粗大ゴミの処分方法は地域ごとに異なるため、処分方法に戸惑う方も少なくありません。
「横浜市の粗大ごみの出し方についてわからない」
「インターネットが苦手で、申し込み方法を詳しく教えてほしい」
「大量の粗大ごみが発生したので、すぐに回収してほしい」
上記のようなお悩みを持つ方も少なくないのではないでしょうか？
横浜市で粗大ごみの処理正しい捨て方を知っておくことが重要です。この記事では、横浜市での粗大ごみの正しい処分方法に焦点を当て、具体的な手順や選択肢を分かりやすく解説します。
横浜市のホームページや他のページを見てもやり方がよく分からないという方は、是非この記事をご参照ください。また、「処分する粗大ごみが多い」「粗大ごみの処分を急いでいる」という場合には、横浜市の不用品回収サービスの利用もご検討ください。
このガイドを参考にして、あなたに最適な粗大ごみの処分方法を見つけ、スムーズに処理を進めましょう。
また、粗大ごみの処分をお考えの際は以下の記事もあわせてご覧ください。
横浜市における粗大ゴミとは？
横浜市では、何が粗大ごみと見なされるかについて気になる方も多いでしょう。
横浜市での粗大ごみは、一番長い辺が３０ｃｍ以上の金属製品、金属以外（プラスチック商品、木製品など）で５０ｃｍ以上のものは、粗大ごみとして取り扱います。
処分には事前の申し込みと手数料が必要となります。
これらは解体して小さくしたとしても、粗大ゴミとして扱われます。また、長さが2メートルを超えるものは収集車に積み込むことが難しく、回収が困難になるため、2メートル以下に切断する必要があります。
横浜市での粗大ごみの処分方法
横浜市では、粗大ごみの処分には有料で、処分料金はリサイクル券で支払います。
| 品目 | 収集手数料 |
|---|---|
| ソファー | 1,000円 |
| カーペット類（ホットカーペットを含む） | 500円 |
| ベッドマットレス（スプリング無） ベッドマットレス（スプリング有） ベッド（枠） | 1,000円 2,200円 1,000円 |
| ガステーブル（ガスコンロ） | 500円 |
| マッサージ機 | 1,000円 |
| 布団乾燥機 | 200円 |
| テーブル（座卓を含む。最も長い辺が１ｍ未満） テーブル（座卓を含む。最も長い辺が１ｍ以上） | 500円 1,000円 |
横浜市在住の方は、市が提供する粗大ごみ戸別収集サービスを利用して粗大ごみを処分することができます。
処分方法は事前に申し込みが必要で、電話またはインターネットで予約を行います。
横浜市での処分方法は以下の2つです。
- ご自宅近くでの収集を希望する
- 市内4か所の自己搬入ヤードへご自身で直接持込みを希望する
どちらの方法でも、横浜市の粗大ごみ受付センターに電話またはインターネットで申し込む必要があります。
粗大ごみを処分する前に、処分する物の寸法（縦、横、高さ）を測り、筆記用具とメモを用意しておくことで、申し込み手続きがスムーズに進みます。
ご自宅近くでの収集を希望する
横浜市で粗大ゴミを処分する際には、事前申し込みが必要で、処分費用がかかります。
以下の手順に従って粗大ゴミを適切に処理してください。申し込みは先着順となりますので、早めの対応をおすすめします。
- 粗大ごみ受付センターへ申し込む
- 手数料を納める
- 収集シール等を貼りつける
- 粗大ゴミを出す
次に、各手順の詳細について詳しく説明します。
①粗大ごみ受付センターへ申し込む
予約方法はインターネットでの予約と電話での予約の２つの方法があり、それぞれの方法について詳しく説明します。
・インターネットでの予約
粗大ごみ受付センター
横浜市では、パソコン、携帯電話、スマートフォンを使用して粗大ゴミの申し込みができます。粗大ゴミ品目一覧に掲載されているものについては、オンラインでの申し込みが可能です。一方、品目一覧にないものについては、電話での申し込みが必要です。オンライン申し込みは通常24時間受け付けていますが、定期的なメンテナンスが行われる場合もありますので、予めご了承ください。
・電話での予約
０５７０－２００－５３０（ナビダイヤル）/ ０４５－３３０－３９５３
横浜市では、電話でも粗大ゴミの申し込みができます。
月曜日や休み明け、引っ越しシーズンには電話が混雑する可能性がありますので、適切な時間をおいて再度おかけ直しください。
②手数料を納める
予約を行うと粗大ゴミの処理に必要な料金が確定します。申込時に確定した手数料を納めてください。品目はこちらからご確認ください。
横浜市内の商店、コンビニエンスストア、スーパーマーケットなどの取扱店と清掃事務所、ごみ減量推進課で販売しています。
