布団を処分したくても、どうやって処分すれば良いのか悩む方は多いでしょう。実は布団の捨て方には、8種類もの方法があるのをご存知ですか?たくさんの捨て方を知っていれば、自分に合った方法を見つけてスムーズに処分することができます。
この記事では、自治体のゴミ回収も含めた「8つの布団の処分方法」を詳しく解説します。どの方法が自分に最適か、処分のタイミングや注意点も併せてご紹介。布団を今すぐ処分したい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。疑問や不安を解消し、スムーズに処分できるようサポートいたします。
布団の状態によって処分方法が変わる
・新品や未開封の布団
「フリマアプリ・オークション」や「ジモティー」を活用すれば、お金に換えたり無料で譲ったりできます。ブランド品や高級布団であれば、買取業者やリサイクルショップに持ち込むと、買取してもらえる可能性もあります。状態が良いものは、これらの方法を合わせて検討してみてください。
ダウン率50%以上の布団 羽毛布団の場合
品質タグを確認し、ダウン率が50%以上であれば無料で処分できるサービスもあります。詳細は「無料回収サービス」で詳しく解説していますので、そちらを参考にしてみてください。
布団の処分方法8選
ここからは布団の処分方法について詳しく解説します。
- 可燃ごみとして捨てる
- 粗大ごみに出す
- 買い替え時に引き取ってもらう
- 無料回収サービスを利用する
- フリマアプリに出品する
- リサイクル・寄付する
- 引越し業者に回収してもらう
- 不用品回収業者に依頼する
それぞれの方法について詳しく見ていきます。あなたに合った方法を見つけて、効率的に布団を処分しましょう。
可燃ごみとして捨てる
布団を処分する際、自治体のごみ回収を利用する方法があります。布団を可燃ごみとして出す場合、以下のステップを実行します。
- 布団を切る: 裁縫バサミを使って布団を小さく切ります。自治体によりますが、一般的には1辺が30cm以下になるように切りましょう。
- ゴミ袋に入れる: 小さく切った布団を燃えるゴミの袋に入れます。指定のゴミ袋がある場合は、袋に収まるように布団をカットします。
- 指定日に出す: 燃えるゴミの日にゴミ袋を出します。
この方法のメリットは、布団を無料で処分できることです。ただし、布団を切るのに手間がかかり、部屋の片付けも大変です。カビやダニの飛散にも注意が必要です。
粗大ごみに出す
ここからは、布団を粗大ごみとして処分する方法について解説します。主に2種類の方法がありますので、あなたに合った方法を選んでみてください。
1. 指定場所までの戸別回収
まずは、家の近くの指定場所まで回収してもらう方法です。この方法の手順は以下の通りです。
- 申し込み: 電話、HP、FAXのいずれかで申し込みをします。布団のサイズを聞かれるので、事前に測っておくとスムーズです。
- 回収日と処理料金の確認: 回収日、処理料金、有料ごみ処理券の種類を確認し、メモを取っておきましょう。
- 有料ごみ処理券の購入: スーパーやコンビニで有料ごみ処理券を購入し、布団に貼ります。
- 指定場所に運ぶ: 回収日の朝8時までに、布団を指定場所に出します。前日の夜に出すと近所迷惑になるので、必ず当日の朝に出しましょう。
この方法のメリットは、処分費用が安く済むことと、自治体の業者に依頼するため安心感があることです。費用は布団1点あたり500円程度です。
ただし、事前に申し込みが必要で、繁忙期には予約が取りづらいことがあります。また、自分で運び出す手間があります。
2. 自治体の粗大ごみ回収
次に、自治体の粗大ごみ回収に出す方法です。この方法の手順は以下の通りです。
- 申し込み: お住まいの地域の自治体でインターネットか電話で粗大ごみ回収の申し込みをします。申込時に処分に必要な金額を確認し、粗大ごみを出す日時を決めます。
- 処理券の購入: 必要な金額分の粗大ごみ処理券を郵便局やコンビニで購入します。
- 処理券の貼り付け: 粗大ごみ処理券を布団に貼り付け、指定された日時の前に出しておきます。指定された時間を過ぎると回収されないので注意が必要です。
この方法も、比較的安く処分できるためおすすめです。費用は布団1点あたり200円~500円前後です。
ただし、処分日時の細かい指定ができず、急いでいる場合にはすぐに捨てられないことがデメリットです。そのような場合は、不用品回収業者の利用も検討してみてください。
3.処理場まで持ち込み回収
布団を処分する方法として、自分で自治体のごみ処理場まで持ち込む方法もあります。ただし、持ち込み回収を実施していない自治体もあるので、事前に自治体のホームページなどで確認する必要があります。
