「粗大ごみの回収にはお金がかかるし、回収日も限られている…」
「自分で解体すれば普通の可燃ごみ・不燃ごみとして捨てられるのでは?」
そう考えたことがある人も多いはず。
実際に、自治体によっては「一定の大きさ以下」にすれば、可燃ごみや不燃ごみとして出せる場合があります。しかし、解体しても可燃・不燃ごみとして出せないものもあるため、ルールを確認しながら慎重に行う必要があります。
本記事では、粗大ごみを解体して可燃ごみ・不燃ごみに分けて処分する方法と、具体例・注意点を詳しく解説します!
粗大ごみを解体すれば普通のごみとして出せる?
✅ 基本ルール:基本ルール:一定の大きさ以下なら可燃・不燃ごみとして出せる自治体が多い
一般的に、自治体ごとに「粗大ごみ」となるサイズの基準が決められています。
多くの場合、30cm以上のものが粗大ごみとして扱われ、30cm未満に解体すれば可燃ごみ・不燃ごみとして処分できる可能性があります。
たとえば、木製の家具をノコギリで30cm未満にカットした場合、可燃ごみとして扱われることが多く、金属製の家具であれば、30cm未満にすれば不燃ごみとして回収できるケースがあります。
しかし、解体しても通常のごみとして出せないものもあるため、事前に自治体のルールを確認することが重要です。
解体すれば可燃・不燃ごみとして捨てられるものの一例
可燃ごみとして出せるもの(主に木製・布製のもの)
可燃ごみとして出せるものには、木材や布製品、紙製の収納用品などがあります。
これらは30cm未満にカットすれば、可燃ごみとして処分できる可能性が高いです。
・木製家具・木材製品
木材を使用した家具や収納用品は、30cm未満にカットすれば可燃ごみとして出せることが多いです。
たとえば、木製のイスやテーブル、棚、カラーボックス、すのこ、押し入れ収納、本棚などがこれに該当します。
また、積み木やパズルなどの木製玩具も、細かくすれば可燃ごみとして処分できます。
これらを処分する際は、ノコギリを使って30cm未満にカットし、釘がついている場合は釘を抜いて可燃ごみへ出します。
ただし、釘や金具などの金属部分は可燃ごみではなく、不燃ごみとして分別する必要があります。
・布製品・繊維製品
布製品やクッション材を使用したものも、細かくすれば可燃ごみとして処分できます。
布団や毛布、タオルケット、クッション、座布団、ぬいぐるみ、抱き枕、ソファの布部分(スポンジ・クッション材)などが該当します。
これらを処分する際は、ハサミやカッターで細かく切り、可燃ごみ袋へ入れます。
綿入りのものは、ビニール袋に入れてしっかりと口を縛ってから出すのが望ましいです。
・紙・ダンボール製品
紙やダンボールを使った家具や収納用品は、小さくすれば可燃ごみや資源ごみとして処分できます。
たとえば、紙製の収納ボックスやダンボール製の家具(子供用の机や椅子など)が該当します。
処分方法としては、これらを小さく折りたたみ、資源ごみまたは可燃ごみとして出します。
不燃ごみとして出せるもの(金属・プラスチック製品)
金属やプラスチック製品も、30cm未満に解体すれば不燃ごみとして処分できることがあります。
・金属製の家具・雑貨
金属を含む家具や雑貨は、30cm未満にすれば不燃ごみとして扱われることが多いです。
たとえば、金属フレームのイスやテーブル、スチール製の本棚、ハンガーラック、フライパンや鍋、ホーローやアルミ、ステンレス製のボウル、ハンガー、アイロン台などが該当します。
これらを処分する際は、金属用のノコギリを使って30cm未満にカットし、不燃ごみとして出します。
また、小さい鍋やフライパンは、そのまま不燃ごみとして回収されるケースもあります。
・プラスチック製品(大型のもの)
プラスチック製の大型製品も、カッターやノコギリで小さくすれば不燃ごみとして出せる可能性があります。
たとえば、衣装ケースや収納ボックス、イス、踏み台、バケツ、ハンガーやおもちゃなどがこれに該当します。
これらを処分する際は、カッターやノコギリを使って細かくし、不燃ごみとして出します。
ただし、30cm以上のものは自治体によって粗大ごみ扱いになることもあるため、事前に確認が必要です。
