粗大ゴミの処理方法は地域によって異なり、理解するのが難しいことがあります。
大型家具や家電、不要な物品を効率的に処分する方法や選択肢について、一般の方にもわかりやすく紹介します。
自治体の回収サービスから不用品回収業者の利用まで、幅広い情報を通じて、環境保護と便利な処分方法の両立を支援します。
この記事では、豊島区での適切な粗大ゴミの処分方法に焦点を当てて詳述します。
また、自治体の回収範囲外の不用品についても対処方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
豊島区での粗大ごみとは?
家庭で使用されていた、一辺が30センチメートルを超える家具や家庭用品などは、粗大ごみに分類されます。これらは、解体や分解しても粗大ごみとして処理されます。
粗大ごみの処理は有料で、粗大ごみ受付センターへの事前の申し込みが必要です。
お申し込みは、電話またはインターネットで受け付けています。お申し込みのない粗大ごみは収集できませんので、予めご了承ください。
豊島区での粗大ごみの処理方法
豊島区で粗大ごみを処分する方法は「収集での処分」のみになります。直接持ち込みでの処分はできません。
豊島区の粗大ごみの収集は事前申し込み制で有料です。豊島区において粗大ゴミを処理する際は、以下の手順に従ってください。
箱物家具、テーブルなど、一部の品物は大きさによって料金が変わりますので、予め寸法(縦・横・高さ)を測っておくとスムーズに申し込み手続きが進みます。
以下の手順に従って、粗大ゴミを適切に処理してください。
事前に予約を行う
申し込みは電話またはインターネットで行い、処分料金の確認と収集日の予約をします。
それぞれの方法について詳しく説明します。
①インターネットでの申し込み
豊島区 粗大ごみ受付センター
③電話での予約
粗大ごみ受付センター TEL.03-6633-2211(年末年始を除く、月〜土9時~17時まで)
休日後や年末年始、引っ越しシーズンなどは、特に電話が込み合い、つながりにくいことがあります。
有料粗大ごみ処理券を購入
粗大ゴミの処理には予約が必要で、豊島区の有料粗大ごみ処理券は、区内のコンビニエンスストアなどで販売されています。販売されている券には、200円のA券と300円のB券の2種類があります。適切な金額に合わせて、これらのシールを組み合わせて貼ってください。
粗大ゴミ処理券を貼り付け、粗大ごみを出す
シールには「氏名(集合住宅の場合は部屋番号も記入)」または「受付番号の下4ケタ」をご記入の上、粗大ごみごとに適切な枚数を見やすい場所に貼ってください。
また、豊島リサイクルセンターでは、再利用可能な家具類を簡易な修理・清掃の後、無料で提供しています。再利用を希望しない場合は、粗大ごみ処理券の氏名記入欄の余白に「再利用不可」と明記してください。
粗大ゴミとして回収できないものの処分方法
以下に該当する大型ゴミは、それぞれ適切な方法で処分する必要があります。これらの適切な処分方法については後述にて説明いたします。
粗大ゴミとして回収できないもの | 品目 |
---|---|
家電リサイクル法により粗大ごみとして申込みできない品目 | テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・エアコン・洗濯機・衣類乾燥機等 |
パソコンリサイクル法の対象となる品目 | デスクトップパソコン、ノートパソコン、ディスプレイ 等 |
適正処理困難物とみなされるもので申込みできない品目 | 自動車(バッテリー、マフラー等の部品も含む)、オートバイ(バッテリー等の部品も含む)、自動車タイヤ、ピアノ、耐火用金庫、消火器、コンクリートブロック、ガスボンベ類 |
収集運搬が困難なもの | 長さが概ね1m80cm、太さが概ね30cmを超えるもの等 |
事業活動によって生じた粗大ごみ | お店や事務所、会社などの事業活動により生じた廃棄物 等 |
自治体の回収サービスが対応しない大型のゴミでも、民間の不用品回収業者を利用すれば、手軽に処分できますので、ぜひご活用ください。
家電リサイクル法により粗大ごみとして申込みできない品目