手順は以下の通りです。
- 申し込み
- 電話または自治体のホームページで申し込みを行います。
- 受付時間に注意し、日中の受付時間内に連絡をしましょう。
- 持ち込み日
- 受付が完了したら、指定された日にごみ処理場へ持ち込みます。
- 持ち込みの日にちと時間を確認し、予約の電話は少なくとも2週間前に済ませておくことをおすすめします。
- 受付と荷降ろし
- ごみ処理場に到着したら受付を済ませます。
- 荷降ろしは自分で行う必要があるため、布団を車から下ろす際には注意が必要です。特に女性や高齢者の方は手伝ってもらう人を同伴すると安心です。
- 料金の支払い
- 料金はその場で現金で支払う場合と、ごみ処理券を事前に購入して支払う場合があります。申し込みの際に案内されるので、確認しておきましょう。
メリット
- 処分費用が安い: 自分で持ち込むため、処分費用は数百円程度で済むことが多いです。
- 困らない: 自治体に直接相談できるため、捨て方に困ることがありません。
デメリット
- 事前に申し込みが必要: 持ち込みには予約が必要で、事前の手続きが必要です。
- 自治体によって実施していない場合がある: 持ち込み回収を行っていない自治体もあるため、確認が必要です。
- 自分で運ばなければいけない: 布団を自分で運び、荷降ろしする手間がかかります。
まとめ
布団を処分する際は、自治体の粗大ごみ回収を利用する方法が手軽で安価です。事前に申し込みをし、処理券を購入するだけで処分が完了します。自分で運び出す手間がかかりますが、指定場所までの戸別回収を利用することで、料金を抑えつつ簡単に処分できます。急ぎの場合や手間をかけたくない場合は、不用品回収業者の利用も検討してみてください。
買い替え時に引き取ってもらう
新しい布団への買い替えを考えている方は、購入する店舗で古い布団を引き取ってもらうのも一つの方法です。以下に、代表的な布団メーカーの引き取り方法を紹介します。
メリット
- 処分費用を抑えられることがある
- 配送のタイミングで引き取ってもらえるので手間がかからない
デメリット
- 新しく布団を購入しないと利用できない
- 下取りサービスを実施している店舗が限られている
ニトリで布団を処分する
大手家具メーカーのニトリでは、布団の回収サービスを行っています。新しく購入する布団と同じ数量または同じ容量の布団を回収してもらえます。
条件
- 回収料金は1回につき4,400円
- 回収可能な布団は購入した布団と同じ数量または同容量のもの
- ニトリで新たに家具を購入した場合に限る
例えば、シングルベッドを購入した場合はシングルの布団のみ回収可能です。事前に電話で確認しておくと、当日の手間を省くことができます。ニトリで購入した布団でも、新しい布団を購入しないと引き取りはしてもらえませんので、注意してください。
ベルメゾンで布団を引き取ってもらう
ベルメゾンでは対象商品を購入することで、無料で布団を引き取ってもらえるサービスがあります。新しい布団に付いてくる送り状を使って、不要な布団を発送するだけで回収してもらえます。回収された布団は解体され、新しいダウンとして再利用されるのも魅力的です。
条件
- 販売価格41,800円以上かつ大型商品送料7,150円の商品を購入した場合
- 回収可能な布団は同じ種類の不要家具に限る
- 沖縄、離島など一部地域を除く全国エリアが対象
このように、購入店舗での引き取りサービスを利用することで、手間をかけずに古い布団を処分することができます。新しい布団を購入する際には、ぜひこのサービスを活用してみてください。
無料回収サービスを利用する
羽毛布団を処分する際に、品質表示ラベルに記載されているダウン率が50%以上であれば、「Green Down Project」の無料回収サービスを利用できます。このサービスは、全国のイオンモール、百貨店、クリーニング店などで行われている一般社団法人が運営しているものです。
「Green Down Project」は、ダウン製品の無料回収を通じてリサイクルを推進しており、布団を細かくカットする必要がないため、手間をかけずに簡単に処分できます。
お近くのGreen Down Project加盟施設は、「Green Down Projectの公式サイト」から検索できます。各施設によって回収方法が異なるため、事前に回収方法や手順を確認しておくことをおすすめします。
フリマアプリに出品する
布団がまだ使用可能な状態であれば、フリマアプリに出品するのも一つの手です。処分費用がかからず、むしろお金が入ってくるのがメリットです。特にメルカリでは、160cm以下のサイズであれば「らくらくメルカリ便」を利用して全国一律料金で配送することができます。手数料を払いたくない方は、購入者との合意の上、直接引き取りを行うのも良いでしょう。