・小型電化製品(自治体による)
自治体によっては、小型の電化製品も30cm以下であれば不燃ごみとして回収してもらえることがあります。
たとえば、ドライヤーや炊飯器、トースター、電子レンジ(30cm以下のもの)、電気スタンド、ラジオ、ゲーム機などが該当します。
これらを処分する際は、30cm以下のものは不燃ごみとして出せますが、30cm以上のものは自治体の小型家電リサイクル回収を利用するか、粗大ごみ扱いになることが多いので注意しましょう。
解体しても可燃・不燃ごみとして出せないもの一例
・スプリング入りの家具・寝具
スプリングが内蔵された家具や寝具は、解体しても可燃ごみや不燃ごみとして出せません。
スプリング入りのマットレスやソファベッド、ベッドフレームの金属スプリングなどが該当します。
これらの家具や寝具は、スプリング部分の金属やクッション材が混ざっており、通常のごみとして分別しづらいため、多くの自治体で粗大ごみ扱いとなります。
処分する場合は、粗大ごみとして回収してもらうか、不用品回収業者を利用するのが一般的な方法です。
自治体の指示に従い、解体しても通常ごみとして出せないことが多いため、事前に確認することが大切です。
・家電リサイクル法対象の電化製品
家電リサイクル法の対象となる電化製品(冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン)は、解体しても可燃ごみや不燃ごみとして処分できません。
これらの製品は、適切なリサイクル処理が義務付けられているため、自治体のごみ回収では引き取ってもらえないことがほとんどです。
処分する際は、購入した販売店や家電量販店のリサイクル回収サービスを利用するか、指定引取所へ持ち込む必要があります。
家電リサイクル料金がかかる場合があるため、事前にリサイクル料金や回収方法を確認しておくとスムーズです。
・特殊な素材や危険物
解体しても通常のごみとして処分できないものの中には、特殊な素材や危険物が含まれるものがあります。
たとえば、中身の残ったガスボンベやスプレー缶、バッテリー、蛍光灯、ライターなどは、そのまま捨てると危険なため、通常のごみとしては出せません。
また、防水加工されたカーペットやマットも、通常のごみでは処理が難しく、自治体によって処分方法が異なります。
これらのアイテムは、専門の処理業者や自治体指定の回収方法に従って処分する必要があります。
特にガスボンベやスプレー缶は、中身を完全に使い切ってから自治体のルールに従い処分することが重要です。
爆発や火災のリスクがあるため、絶対に通常の可燃ごみや不燃ごみに混ぜて捨てないよう注意しましょう。
解体して処分できないものは、粗大ごみ回収やリサイクルショップ、不用品回収業者を利用するのがベスト!
解体しても通常のごみとして出せないものは、自治体の粗大ごみ回収を利用するか、リサイクルショップや不用品回収業者に依頼するのが最もスムーズな方法です。
また、リサイクル可能なものは、できるだけリサイクル回収を利用することで環境負荷を減らすことができます。
解体して可燃・不燃ごみとして出す際の注意点
自治体のルールを必ず確認する!
粗大ごみを解体して通常のごみとして出す場合、自治体ごとのルールを事前に確認することが重要です。
自治体によっては、解体しても粗大ごみ扱いのままになるケースもあるため、必ず自治体のホームページや窓口で確認しましょう。
解体前に確認すべきポイントとして、可燃・不燃ごみとして出せるサイズの基準があります。
多くの自治体では、30cm以下が可燃・不燃ごみとして出せる目安となっていますが、40cm以上のものはそのまま粗大ごみ扱いになることがあるため、サイズに注意が必要です。
また、木材の処分方法も自治体によって異なり、釘がついている場合は不燃ごみとして扱われることが多いため、釘を抜いてから可燃ごみとして出すなど、ルールに沿った処分が必要になります。
不燃ごみの収集日は限られていることが多いため、不燃ごみの日の収集ルールも事前にチェックしておくとよいでしょう。
解体作業は安全第一で!
