海老名市で冷蔵庫の処分方法に悩む方が多くいます。冷蔵庫は粗大ごみとして処理できないため、正しい処分方法を理解することが重要です。市の行政サービスでは家の中からの運び出しに対応していないため、冷蔵庫の処分には特別な配慮が必要です。
本記事では、海老名市における冷蔵庫の効率的な処分方法と、運び出しや回収を手伝ってくれるサービスについてご紹介します。冷蔵庫は家電リサイクル法の対象であり、適切なリサイクル料金の支払いが求められます。
冷蔵庫の処分方法を5つ紹介し、費用の目安を解説させていただきますので、適切なサービスを選択できるようにしましょう。
その他品目についても下記をご参照ください。
冷蔵庫は家電リサイクル法の対象品目
海老名市では、冷蔵庫の処分を自治体に依頼することができません。理由は冷蔵庫が家電リサイクル法の対象品目であり、法律により自治体が直接収集することが禁じられているためです。そのため、冷蔵庫を粗大ごみとして出すことはできません。
冷蔵庫を処分するには、リサイクルを行っている小売業者などに依頼する必要があります。海老名市の公式サイトでも、冷蔵庫が市の収集対象外であることが明記されています。トラブルを避けるためには、適切な処分方法を事前に確認することが重要です。
冷蔵庫は家電リサイクルでの処分になる
冷蔵庫の処分には、家電リサイクル法に基づいた適切なリサイクルが必要です。この法律の主な目的は、廃棄された家電製品を効率的に回収し、リサイクルシステムを通じて資源を再利用することで環境負荷を軽減することにあります。これにより、生活環境の保護と国の経済発展への寄与が期待されています。
家電リサイクル法は、環境保護と循環型社会の実現を目指して制定されました。かつては埋立処分されていた家電製品も、この法律によりリサイクルが推進されています。冷蔵庫を含む家電4品目（冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン）については、購入から処分までのすべての段階で関係者が責任を負う仕組みとなっています。
そのため、不要になった冷蔵庫を適切に処分するには、リサイクル料金や収集・運搬料金を支払い、法令に基づいた手続きを遵守することが求められます。
冷蔵庫の基本的な処分費用の相場は？
・家電リサイクル料金：家電をリサイクルするのにかかる料金
・収集運搬料金：業者が引取場所等まで運搬するための費用
処分する際には、家電リサイクル法の対象となる冷蔵庫には、「リサイクル料金」と「収集運搬料金」がかかります。
リサイクル料金は製造メーカーや製品ごとに異なりますので、具体的な金額については家電製品協会の家電リサイクル券センターで確認することができます。
また、収集運搬料金は販売業者によって異なるため、事前に各業者の料金を調べておくことがおすすめです。以下には国内の主要なメーカーによるリサイクル料金の一例を示します。
| 冷蔵庫の種類 | リサイクル料金 | 収集運搬料金 | 合計金額 |
|---|---|---|---|
| 170L以下の冷蔵庫 | 約3,740円～ | 約2,200円～ | 約6,000円～ |
| 171L以上の冷蔵庫 | 約4,730円～ | 約2,200円～ | 約7,000円～ |
ただし、今回紹介する処分方法には、リサイクル料金や収集運搬料金が不要な選択肢もあります。ご自身の状況に合わせて、最適な処分方法を検討してみてください。
冷蔵庫の処分方法５選
海老名市で冷蔵庫を処分する方法は以下になります。
- 指定引取所に直接持ち込む
- 家電量販店に依頼する
- リサイクルショップなどで買取を依頼する
- フリマアプリやオークションを利用する
- 不用品回収業者に依頼する
「家電リサイクル料金」や「収集運搬料金」がかからない方法や、冷蔵庫を買い取ってもらえる可能性がある処分方法がおすすめです。これにより、処分費用を節約できます。
特に急いで冷蔵庫を手早く処分したい方には、電話1本で即日対応可能なサービスが便利です。このサービスを利用すれば、迅速に冷蔵庫を処分し、急な引っ越しや予定変更にも対応できます。
また、他にも処分したい不用品がある場合は、一緒にまとめて処分できるサービスを利用するのがお得です。複数の不用品を一度に処分できるため、手間を大幅に軽減できます。
