？
年度の変わり目や引越しの際に、一気に不要な物を片付けたいと思う方も多いでしょう。
時間がない方や一人暮らしの方には、手間をかけずにスムーズに処分できる不用品回収いちばんがオススメです。
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