家電の処分・回収

ストーブの処分方法6選 |料金相場や処分時の注意点を解説

ストーブの処分方法6選 | 料金相場や処分時の注意点を解説 家電の処分・回収

「いらなくなったストーブを処分したい」
「古いストーブの処分はいくらいくらい掛かるのかな、、?」
「灯油が残ったまま捨てても良いの?」

「ストーブ」は冬場に大活躍する暖房器具です。馴染み深いストーブでは、石油(灯油)ストーブ、電気ストーブ、ガスストーブが挙げられますが、近年では石油ファンヒーターやガスファンヒーターなども人気があり、使用している方も多いと思います。

ストーブは冬の時期には日常的に使うため、故障してしまうことも多いですが、処分方法が分からずに収納したままになってしまっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ストーブ・ファンヒーターの処分方法や処分時の料金相場をご紹介します。また、処分時の注意点についても詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

ストーブの処分を見極める故障の目安

ストーブの寿命は、一般的に約8年とされています。ストーブ製造メーカーによる部品保有期間が約6年とされており、製造から6年以上経つと部品を取り扱わなくなるなどの理由で、修理に出せない可能性もあり注意が必要です。

また、耐用年数に満たないストーブでも、劣化状況によっては処分が推奨される場合もあります。

ここでは、ストーブが故障しているか否かを判断するポイントをご紹介します。

何度もエラーコードが表示される

エラーコードの頻発は、ストーブの故障で多い事例です。一度のエラーで解決した場合は特に問題はないですが、何度も出る場合はきをつけ気をつけなければなりません。

エラーが出る原因はいくつか考えられますが、一番多いのは「フィルターの詰まり」です。

フィルターや内部の掃除をしてエラーコードの表示が消えるか、確認してみてください。

掃除で解決しない場合は、故障の可能性が高いためメーカーに問い合わせるか、保証期間内であれば購入した店舗に点検・修理の依頼をしてください。

異音や異臭がする

異音や異臭がした場合には、明らかに内部で問題が生じており、火災などに繋がる恐れがあります。直ちに使用をやめてください。

速やかに専門業者を呼んで、修理か処分の判断をしてもらいましょう。

電源が入らない

ストーブの電源が入らない場合は、電気系統の故障がほとんどです。特に、コードの断線には気をつけましょう。

コードが断線したままコンセントに指したままにしていると、発火する恐れがありとても危険です。

目視で見つからなかったとしても、コード内部で切れてしまっていることはよくあるため、電源が入らない場合には直ちに使用をやめて処分しましょう。

炎が安定しない

点火した際に、炎が安定せず極端に弱い・強いを繰り返す場合は、ストーブの芯部分に問題がある可能性が高いです。

火力が弱い場合には、ストーブ自体の寿命を迎えてる場合が多いです。フィルターの掃除をすることで火力が戻るケースもありますが、メンテナンスで状況が変わらない場合は芯の劣化が考えられます。芯の交換で解決することが多いです。

一方で火力が強い場合は、不完全燃焼が起こっている危険があります。埃の詰まりなどからくる現象ですが、そのまま使い続けると一酸化酸素中毒になる危険性もあります。
非常に危険な問題のため、フィルターなどの掃除をしても改善されない場合には、早急に処分してください。

コタツの処分方法6選

ここからはストーブの処分方法について6種類ご紹介します。

ストーブを処分するための6つの方法
①粗大ゴミとして出す
②買替えの際に処分する
③リサイクルショップで売却する
④フリマアプリやオークションで売却する
⑤知人や友人に譲る
⑥不用品回収業者に依頼して引き取ってもらう

粗大ゴミとして出す

ストーブは、粗大ゴミとして自治体の回収に出すことができます。ストーブの処分方法として、一番スタンダードな方法です。

自治体によって異なりますが、一辺が30cm以上のものは粗大ゴミで出すことが可能となり、基本的にストーブは粗大ゴミに該当します。

粗大ゴミに出す手順や方法は自治体のHPや、各家庭に配布されるパンフレットにゴミの分別ルールの記載があるため確認をしてください。記載がない場合は自治体に直接問い合わせるのが良いでしょう。

