お役立ちコラム

物置の正しい処分方法とは?無料で処分する方法や処分するタイミングについても解説!

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家の裏や庭に設置してある「物置」は、長年にわたり季節用品や工具、不要な雑貨を収納するのに便利な存在です。しかし、使用しなくなったり老朽化が進んだりすると、処分を検討せざるを得なくなります。とはいえ、物置はサイズが大きく重量もあるため、「どう処分したらいいのかわからない」と悩む人も少なくありません。

物置の処分には、解体作業や運搬手配など、通常の不用品とは異なる手間がかかることもあり、適切な方法を選ぶことが重要です。この記事では、物置を処分するベストなタイミングや注意点、費用の相場、そして具体的な処分方法まで、わかりやすく解説していきます。


物置を処分するタイミング

物置は屋外に設置されることが多く、耐候性を考慮した造りになってはいるものの、長年にわたる風雨や紫外線の影響を受けることで、徐々に劣化が進みます。見た目に異常がなくても、内部に湿気がこもりやすくなったり、扉の開閉が重くなるといった兆候が現れることもあるため、状態の変化を見逃さないことが大切です。以下は、物置の処分を検討すべき主なタイミングについて、具体的に解説します。

サビや腐食が進行している場合

特に鉄製やスチール製の物置は、経年劣化によりサビが目立つようになります。軽度なサビであれば防錆処理や塗装などで対処できますが、全体に広がって構造材がボロボロになっている場合は、再塗装しても補修が難しく、耐久性が著しく低下します。サビた部分に穴が空いていたり、ちょっとした力でへこんだりするような状態であれば、使用を継続するのは危険であり、処分を真剣に検討すべき段階といえるでしょう。

屋根や扉など主要部分が壊れた場合

屋根の一部が破損して雨水が浸入する、扉の蝶番が錆びて開閉できなくなった、鍵が壊れて施錠できなくなったといったケースも、処分の判断材料になります。扉がスムーズに開け閉めできない物置は使い勝手が悪く、防犯性も損なわれるため、放置しておくと物品の保管に支障が出るだけでなく、事故やトラブルの原因にもなります。また、屋根が抜け落ちそうな状態であれば、強風時に飛散する危険性もあるため、周囲への安全配慮としても早めの撤去が求められます。

新しい物置に買い替える場合

収納力の向上や利便性を目的に、より大きなサイズの物置や、断熱性・耐久性に優れた高機能な物置に買い替えるケースも増えています。このような場合は、古い物置を撤去してスペースを確保する必要があります。物置の設置スペースは限られており、複数の物置を並べて置くと敷地が狭くなるため、不要になったものは処分して新しい環境に整えるのが望ましいです。

土地の売却や引っ越しに伴う撤去

土地の売却や引っ越しの際には、現地を更地にして引き渡す必要がある場合も少なくありません。その際、物置のような固定された大型構造物は、買主や次の入居者にとって邪魔になる可能性があります。特に築年数が古く、見た目に古びた物置は印象を損ねることもあるため、不動産価値の維持やスムーズな売買のためにも撤去しておくのが得策です。業者に依頼して撤去・処分してもらうことで、物件の見栄えが良くなり、交渉も円滑に進む可能性が高まります。

台風や地震などの自然災害で損傷した場合

自然災害によって倒壊や損傷を受けた物置は、再利用できる場合でも安全面の観点から十分な点検が必要です。骨組みが歪んでいたり、基礎にズレが生じていると、安全に使用し続けるのは難しくなります。保険の適用範囲に含まれていることもあるため、修理か撤去かを判断する際には、損害保険や火災保険の補償内容も確認し、必要に応じて処分する判断をしましょう。

物置を処分する際の注意点

物置は、家庭の中でも特に大型で頑丈な構造物のひとつです。そのため、処分にはさまざまな注意点が伴います。解体作業の手間だけでなく、法的な制約や安全管理の面でも配慮すべきことが多く、準備を怠ると思わぬトラブルや事故を招くおそれがあります。以下では、物置を処分するにあたって特に気を付けたいポイントを詳しく解説します。