海老名市で冷蔵庫を処分する際には、自身の状況やニーズに合った最適な方法を選ぶことが重要です。ここでは、それぞれの処分方法の具体的な特徴や利点について紹介します。各方法の手間や費用、利便性を比較し、あなたに最適な処分方法を選びましょう。
指定引取所に直接持ち込む
処分までの流れ
・郵便局で家電リサイクル券を購入し、必要事項を記入
・指定引取所に連絡し、持ち込む日時を確認
・指定引取所に冷蔵庫を搬入
冷蔵庫の運び出しや運搬が可能な場合、最も経済的な処分方法は「指定引取場所」への自己搬入です。ここでいう「指定引取場所」とは、家電メーカーが設置したリサイクル家電の回収拠点を指します。海老名市周辺の指定引取場所に自分で冷蔵庫を運び込むことができます。
この方法の最大の利点は、家電リサイクル料金のみで処分が可能であることです。リサイクル料金を支払うだけで済むため、処分にかかるコストを最小限に抑えることができます。また、引取場所の営業時間内であれば、自分の都合に合わせて持ち込むことができます。
しかし、この方法にはいくつかのデメリットもあります。まず、家電リサイクル券の購入が必要です。さらに、自宅から冷蔵庫を運び出し、指定引取場所までの運搬作業が必要です。特に冷蔵庫の場合、運搬にはかなりの労力が必要となるため、その点を考慮する必要があります。
この方法は、処分にかかるコストを最小限に抑えられる一方で、自身での運搬が前提となります。運搬の手間を惜しまない方にとっては、非常に効果的な選択肢となるでしょう。
メリット
・家電リサイクル料金の支払いだけで処分が可能。
・指定引取場所は営業時間内であればいつでも利用できる。
・処分費用を最小限に抑えられる最も経済的な方法。
デメリット
・家電リサイクル券の購入が必須。
・自宅内から冷蔵庫を出して、指定の引取場所まで運ぶ必要がある。
・冷蔵庫を引取場所まで運ぶ手間がかかる。
・冷蔵庫の場合、運搬には多少の労力が必要。
目安費用：約3,740円～4,730円（家電リサイクル料金）
海老名市近隣の指定引取場所
| 事業名 | 所在地 | 連絡先 | 詳細情報 |
| トナミ首都圏物流株式会社湘南流通センター | 神奈川県海老名市門沢橋6-8-41 | TEL: 046-237-2021 FAX: 046-237-2022 | 【営業時間】 ・9：00〜12：00 ・13：00〜17：00 【受付終了時間】 AM・PMそれぞれの営業時間の30分前 【定休日】 日曜・祝日・年末年始（土曜が休みの時もあり） |
家電量販店に依頼する
処分の流れ
・家電量販店に足を運ぶ
・冷蔵庫の「買い替え」か「処分のみ」を選ぶ
・料金の支払い・日程調整をする
海老名市内の家電量販店では、不要になった冷蔵庫を処分する際に、主に3つの方法があります。それぞれの方法には異なる料金が発生するため、事前に確認しておくことが重要です。
まずは、新しい冷蔵庫の購入時に、古い冷蔵庫を同時に引き取ってもらう方法があります。この方法では、新しい冷蔵庫の配送と同時に古い冷蔵庫も回収してもらえるため、手間をかけずにスムーズに処分できます。このサービスは非常に便利で、多くの人に利用されています。
次に、不要になった冷蔵庫を処分する方法として、2つの選択肢があります。まず、「持ち込み」と「回収」です。持ち込みの場合、収集運搬料がかからないため、費用を抑えることができますが、自分で冷蔵庫を家電量販店まで運ぶ必要があります。これには手間がかかる一方で、費用面でのメリットがあります。一方で回収の場合は、家電量販店が自宅まで冷蔵庫を取りに来てくれるため、便利ですが、出張費が加算されることがあり、費用が高くなることがあります。
最後に、家電量販店で冷蔵庫を処分する方法も考えられます。この方法は、自分で冷蔵庫を店舗まで運ぶ必要がありますが、その分費用を抑えることができます。自分で運搬できる場合には、経済的な選択肢と言えます。
どの方法を選ぶ場合でも、家電リサイクル料金と収集運搬料金が必要です。リサイクル料金は一定ですが、収集運搬料金は店舗によって異なるため、事前に確認しておくことが重要です。家電量販店での処分依頼は通常、店頭で手続きを行う必要がありますので、新しい冷蔵庫を購入する際に同時に依頼するとスムーズです。
このように、家電量販店を活用した冷蔵庫の処分方法は多岐に渡ります。自身の状況に合わせて最適な選択をし、効率的に冷蔵庫を手放しましょう。
| 家電量販店 | 買替えあり | 処分のみ | 所在地 |