また費用面に関しては、粗大ゴミとして処分すると安く抑えられます。ストーブの種類にもよりますが、大体200円〜1000円での処分が可能です。ただ、費用も自治体によって異なるため確認は必須です。

ストーブを粗大ゴミとして処分する際には、注意も必要です。中身の確認は必ず必要となり、事前に灯油やカセットボンベ、電池は抜いて出してください。

また、粗大ゴミは頻繁に収集してくれるものではありません。数週間に1度だったり月に1度だったり、予約制で収集するエリアもありますので、自分が収集日側の都合に合わせなければいけません。計画を立ててしっかり余裕を持って行動することが必要になります。

ストーブに灯油やカセットボンベ、電池がストーブに入ったままだと、自治体に回収してもらえません。それぞれ別の方法で処分する必要がありますが、自治体によって扱いが異なるため、灯油や電池などの処分方法も確認しておきましょう。

買替えの際に処分する

新しいストーブを購入して、古いストーブを処分したいと考える方も多いかと思います。

そんな時は、新たにストーブを購入した店舗の「引き取りサービス」を利用するといいでしょう。
新しいストーブの購入と同時に回収もしてくれるため、楽な処分方法です。

ただし、基本は購入したものと同種類のものの買い替え時にのみ利用が可能な場合が多いです。こちらは店舗によって異なるため事前に確認をしておきましょう。

また、店舗への持ち込みは必要なのか、灯油の抜き取りが必要なのかも確認が必要です。

リサイクルショップで売却する

あまり劣化しておらず、まだ新しいストーブであれば、捨てるのではなく「売却」を選ぶのも一つの手です。処分する予定だったストーブに値がつけば、お得に処分ができます。

ただし、汚れや部品の損傷など状態が悪ければ、売却ができる可能性は低くなります。

また、コタツを売却する時期にも気をつけましょう。季節限定の暖房器具なので秋口から冬にかけての売却をおすすめします。

売却時期の狙い目は9月〜11月頃です。自分がストーブを使い終えた春先に売ろうとすると、時期が合わず季節的に需要が無くなっている可能性が高いです。

実際に買い取ってもらえるかわからない場合は、持ち込む前にリサイクルショップに問い合わせをしておきましょう。

オークションサイトやフリマサイトで売却する

リサイクルショップと同様に、お得にストーブを処分したい場合はフリマアプリやオークションサイトを通じて、出品するのも有効です。

フリマサイトやオークションサイトを利用する場合の一番のメリットは、売り出し金額を自由に設定できるところにあるでしょう。

ただし、出品したストーブに買い手が付かない限りは、保管しておかなければいけません。また、買い手が付いた際には、自身で梱包・発送など配送手配をしなければなりません。

こういった手間に抵抗がある場合には、違う方法を選ぶことをおすすめします。

知人や友人に譲る

まだ使用できる状態のストーブを処分する際は、友人や知人に譲ってしまうこともいい方法です。

たとえ中古品であるものの、引っ越しを予定している方やストーブを探してる方にとってはお得に家具や家電を揃えられるのは嬉しいことです。

友人や知人に譲ることが出来れば、こちらも処分費用やリサイクル料金も節約できて、お得に処分できます。

ただし、ストーブの起動があまり良くない、掃除がされていない状態のものを譲ってしまうとトラブルに繋がってしまうケースもあるので、注意が必要です。トラブルを避けるためにも、あらかじめストーブの状態を伝えておきましょう。

不用品回収業者に回収を依頼する

最後に、不用品回収業者を利用してストーブを処分する方法をご紹介します。

不用品回収業者であれば、自宅まで引き取りに来てくれるため、自分で運搬する手間が掛かりません。

また、燃料を取り出さなくてもそのまま回収してもらえることも多いため、ストーブの処分方法として一番手軽なものとなっております。極力手間を掛けたくない方におすすめの方法です。