豊島区では、家電リサイクル法の対象であるテレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどは自治体での処分が認められていません。これらの家電を処分する際には、家電リサイクル法に基づいた方法を遵守する必要があります。
小売店が不明な場合は処分を下記の家電リサイクル受付センターへお申し込みください。
品目 | リサイクル料金 | 収集運搬料金 |
---|---|---|
テレビ(15型以下) | 1,870円 | 2,618円 |
テレビ(16型以上) | 2,970円 | 2,750円 |
エアコン | 990円 | 3,157円 |
冷蔵庫・冷凍庫(170L以下) | 3,740円 | 3,157円 |
冷蔵庫・冷凍庫(171L以上) | 4,730円 | 3,157円 |
洗濯機・衣類乾燥機 | 2,530円 | 3,157円 |
メーカーの指定引取場所へご自分で持ち込んで引き取ってもらうこともできます。
・東亜物流株式会社 板橋営業所
パソコン
豊島区では、家庭から排出される使用済みパソコン(家庭用パソコン)については、資源有効利用促進法に基づき、製造メーカーによるリサイクルが義務付けられています。このため、豊島区ではパソコンの回収は行っておらず、以下の方法で処分してください。
宅配による回収
豊島区の連携・協力事業者であるリネットジャパンリサイクル株式会社が、宅配便による回収を行っています。
回収品目にパソコン本体が含まれている場合、1箱分の回収料金が無料となります。(無料となる箱のサイズと重量の上限は、3辺合計140cm以内、重量20kg以下です)
詳細は、リネットジャパンリサイクル株式会社をご覧ください。
パソコンメーカーによる回収
「資源有効利用促進法」に基づき、家庭で使われなくなったパソコンは、各メーカーが回収し、再資源化を行っています。回収方法については、各メーカーに直接お問い合わせください。
リサイクル料金はメーカーによって異なりますが、PCリサイクルマークが付いた製品には、購入時にリサイクル料金が含まれています。自作パソコンなど、特定の製造メーカーがない場合は、一般社団法人パソコン3R推進協会が有償で回収・再資源化を行っていますので、詳細については協会にお問い合わせください。。
適正処理困難物とみなされるもので申込みできない品目
下記のものは区で収集できません。製造元や販売店に相談してください。
種類 | 具体例 |
---|---|
有害性のあるもの、危険性のあるもの、著しく悪臭を発するもの | ガスボンベ類、石油類、工業製品、未使用の花火、塗料、印刷用インク、マッチ、現像液など |
処分場の管理または処分作業に支障をきたすおそれのあるもの | 消火器、金庫、薬品類など |
その他 | 自動車、オートバイ、タイヤ、ピアノ、自動車・オートバイ用バッテリー、小形二次電池、石、砂、土、 長さ・高さが180センチメートルを超えるもの |
これらの品目を処分する際には、直接購入した販売店やメーカーに問い合わせる必要があります。お困りのときは、清掃事業課や清掃事務所にお問い合わせください。
事業所から出る粗大ごみ
豊島区内で発生するごみのうち、約3分の1が事業系ごみです。
法律により、このごみは各事業者が自己処理することが義務付けられています。家庭ごみの減量とリサイクルは進んでいますが、事業系ごみの減量はまだ進んでいません。
このため、豊島区は事業系ごみの量を制限することで、全体のごみの排出を抑え、減量を推進しています。
豊島区の自治体回収のメリット
豊島区の自治体回収には以下のようなメリットがあります。
- 処分費用が比較的抑えられる
自治体が提供する回収サービスは通常、不用品回収業者に比べて処分費用が相対的に低い傾向があります。これは地方自治体が公共サービスとして提供しているため、経済的なメリットがあり、特に予算に制約のある方や節約を重視する方にとって有益です。 - 行政の公的なサービスである
自治体が提供する回収サービスは行政の公的なサービスであり、その信頼性と安定性が確保されています。予約や申し込みが明確に制度化されているため、利用者は安心してこのサービスを利用することができます。 - 地域の規定に基づいた処分