粗大ごみを解体する際には、ケガをしないよう十分な安全対策を行うことが大切です。
特に、金属フレームやガラスを含む家具を解体する場合は、破片が飛び散る可能性があるため、必ず手袋を着用し、安全な場所で作業するようにしましょう。
解体作業におすすめの道具として、木材をカットするためのノコギリ、金属部分を切断するための鉄ノコギリ、布やカーペットを切るためのカッターやハサミが挙げられます。
また、安全対策として、軍手や保護メガネを着用すると、手や目を傷つけるリスクを減らせます。
さらに、解体中に出た釘や金属片は、新聞紙に包んだり、別の袋に入れて「危険」と明記してから出すことで、安全に処分できます。
自治体によっては、危険物の取り扱いルールが異なるため、適切な方法で処分することが大切です。
自治体ごとの出し方の例
⚠️あくまで一例のため、処分する際は必ずご自身でお住いの自治体にご確認してください
千葉市の自治体の場合
ごみの種類 | 収集日 | 出す時間・場所 |
---|---|---|
可燃ごみ(燃やすごみ) | 週2回(地域ごとに異なる) | 朝8時までに指定の集積所 |
不燃ごみ(燃やさないごみ) | 月1回(地域ごとに*第〇週の指定曜日*と異なる) | 朝8時までに指定の集積所 |
粗大ごみ(30cm以上) | 事前予約制 | 朝8時までに指定の場所(予約時に案内) |
資源ごみ(ペットボトル・缶・ビン・プラスチック) | 週1回(地域ごとに異なる) | 朝8時までに指定の集積所 |
- 「千葉市粗大ごみ受付センター」に電話またはオンラインで申し込み
- 「粗大ごみ処理券」をコンビニ・スーパーで購入(400円~2,800円)
練馬区の自治体の場合
ごみの種類 | 収集日 | 出す時間・場所 |
---|---|---|
可燃ごみ(燃やすごみ) | 週2回(地域ごとに異なる) | 朝8時までに指定の集積所 |
不燃ごみ(燃やさないごみ) | 月1回(地域ごとに*第〇週の指定曜日*と異なる) | 朝8時までに指定の集積所 |
粗大ごみ(30cm以上) | 事前予約制 | 朝8時までに指定の場所(予約時に案内) |
資源ごみ(ペットボトル・缶・ビン・プラスチック) | 週1回(地域ごとに異なる) | 朝8時までに指定の集積所 |
- 「練馬区粗大ごみ受付センター」に電話またはオンラインで申し込み
- 「粗大ごみ処理券」をコンビニ・スーパーで購入(400円~2,500円)
大田区の自治体の場合
ごみの種類 | 収集日 | 出す時間・場所 |
---|---|---|
可燃ごみ(燃やすごみ) | 週2回(地域ごとに異なる) | 朝8時までに指定の集積所 |
不燃ごみ(燃やさないごみ) | 月2回(地域ごとに*第〇週の指定曜日*と異なる) | 朝8時までに指定の集積所 |
粗大ごみ(30cm以上) | 事前予約制 | 朝8時までに指定の場所(予約時に案内) |
資源ごみ(ペットボトル・缶・ビン・プラスチック) | 週1回(地域ごとに異なる) | 朝8時までに指定の集積所 |
- 「大田区粗大ごみ受付センター」に電話またはオンラインで申し込み
- 「粗大ごみ処理券」をコンビニ・スーパーで購入(400円~2,800円)
どうしても処分に困ったら不用品回収業者を利用しよう!
「解体が面倒」「重くて運べない」「自治体で処分できない」場合は、不用品回収業者を利用するのもおすすめ!
✅ 粗大ごみとして出せないものでも回収OK!
✅ 運び出し不要で、自宅まで引き取りに来てくれる!
✅ 複数の家具・家電を一気に処分できるので時短&手間なし!
特に「すぐに処分したい」「自分で解体するのが大変」という場合は、不用品回収業者に依頼するのが最も簡単で効率的な方法です!
優良不用品回収業者の選び方は?
不用品回収業者を選ぶ際には、以下のポイントをチェックしておくとスムーズに処分が進みます。
- 対応エリアの確認
希望する地域に対応しているかを確認しましょう。全国対応の業者や地域密着型の業者があります。 - 料金の透明性
事前に見積もりを取って料金体系を確認し、追加料金が発生しないか確認しておくことが重要です。 - 口コミや評判
インターネット上のレビューや口コミを参考にし、信頼できる業者を選びましょう。実績や評判が良い業者は安心して依頼できます。 - 対応スピード
急いで処分したい場合は、即日対応してくれる業者を選ぶと良いでしょう。対応の速さは重要なポイントです。 - 保険の有無
万が一の事故やトラブルに備えて、損害補償保険に加入している業者を選ぶと安心です。
『不用品回収いちばん』は、他社と変わらないサービス内容が充実しているうえで、料金が圧倒的に安価であることが一番の特徴です。
不用品回収いちばん | エコピット | 粗大ゴミ回収隊 | GO!GO!!クリーン | |
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見積り費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
対応エリア | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県 | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県 | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県 | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県 |
即日対応 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
支払い方法 | 現金払い、クレジットカード、請求書払い(後払い)、分割払い | 現金・事前振込・クレジットカード | 現金・クレジットカード・銀行振込 | 現金払い・事前振込・クレジットカード |
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