自治体では回収できないケースが多い

多くの自治体では、「粗大ごみ」として回収できるサイズや重量に制限があります。物置はその大きさから、一般家庭で出す粗大ごみの規格を超えることが多く、自治体の通常回収では対象外になる場合がほとんどです。また、スチール製やコンクリート基礎付きの物置など、素材や構造によって処分方法が異なるため、自治体によっては「建築廃材」や「解体物扱い」とされ、産業廃棄物扱いになることもあります。地域によってルールが異なるため、処分を検討する際は、必ず自治体の環境課や清掃センターなどに問い合わせ、対応の可否を確認しましょう。

解体作業が必要になる

物置の処分は、設置されたままの状態で回収してもらえることはほとんどありません。多くの場合、あらかじめ解体して運び出しやすい状態にしておく必要があります。解体にはドライバー、スパナ、六角レンチ、電動ドリルなどの工具が必要で、ネジの固着やサビによる部品の劣化など、実際の作業は想像以上に手間がかかります。また、天井パネルの取り外しや、側面の鉄板を外す際にはバランスを崩しやすく、倒壊や部品の落下などによって怪我をするリスクも高まります。

特に一人で作業を行うのは危険であり、作業に慣れていない方は無理をせず、解体から回収までをまとめて請け負ってくれる不用品回収業者や専門解体業者への依頼を検討するのが安全かつ確実です。

中身の整理・処分もセットで考える

物置の中には、長年放置された工具、ガーデニング用品、古い家具、タイヤ、灯油缶、農薬、ペンキ、スプレー缶など、さまざまなものが保管されていることが多くあります。処分を進める前には、まず中の物をすべて取り出して整理し、「残す物」「捨てる物」「リサイクルに出す物」などに分別しましょう。特に、危険物(可燃性液体や薬品類)が含まれている場合は、処分方法に注意が必要です。

不要品が大量に出てきた場合には、まとめて回収してくれる不用品回収業者に依頼することで、処分の手間を大幅に削減できます。自治体の処分ルールと照らし合わせながら、中身の整理も含めてトータルで計画を立てることが重要です。

アスベストや特殊素材が使われていることも

築年数が古い物置には、現在では使用が禁止されているアスベスト(石綿)が使われているケースがあります。特に1970年代から1990年代にかけて建てられた物置の中には、断熱材や屋根・壁材としてアスベストを含むパネルが使用されていたものも少なくありません。

アスベストは微細な繊維状の粉塵が空気中に飛散することで、吸い込んだ人の肺に重大な健康被害(中皮腫や肺がんなど)を及ぼす可能性があります。そのため、アスベストが使われている物置の解体・処分は、一般人が行うことはできず、専門的な許可を持った業者に委託する必要があります。疑わしい場合は、安易に解体せず、専門業者による調査・検査を受けることが強く推奨されます。

ご近所への配慮も忘れずに

物置の解体や運搬には騒音や振動が伴うことがあり、近隣住民に迷惑をかける恐れがあります。特に、物置が住宅密集地に設置されている場合は、早朝や深夜の作業は避け、作業日程についてはあらかじめご近所に一言声をかけておくとトラブル回避につながります。また、共用スペースや公道を一時的に使用する場合には、管理組合や自治体への申請が必要になることもあるため、準備を怠らないようにしましょう。

処分の相場費用

物置の処分にはいくつかの方法があり、それぞれにかかる費用も異なります。選ぶ方法によって費用負担が大きく変わるため、あらかじめ相場を把握しておくことが重要です。以下に、主な処分方法ごとのおおよその費用目安をご紹介します。