デメリットとしては、ある程度お金が掛かってしまうところにあるでしょう。費用は業者によって異なりますが、概ね2000円〜が相場となります。いくつかの業者のHPなどで確認して、比較してみると良いでしょう。

ただし、パック料金で提供している業者も多いためストーブ以外にも不用品があれば、一緒に回収してもらうほうが費用対効果が良いということもあります。ストーブの他にも処分したい物があるという方にとっては、むしろ都合が良いかもしれません。

処分費用の相場

ここまでストーブの処分方法を解説してきましたが、ここではそれぞれの処分費用についてご紹介します。

ストーブの種類、サイズやメーカー、機能によって費用は異なり、処分方法によっても費用相場は変わりますので、大まかな費用相場として参考にしてみてくださいね。

処分方法料金相場
粗大ゴミとして出す200円〜1,500円
買替えの際に処分する無料~(新規の購入が必須)
リサイクルショップで売却する無料※配送料が掛かる場合あり
フリマアプリやオークションで売却する無料※配送料が掛かる場合あり
知人や友人に譲る無料※配送料が掛かる場合あり
不用品回収業者に依頼して引き取ってもらう2,000円〜

ストーブを処分する際の注意点

ストーブを処分する際の注意点

ストーブは石油や燃料などを扱うもののため、処分をする際に気をつけなければいけないことがいくつかあります。

ストーブの処分時に気をつけなければいけないことは、以下の通りです。

余った灯油を処分しておく

ストーブやファンヒーターを処分する際に、灯油が余ってしまうことも多いと思います。

前途した通り、灯油はストーブ本体とは別で処分する必要があります。灯油が入ったままのストーブは回収してもらえないことの方が多いです。

また、灯油が残ったまま保管・処分をしてしまうと、火災のリスクを高めてしまうため、事前の処理を適切な方法で行いましょう。

ストーブやファンヒーターに残ってしまった灯油は、以下の方法で処理しましょう。

  • ガソリンスタンドで回収してもらう
  • 服や紙に染み込ませて可燃ごみとして捨てる
  • 不用品回収業者に回収依頼する

余った灯油の量が少なければ、古紙や古着に染み込ませて燃えるゴミとして処分が可能です。残りの灯油量が比較的多い場合には、ガソリンスタンドで引きとってもらうか不用品回収業者への回収依頼がおすすめです。

灯油を捨てる際、下水に流したり、そのままゴミ箱に捨てたりしないようにしましょう。灯油は引火・爆発する恐れがあるので、絶対に避けてください。

カセットボンベや乾電池は抜いておく

カセットボンベや乾電池を使って動いているストーブは、それぞれ抜いておく必要があります。

それぞれ抜かずに処分しようとすると、灯油同様回収してもらえません。また、誤って回収された場合に事故に繋がる危険があります。

自分で見ても、どこに電池がセットされているのかわからない場合は説明書やインターネットで型番検索などをして確認してみましょう。

なお、不用品回収業者であればストーブに残っている乾電池・カセットボンベも一緒に処分ができます。

自分で分別・処分する必要がないため、手間を掛けずに処分が可能です。

ストーブの処分なら
不用品回収いちばんにおまかせ!

今回は、ストーブの処分方法や料金相場について詳しくご紹介しましたが、いかかでしたでしょうか?

それぞれ特徴があるため、ご自身に合った方法でストーブを処分しましょう。

手間や時間を掛けず、手軽に処分したい方は不用品回収業者への依頼がおすすめです。自宅まで回収にきてくれるため、自分の負担は最小限となります。

不用品回収いちばんでは、灯油や電池、カセットボンベの回収も可能なため、事前に中身を抜いていただくなどといった手間もありません。

また、他社では掛かってしまう作業費や車両費などが全て含まれるお得な定額パックをご用意しておりますので安心してご利用いただけます。

お問い合わせは24時間365日いつでも受け付けております。事前見積もり・出張見積もりも無料なので、まずはお見積りだけという方も、ぜひお気軽にご相談ください。