また、納付時に、領収書・収集シールを受け取ってください。領収書は必ず、収集が終了するまで保管してください。
③収集シール等を貼りつける
粗大ごみ収集シールに、お申込時に申告した「お名前」、「イニシャル」または「記号」を記入し、粗大ごみの見やすい箇所に収集シールを貼りつける。
粗大ごみを出す際には、記入漏れや誤った情報を避けるため、文字を大きくして正確に記入しましょう。誤りがあれば二重線で訂正し、正確な情報を再度記入してください。
また、粗大ごみ処理券の金額が足りないと回収されない場合がありますので、事前に金額を確認し、適切な処理券を貼り付けてください。処理券を貼り付けないと、回収が行われないだけでなく、不法投棄とみなされる可能性もあります。
④粗大ごみを出す
予約日当日の朝8時までに、指定された場所に粗大ごみを出してください。申し込み時に指定された場所に、確実に粗大ごみを出してください。
集合住宅の場合は、粗大ごみ置き場または1階の出入口付近、戸建ての場合は玄関先で通行に支障がない場所に出してください。
夜間に粗大ごみを出すことは禁止されていますので、必ず朝8時までに出すようにしてください。
市内4か所の自己搬入ヤードへご自身で直接持込みを希望する
横浜市内には4か所の自己搬入ヤードがあり、そこに直接粗大ごみを持ち込むことができます。
持込みの場合でも、市が収集する場合と同じ処理手数料が必要となります。
粗大ごみを自己搬入ヤードへ持ち込む場合も、事前に粗大ごみ受付センターへのお申込みが必要です。LINE、チャット、インターネットまたは電話でお申込みください。粗大ごみ自己搬入のインターネット受付の締切は、搬入日当日の15時です。自己搬入の場合は20個まで受け付けます。
事業活動に伴って生じた廃棄物や市外からの持込みを抑止するため、 粗大ごみ自己搬入ヤードにて運転免許証や車検証の確認をさせていただく場合がありますのでご了承ください。
この方法の利点は自治体の回収と同等の費用で済むため費用を節約できることですが、予約が1ヶ月以上先までいっぱいで、処理に時間がかかる可能性があります。
また、大型家具を処理施設まで運ぶには車両が必要です。自宅から家具を搬出し車両に積み込み、運搬、荷下ろしする作業も必要となるため、かなりの手間と労力が要求されます。
市内4か所の自己搬入ヤード
・鶴見資源化センター
・長坂谷ストックヤード
・神明台ストックヤード
・栄ストックヤード
市では収集できないごみ
横浜市では、以下の品目については自治体による収集、運搬、処理、処分ができません。
- 一時多量ごみ
- エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機
- パソコン
- 小型充電式電池 ・ボタン電池・消火器 ・アスベストを含むもの・バイク
- 請負工事などで出るごみ ・事業活動に伴って排出されるもの
ただ、自治体の回収サービスが対応しないものであっても、民間の不用品回収業者を利用すれば簡単に処分することが可能です。
一時多量ごみ
引っ越しなどで一度に多量にでるごみは、原則としてご自分で処理していただくことになっています。
市の処理施設にご自分で持ち込むか、一般廃棄物収集運搬の許可を受けた業者に処理を依頼してください。処理は有料となります。
エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機
横浜市では、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機については、家電リサイクル法に基づいた処分が必要となりますので、横浜市では回収できませんのでご注意ください。
処分にはリサイクル料金や運搬費用がかかることがありますので、事前に確認することをお勧めします。家電リサイクル法の対象製品については、自治体の回収サービスを利用できないため、適切な手続きを踏んで処分することが肝要です。
・購入店舗に依頼
買い替えのタイミングや過去に購入した店舗が分かる場合などは、製品を購入した販売店に引き取りを依頼します。この場合はリサイクル料金と収集運搬料金がかかります。具体的な収集運搬料金は販売店によって異なりますので、その販売店にお問い合わせください。
・指定引取場所への持ち込み
過去に購入した小売店が不明で、ご自身で機器を運搬できる場合は、郵便局にある「家電リサイクル券」を使ってリサイクル料金を事前にお振り込みのうえ、その支払い済みの「家電リサイクル券」と一緒に横浜市内にある下記の引取場所に持ち込んでください。
・東芝環境ソリューション(株) 鶴見区寛政町２０－１
・スガヤメタル(株) 都筑区早渕１－２５－３３