新品や未開封の布団や高価な布団をお持ちの方は、これらを売却してお金に変えることができます。ただし、出品から発送まですべて自分で行う必要があります。販売できれば利益を得られる一方、出品しても必ず売れるとは限らず、売れるまでに時間がかかることもあります。そのため、すぐに布団を処分したい方には向いていません。
状態が悪い布団の場合、売れにくいだけでなく、取引後にクレームになる可能性もあるため、そのような場合は思い切って自治体のゴミ回収を利用して処分しましょう。
リサイクル・寄付する
使用可能な布団は、寄付やリサイクルで再利用することができます。発展途上国や施設では、使用済みの布団も必要とされており、支援活動を行うNGOや動物愛護団体に寄付することで、布団を有効活用してもらえます。これにより、不要な布団を処分しつつ、誰かの役に立てるという嬉しい結果が得られます。
特に、新品や新品同様の布団は、発展途上国支援団体や養護施設などに寄付するのがおすすめです。団体や施設ごとに、寄付の受付方法や布団の種類(掛け布団、敷き布団、毛布など)が異なるため、寄付先を選ぶ際には事前に確認しておくと良いでしょう。時期や状況によって、受け付けている布団の種類や上限枚数が変わることもあるため、最新の情報をチェックすることが大切です。
メリット
- 社会貢献につながる
- ゴミにならないため環境に優しい
デメリット
- 送料は自己負担
- 悪質な活動を行う寄付団体に注意
寄付の前には、受け付けている布団の種類や枚数を確認し、適切な持ち込みや発送を検討しましょう。こうすることで、布団を無駄なく有効に活用することができます。
引越し業者に回収してもらう
引越し業者の中には、引取サービスを提供している会社もあります。引っ越しに伴って布団を処分したい場合、この方法がおすすめです。
利用方法
見積もり時に布団の回収を希望することを伝えるだけで、引越し作業日に回収してもらえます。布団の量や状態によって料金が異なるため、詳細は見積もり時に確認してください。
メリット
- 簡単便利: 引越しと同時に布団を処分できるため、手間が省けます。
- 運搬不要: 自分で布団を運ぶ必要がありません。
デメリット
- 追加費用: 引越し代金とは別に回収費用がかかります。
- 業者の制限: すべての引越し業者が引取サービスを行っているわけではありません。
対応業者の例
- アリさんマークの引越社: 支店によって処分料は異なりますが、当日の粗大ごみ処分にも対応しています。
- アップル引越センター: 布団一式(敷布団+掛け布団)の処分費用は2,200円前後ですが、引っ越しサービスを利用することが条件です。
引っ越し予定がない場合
引っ越しの予定がない方や、引取サービスを行っていない業者を利用する場合は、自治体のゴミ回収など他の方法を検討しましょう。
引越しと同時に布団を処分することで、引っ越しの手間と布団の処分が一気に解決します。引越しを機に布団の処分を考えている方は、処分も対応している引越し業者に依頼するのが良いでしょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は、布団だけでなく他の家具や不用品も一緒に処分してくれるため、一度にたくさんの不用品を片付けたい方におすすめです。
利用方法
- 申込み連絡: 業者に連絡し、回収の見積もりを依頼します。
- 見積もり: 業者が自宅まで来て見積もりを行い、納得できれば契約を結びます。
- 作業: 契約後、業者が回収作業を行います。
不用品回収業者を利用すると、布団をまとめたり清掃したりする必要がなく、回収業者にすべて任せることができます。また、柔軟な対応が可能で、自分の都合に合わせて回収日を設定できます。
メリット
- 手間がかからない: 業者が自宅まで回収に来てくれるので、手間を省けます。
- 柔軟なスケジュール: 自分の都合に合わせて回収日を設定できます。
- まとめて処分可能: 布団以外の不用品も一度に処分できます。
デメリット
- 料金が異なる: 業者ごとに回収料金が異なるため、注意が必要です。
- 悪徳業者に注意: 悪徳業者に注意し、信頼できる業者を選ぶ必要があります。
特におすすめのケース
- ベッドなど大型家具と一緒に処分したい場合: 業者が解体から運び出しまで全て行ってくれるため、手間を省けます。
- 即日対応が必要な場合: 業者は柔軟な対応が可能で、即日回収にも対応してくれます。
業者選びのポイント
業者選びは慎重に行いましょう。以下の点に注意すると良いです。
- 複数の業者から見積もりを取る: 料金を比較して最適な業者を選びましょう。