自治体が提供する回収サービスでは地域の規定に基づいて処分が行われるため、環境保護や資源の有効活用が促進されます。地域社会全体の利益を考慮した処分方法が採用されることで、環境への負荷を軽減する効果が期待されます。
自治体による粗大ごみの回収は、地域の規則に基づき、地域社会における資源の効果的な利用や環境保護を推進します。
このように、自治体回収には多くのメリットがあります。しかし、以下のようなデメリットも考慮されます。
- 粗大ごみの収集対象が限られている。
- 回収予定日の指定ができず、最長で1ヶ月待つ場合がある。
- 自宅からの運搬費用は原則として自己負担となる。
家具と共に家電リサイクル法の対象となる家電を処分したい場合や、急な処分が必要な場合には不用品回収業者に依頼するのが便利です。
処分する品目や量、それぞれの状況に応じて、最適な廃棄方法を選択することが重要です。
豊島区の自治体での処分と不用品回収業者の処分の比較
では、豊島区の自治体で回収可能なものやその利点・欠点を紹介しましたが、不用品回収業者に依頼することも検討すべきです。自治体と不用品回収業者のサービスを比較してみましょう。
比較点 | 自治体 | 不用品回収業者 |
---|---|---|
回収の日時設定 | 最大数週間ほど待つ場合がある | ほぼ自由に設定できる |
自宅から運び出し | 基本的に不可 ✕ | 可能 ◎ |
申し込み時間 | ウェブのみ | 24時間対応の場合が多い |
買取対応 | なし | 可能な場合が多い |
利用手数料 | 200円〜 | 2,000円〜 |
家電リサイクル法対象家電 | 不可 ✕ | 可能 ◎ |
事業系のゴミ | 不可 ✕ | 可能 ◎ |
不用品回収業者の方が良い場合
家具や家電リサイクル法の対象となる主要な家電を処分したい場合や、急な引っ越しを控えている際には、不用品回収業者を利用するのが便利です。
例えば、「不用品回収いちばん」などの業者は、状態の良い家電類も買取可能であり、渋谷区での不用品処分を効率的かつ経済的に行う手助けをしています。
豊島区における不用品処分では、状況に応じて最適な方法を選択することが肝要です。自治体のサービスと不用品回収業者をうまく組み合わせて、処分を効率的に進めましょう。
粗大ゴミを手軽に処分したい場合は不用品回収業者の利用がおすすめ
豊島区での不用品処分には、状況に応じて最適な方法を選ぶことが重要です。
行政サービスと不用品回収業者をうまく組み合わせて、効率的に処分を進めましょう。
おすすめの不用品回収業者
『不用品回収いちばん』では、以下のような利点があり、スムーズで便利に粗大ゴミを回収してもらえます。
- 作業員がご自宅まで粗大ゴミを運び出してくれます。
- 分別作業は一切不要です。
- 多様な種類の粗大ゴミを回収可能(リサイクル家電も対応しています)。
- 豊富なパック料金プランで、粗大ゴミが多い場合でもお得に処分できます。
- 割引サービスも利用できるため、さらにお得に。
『不用品回収いちばん』は、状態の良い家電を買取可能で、経済的かつ効率的な不用品処分ができます。
営業は24時間年中無休で、電話、LINE、メールでの相談を受け付けており、即日回収も可能です。粗大ごみの運び出しから分別作業まで全て業者が行い、リサイクル家電も含め幅広く対応しています。
パック料金プランや割引サービスも充実し、顧客満足度も高いです。
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不用品回収いちばんの基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
サービス内容 | 不用品回収・ごみ屋敷片付け・遺品整理・ハウスクリーニング |
料金目安 | SSパック:8,000円〜 |
対応エリア | 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県 |
受付時間 | 年中無休、24時間対応 |
電話番号 | 0120-429-660 |
支払い方法 | 現金払い、クレジットカード、請求書払い(後払い)、分割払い |
その他 | 「WEB割を見た」とお伝えいただければ割引サービス |
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