・日本通運(株) 横浜都筑指定引取場所 都筑区佐江戸町４３３
・東亜物流(株)神奈川営業所 瀬谷区五貫目町２１－５
・SBS即配サポート（株）横浜デポ 金沢区福浦２－１６－１３
・横浜家電リサイクル推進協議会へ申込
電話番号 ・0120-014-353 ・0120-632-515
購入した販売店が不明で、ご自身で機器を運搬できない場合は、上記のどちらかにお問い合わせ下さい。いずれも横浜家電リサイクル推進協議会指定の回収業者が受付し、回収します。
ご自分で家の前（回収車が直接積み込める場所）まで搬出してください。
・家電リサイクル協力店
過去に製品を購入した小売店がわからない場合や、新たに購入する小売店に引き取りを依頼できない場合は、お近くの「家電リサイクル協力店」に依頼することができます。収集運搬料金はお店により異なりますので直接ご確認ください。
詳しい家電リサイクル法対象製品の処分方法はこちらもご覧ください。
【横浜市】冷蔵庫の処分方法８選｜プロが教える賢い処分術
【横浜市】洗濯機の処分方法７選！プロが教える洗濯機を安く処分する方法
【横浜市】テレビの処分方法6選 |プロが教えるテレビの処分手順とポイント
パソコン
不要になったパソコンは、製造メーカーによる自主回収・リサイクルが資源有効利用促進法で義務付けられています。パソコンリサイクルマークが付いている製品は、製造メーカーが無料で回収します。
ただし、自作パソコンや日本から撤退した海外メーカーのパソコンなど、回収義務者が存在しない製品もリサイクルの対象となり、一般社団法人パソコン３Ｒ推進協会が回収を行っています。
平成25年度から施行された小型家電リサイクル法に基づき、横浜市でも平成28年5月1日よりパソコンのリサイクル回収が開始し、民間企業も小型家電リサイクルの認定事業者としてパソコンの回収を行っています。
- 製造メーカーによる回収
製造メーカーが特定できる場合は、直接その製造メーカーにお申し込みください。
2003年10月以前に販売されたPCリサイクルマークのない製品については、回収は有料となります。 - 宅配便によるパソコンの無料回収
リネットジャパン株式会社と提携し、平成28年4月1日から宅配便を利用した無料のパソコン回収サービスを提供しています。宅配便を利用して無料で回収が可能で、宅配業者が自宅での回収を担当しています。ディスプレイはパソコンとセットで申込む場合のみ無料です。 - パソコン３Ｒ推進協会による回収
製造メーカーがわからない場合、または自作パソコンや日本から撤退してしまった海外メーカーなどの回収義務者が存在しない場合は一般社団法人パソコン３Ｒ推進協会（TEL03-5282-7685）へお申し込みください。 - 横浜市による回収
小型家電回収拠点一覧
小型家電回収ＢＯＸに投入して下さい。回収ボックスの投入口（30cm×15cm）に入る、長さ30cm未満のパソコン及びディスプレイが対象で、取り外せるバッテリーは必ず取り外してください。 - 店頭での回収
エディオンやヨドバシカメラ、ケーズデンキなどの小売店の店頭回収となります。
詳しくは直接、認定事業者（民間企業）へお問い合わせください。
これらの方法を利用することで、パソコンを適切にリサイクルすることができます。自分に最適な方法を選び、環境に配慮した処分を心がけましょう。
あわせて以下の記事もご覧ください。
小型充電式電池 ・ボタン電池・消火器 ・アスベストを含むもの・バイク
小型充電式電池は、コードレスの家電製品や電動自転車などで使用される充電可能な電池であり、モバイルバッテリーも含まれます。これらはメーカーや輸入販売事業者による自主回収・リサイクルが義務付けられており、一般の集積場所には出せません。
一般社団法人JBRDが家電量販店や自転車販売店、ホームセンターなどに設置した黄色い回収缶（小型充電式電池リサイクルボックス）で回収を行っています。
また、ボタン電池は、一般社団法人電池工業会が設置している回収缶にお願いします。
消化器やアスベストを含むものの処分は、各製造メーカーにお問い合わせ下さい。
二輪車を廃棄する場合には、自動車リサイクル促進センターの二輪車リサイクルシステムを活用して資源の有効活用・適正処理のご協力をお願いします。
このシステムでは平成23年10月から、二輪車リサイクルに係るリサイクル料金が無償になっています。
事業系ごみ・請負工事などで出るごみ
横浜市では、事業に関連するごみの収集は行いません。市内の資源回収ボックスも利用できません。また、自治会や町内会が行う古紙などの資源物の集団回収には参加できません。
少量であっても資源物であっても、家庭ごみの集積場所に出すことはできません。