自治体の粗大ごみで出す場合

まず、自分で物置を解体し、運搬して自治体の粗大ごみに出す方法があります。この場合、自治体が定める「粗大ごみ処理券」などを購入する必要があり、費用は数百円から数千円程度が一般的です。ただし、解体作業や運び出しはすべて自力で行う必要があるため、工具や作業スペースの確保が必要であり、場合によっては重労働になる可能性もある点に注意が必要です。

不用品業者に任せる

次に、不用品回収業者にすべてを任せる場合です。この方法では、解体作業から運び出し、処分までを一括で依頼できるため、手間はほとんどかかりません。費用相場は15,000円〜30,000円程度が一般的ですが、物置のサイズ、材質(スチール製や木製など)、設置場所の状況(狭小地や庭奥など)によっては、さらに高額になるケースもあります。

また、「解体作業のみ」を業者に依頼し、処分は自分で行うという選択肢もあります。この場合の相場はおおよそ10,000円〜20,000円程度です。業者が工具を使って安全に解体してくれるため、自分で作業を行うことに不安がある方には有効ですが、解体後の物置部材の処分方法は別途考えなければなりません。

販売店の引き取りサービス

さらに、物置を新しく購入する場合は、販売店によっては古い物置の引き取りをサービスとして行ってくれることもあります。新品購入が条件となることが多いものの、無料〜10,000円程度の費用で引き取ってもらえるケースがあります。販売店やメーカーによってサービス内容は異なるため、購入時に処分対応の有無を確認しておくとよいでしょう。

なお、これらの費用はあくまで目安であり、物置の設置場所(庭の奥・ベランダ・屋上など)や、基礎の有無(コンクリート基礎付きかどうか)などによって、大きく変動する場合があります。特に重機が必要なほどの大型物置の場合は、さらに費用がかかる可能性があるため、事前に業者へ見積もりを依頼することをおすすめします。

物置の処分方法5選

自治体に相談して粗大ごみで処分する

最も安価に済ませる方法として、自治体の粗大ごみ回収サービスを利用するという選択があります。一部の自治体では、物置を分解し、個々のパーツのサイズが粗大ごみの基準を満たしていれば収集してもらえる場合があります。例えば「最長辺が180cm以下」「重量が30kg未満」などの制限がある地域もあります。

ただし、物置はスチールやアルミなどの金属でできていることが多く、パーツ一つひとつが重くて大きいため、自力での解体・搬出は簡単ではありません。大型物置の場合は特に体力的・技術的な負担が大きく、無理に解体しようとすると工具の使用ミスによるケガのリスクもあります。作業に自信がある方や、複数人で作業できる環境が整っている場合に限って検討するとよいでしょう。

また、粗大ごみとして出すには、事前に申し込みが必要で、所定の「粗大ごみ処理券」を購入し、貼り付けて出す必要があります。手間やリスクを総合的に判断した上で選択するようにしましょう。

物置メーカーや販売店の引き取りサービスを利用

物置の買い替えを予定している場合は、販売店やメーカーによる「引き取りサービス」を活用する方法があります。たとえば、ホームセンターのカインズコメリ、物置メーカーの**ヨドコウ(ヨド物置)イナバ(イナバ物置)**などでは、新品の物置購入時に旧物置を有料または無料で引き取ってくれるサービスを提供していることがあります。

このサービスの利点は、処分と設置を同時に進められる点です。買い替えのタイミングでスムーズに古い物置を撤去できるため、段取りに無駄がありません。また、メーカー側が設置環境や構造を熟知しているため、安心して任せることができます。

ただし、引き取りサービスは新品購入が前提であり、サービスの提供有無や費用の有無は店舗や地域によって異なるため、購入前に必ず確認しましょう。対応していない場合や、旧物置の状態によっては別料金が発生することもあるため、見積もり段階での詳細な説明を受けることが重要です。