- 口コミや評判を確認する: ネットでの評判や口コミを確認して、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
不用品回収業者を上手に利用することで、布団や他の不用品を手間なく効率的に処分できます。
布団を処分する際の豆知識
布団の交換時期の目安と長持ちさせるコツを豆知識としてお伝えします。布団の寿命を知り、適切な時期に交換することで快適な睡眠を保ちましょう。
布団の交換時期の目安
布団の寿命は手入れによって変わりますが、一般的な目安は以下の通りです。
- 敷布団:3~5年
- 綿の掛け布団:5~10年
- 羽毛布団:10~15年
以下のサインが見られたら交換を検討しましょう。
- 保温効果の低下:布団が薄くなり、寒く感じる
- 中綿やダウンのへたり:布団がしっかりと膨らまず、保温効果が失われている
- カビの発生:健康を害する恐れがあるため、早急に処分することをおすすめします
布団を長持ちさせるコツ
布団を長持ちさせるためには、以下の手入れを定期的に行いましょう。
- 定期的に干す:中綿やダウンの湿気を取り除くため、天日干しや陰干しを行います。
- 綿布団:1~2週間に1回天日干し
- 羽毛や羊毛布団:1~2ヶ月に1度陰干し
- 湿気対策:湿気を含んだまま使用すると、中綿やダウンが潰れ、ダニやカビが発生しやすくなります。定期的に湿気を取り除きましょう。
布団の種類別交換時期
布団の種類によって交換時期は異なります。
- 羊毛・ポリエステル・綿:掛け布団5年、敷布団3年
- 羽毛布団:5~10年(打ち直しをすることで長く使えます)
布団を捨てるべきサイン
以下の状態が見られたら、布団の寿命が来ていると考えられます。
- 羽毛が飛び出している
- 布団のボリュームが減っている
- 寝ていて体が痛い
- クリーニングしても臭いが取れない
布団の使い方や手入れ次第で寿命は変わります。快適な睡眠環境を保つために、布団の状態を定期的にチェックし、適切なタイミングで交換することを心がけましょう。
これらのポイントを参考に、布団の交換時期を見極め、長持ちさせる工夫を取り入れてみてください。
布団を捨てる前の注意点
布団を捨てる際には、以下の2つのポイントに注意してください。これらのルールを守ることで、適切かつトラブルのない処分が可能になります。
自治体のルールに従って処分する
布団を自治体のゴミ回収に出す場合、必ずその地域のルールを守りましょう。ルールを守らないと、回収されなかったり、余分な料金が発生することがあります。
例えば、可燃ごみとして処分する際に、規定サイズよりも大きな袋を使用したり、袋が破れたりすると、中身が出てしまい、回収されない場合があります。その場合、再度ゴミを出し直さなければならず、手間と費用が余分にかかってしまいます。
楽をしようとしてルールを無視すると、かえって手間や費用が増えることになりますので、面倒でも自治体の規定を遵守して処分しましょう。
業者に依頼する際の注意点
不用品回収業者に布団の処分を依頼する場合、違法業者に注意が必要です。違法業者に依頼すると、後から高額な料金を請求されたり、不法投棄されるリスクがあります。不法投棄が発覚した場合、依頼者にも責任が及ぶことがありますので、慎重に業者を選びましょう。
以下のポイントを確認して、信頼できる業者に依頼してください:
- 許可証の確認:業者のホームページやオフィスで、一般廃棄物収集運搬業の許可証を確認します。
- 口コミ・評判:ネットの口コミや評判をチェックし、信頼性を確認します。
- 見積もり内容の明確さ:見積もりの内訳が明確で、料金がわかりやすい業者を選びます。
布団カバーの処分方法
布団を処分する際、布団カバーやシーツも一緒に処分することが多いですが、それらの処分方法は布団本体と異なります。布団を粗大ごみとして出す場合、布団カバーやシーツは取り外し、可燃ごみや資源ごみとして処分します。自治体によっては、古着や古布としてリサイクル回収を行っている場合もあるので、自治体の規定を確認して適切に処分しましょう。
これらの注意点を守り、正しく布団を処分することで、トラブルを避け、スムーズに処分することができます。
布団の処分にお困りなら不用品回収いちばんにおまかせ!
今回は、布団の処分方法について詳しくご紹介しましたが、いかかでしたでしょうか?
年度の切り替わり時期や、引越しの時には不用品をまとめて回収してもらいたいと考える人も多いと思います。忙しくて時間の取れない方や、一人暮らしなどで手間をかけずに処分したい人などは不用品回収業者を利用してみることをお勧めします。
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