分別のルールを守らない場合には勧告や命令を受けることがあり、分別をせずにごみを出すと最大で過料2,000円の罰則が科されます。
事業系ごみの分別と家庭ごみの分別では、ルールが異なりますので予めご了承下さい。
どうしてもリサイクル出来ない場合は、許可を持つ廃棄物処理業者に依頼してください。
また、畳やブロック、フェンス、構造物、および交換された器具など、業者によって工事を依頼して発生したごみは、その工事業者に処理を依頼してください。
横浜市の自治体回収と他の回収方法
横浜市の自治体回収のメリット
横浜市の自治体回収には以下のようなメリットがあります。
①地域のルールに基づいた適切な処分
自治体が提供する回収サービスでは、地域の規定に基づいて処分が行われるため、環境保護や資源の有効活用が促進されます。地域社会全体の利益を考慮した処分方法が採用されることで、環境負荷を軽減する効果が期待されます。
②コストの低さ
自治体が提供する回収サービスは、通常、不用品回収業者に比べて処分費用が比較的低い傾向にあります。これは、地方自治体が公共サービスとして提供しているため、不要な品物をコストを抑えて処分することができ、特に予算に制約のある方や節約を重視する方にとって有益です。
③公的サービスとしての利便性と信頼性
自治体が提供する回収サービスは、行政の公的なサービスであり、その信頼性と安定性が保証されています。予約や申し込みが明確に制度化されているため、利用者は安心してこのサービスを利用することができます。
自治体回収には数多くの利点がありますが、一方で欠点も考慮しなければなりません。
処分対象の品目や量、個々の状況によって、最適な廃棄方法を選ぶことが肝要です。
横浜市の自治体での処分と不用品回収業者の処分の比較
これまで横浜市の自治体で回収可能なものやその利点を紹介してきましたが、一方で回収できないものやデメリットもあります。
自治体で回収できないような家電リサイクル法対象の家電を処分したい場合や、急な家具の処分が必要な場合には、不用品回収業者に依頼することが便利です。
これらを考慮すると、不用品回収業者に依頼するというのも選択肢の一つです。
処分対象の品目や量などの個々の状況によって、最適な廃棄方法を選ぶことが重要です。
そこで、自治体と不用品回収業者のサービスを比較してみます。
| 自治体 | 不用品回収業者 | |
|---|---|---|
| 回収の日時設定 | 最大数週間ほど待つ場合がある | ほぼ自由に設定できる |
| 自宅から運び出し | 基本的に不可 ✕ | 可能 ◎ |
| 申し込み時間 | ※ウェブのみ | 24時間対応の場合が多い |
| 買取対応 | なし | 可能な場合が多い |
| 利用手数料 | 200円〜 | 2,000円〜 |
| 家電リサイクル法対象家電 | 不可 ✕ | 可能 ◎ |
| 事業系のゴミ | 不可 ✕ | 可能 ◎ |
横浜市の自治体のサービスは、手軽に運び出せる大型ゴミを処分する際や、処分日が少し遅れても問題ない場合に最適です。このサービスは信頼性が高く、比較的低コストで利用できます。しかしその反面、以下のようないくつかのデメリットもあります。
これらのデメリットを避けたい方には、民間の不用品回収業者を利用することがおすすめです。
粗大ゴミを手軽に処分したい場合は不用品回収業者の利用がおすすめ
横浜市で粗大ゴミの処分を自治体に依頼する場合、回収日の予約から始めて、重いものを運び出したり、分別作業を行うなど、排出者にとって手間がかかることが多いです。
このような手間を省いたり、家具や家電リサイクル法の対象となる主要な家電を処分したい場合や急な引っ越しを控えている場合には、不用品回収業者の利用が便利です。
横浜市のおすすめの不用品回収業者はこちらをチェック！
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不用品回収いちばんの基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
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| 料金目安 | SSパック：8,000円〜 |
| 対応エリア | 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県 |
| 受付時間 | 年中無休、24時間対応 |
| 電話番号 | 0120-429-660 |
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