解体後に金属回収業者へ持ち込む

スチールやアルミ製の物置であれば、解体して金属部分をスクラップ業者に持ち込むことで、資源として買い取ってもらえるケースもあります。鉄やアルミなどの金属はリサイクル価値があるため、状態によっては多少の現金収入になる可能性もあります。

この方法のメリットは、処分費用がかからず、むしろ買取によって多少なりとも費用回収ができる点です。ただし、金属以外の部材、たとえば木製の床やプラスチックのパーツ、屋根の防水シートなどはリサイクル対象外となり、別途処分する必要があります。これらの素材をどう処理するかは事前に確認しておきましょう。

また、金属回収業者によっては一般個人からの持ち込みを受け付けていない場合もありますので、事前に問い合わせて対応の可否や持ち込み条件を確認することが必須です。加えて、自力での解体・運搬が前提となるため、工具や車両が必要になる点にも注意しましょう。


DIY解体+専門業者に処分のみ依頼する

コストをできるだけ抑えたい方に向いているのが、自分で物置を解体し、その後の処分だけを業者に依頼するという方法です。この場合、業者に依頼する作業範囲が限定的なため、費用をある程度抑えることが可能です。処分費用のみで済むことが多く、相場としては10,000円〜20,000円程度が目安となります。

ただし、DIYでの解体にはそれなりのリスクが伴います。特にスチール製の物置は鋭利な部分が多く、バラす際に怪我をする恐れがあります。また、解体中に風で部品が飛ばされてしまったり、構造が崩れて倒壊したりするリスクもあるため、作業前に安全対策をしっかりと行うことが求められます。

道具の扱いに慣れていて、かつ作業スペースや時間が確保できる場合にのみおすすめの方法といえるでしょう。業者には事前に「解体済の状態で引き取りをお願いしたい」と伝えておくことで、スムーズに対応してもらえます。

不用品回収業者に一括依頼する

もっともスムーズかつ安心して任せられる方法が、不用品回収業者への一括依頼です。業者によっては、電話やオンラインで見積もりを依頼し、即日対応してくれるケースもあり、急いで処分したいときにも非常に便利です。

この方法の大きな利点は、解体・搬出・処分のすべてを代行してくれることにあります。特に、設置場所が庭の奥や狭小スペースである場合、自力での搬出が難しいケースが多くありますが、プロの作業員であれば問題なく対応してくれます。また、重量物の運搬に関するノウハウや専用の道具・トラックを有しているため、作業が迅速かつ安全に行われるのもメリットです。

費用は物置のサイズや設置場所、作業の難易度などにより変動しますが、15,000円~30,000円前後が一般的な相場です。やや費用はかかりますが、体力的・精神的な負担を考慮すればコストパフォーマンスの高い選択肢といえるでしょう。


物置の処分は不用品回収業者の利用がおすすめ

今回は物置の処分方法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
物置を処分するにあたり、他にも不要になった品を大量に処分したい場合は、不用品回収業者を利用することを検討してみてください。不用品回収業者は、大型小型問わず他の不用品をまとめて引き取ってくれるため、処分方法を考えずにまとめて処分することが可能です。

優良不用品回収業者の選び方は?

不用品回収業者を選ぶ際には、以下のポイントをチェックしておくとスムーズに処分が進みます。

  1. 対応エリアの確認
    希望する地域に対応しているかを確認しましょう。全国対応の業者や地域密着型の業者があります。
  2. 料金の透明性
    事前に見積もりを取って料金体系を確認し、追加料金が発生しないか確認しておくことが重要です。
  3. 口コミや評判
    インターネット上のレビューや口コミを参考にし、信頼できる業者を選びましょう。実績や評判が良い業者は安心して依頼できます。
  4. 対応スピード
    急いで処分したい場合は、即日対応してくれる業者を選ぶと良いでしょう。対応の速さは重要なポイントです。
  5. 保険の有無
    万が一の事故やトラブルに備えて、損害補償保険に加入している業者を選ぶと安心です。

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