|---|---|---|---|
| コジマ×ビックカメラ海老名店 | 170L以下：5,940円～ 171L以下：6,930円～ | 170L以下：7,040円～ 171L以上：8,030円～ | 〒243-0419 神奈川県海老名市大谷北1丁目2−1 |
| ヤマダデンキテックランド海老名店 | 170L以下：5,390円～ 171L以上：6,380円～ | 170L以下：7,040円～ 171L以上：8,030円～ | 〒243-0432 神奈川県海老名市中央2丁目10−1 |
| ノジマららぽーと海老名店 | 170L以下：6,240円～ 171L以上：7,230円～ | 170L以下：8,990円～ 171L以上：9,980円～ | 〒243-0436 神奈川県海老名市扇町13−1 ららぽーと海老名 4階 |
目安費用：5,390円～9,980円（家電リサイクル料金＋収集運搬費用）
メリット
・新しい冷蔵庫の配送と同時に古い冷蔵庫を引き取ってもらうことで、簡単に入れ替えができる。
・持ち込みでの処分では収集運搬料が不要で、経費を節約できる。
・持ち込みの場合は自分の予定に合わせて処分できる。
・自宅までの回収サービスを利用すれば、運搬の手間が省ける。
デメリット
・冷蔵庫を処分する際には、家電リサイクル料金と収集運搬料金がかかる。
・回収処分を選ぶと、出張費が追加で発生し、総費用が高くなることがある。
・新しい冷蔵庫を購入する際に古い冷蔵庫を引き取ってもらうには、店頭での申し込みが必要。
・自分で冷蔵庫を運搬する場合、家電量販店までの移動や運搬作業が必要。
・収集運搬料金は家電量販店によって異なるため、事前に確認しておくことが重要。
リサイクルショップなどで買取を依頼する
使用頻度が少なく、製造後5年未満で良好な状態の冷蔵庫は、買取業者やリサイクルショップで高額買取が期待できることがあります。ただし、製造後5年以上経過した冷蔵庫は、多くの場合、買取対象外とされることが一般的です。
買取業者やリサイクルショップでは、家まで出張買取査定を行ってくれるため、手軽に冷蔵庫の買取手続きを進めることができます。査定方法には、電話での大まかな見積もりと、実際の冷蔵庫を確認する出張査定の2種類があります。まずは各店舗に問い合わせて、詳しい査定方法を確認してみましょう。
通常、買取対象となるのは製造後5年以内の比較的新しい冷蔵庫です。例えば、1〜2年使用した冷蔵庫であれば、5,000〜25,000円程度で売却できることがあります。冷蔵庫の買取価格は年式が古くなるにつれて下がる傾向にありますので、売却を検討している場合は早めに査定を受けることがおすすめです。ただし、製造後5年以内でも一部の故障がある場合には、買取が難しくなることがあります。
特に、国内メーカーの人気機種は、中国製や韓国製の冷蔵庫よりも高値で売却できる傾向があります。年式が多少古くても、状態が良好であれば高値が期待できる可能性もあります。
リサイクルショップの出張買取サービスを利用することは、冷蔵庫の処分をするのに非常に便利です。自宅まで来てくれるため、手間をかけずに冷蔵庫を引き取ってもらえます。買取が成立すれば、家電リサイクル料金を支払う必要はなく、出張費用を上回る買取価格が得られれば利益が生まれます。
ただし、買取が受け入れられない冷蔵庫については、リサイクルショップでの引き取りができず、家電リサイクル料金を支払って他の方法で処分する必要があります。また、メーカーや製造年によっては買取対象外とされることもありますので、事前に店舗に確認することが大切です。
海老名市で冷蔵庫の処分を考える際には、リサイクルショップや買取業者の利用が便利ですが、場合によっては他の処分方法も検討してみてください。
海老名市近隣のリサイクルショップ
リサイクルショップ海老名
| 所在地 | 〒243-0418 神奈川県海老名市大谷南4丁目5−41 |
| 電話番号 | 046-235-3409 |
| 営業時間 | 9:00-18:00 |
| 定休日 | 月曜日、火曜日 |
メリット
・冷蔵庫が使用頻度が少なく、製造後5年以内で状態が良好であれば、買取業者から買い取ってもらえることがある。
・出張買取サービスを利用すると、自宅にいながら冷蔵庫の買取手続きが可能。
・買取価格の目安は、事前に電話で見積もりを取ることができる。
・国内メーカーの人気機種の冷蔵庫は、高額で売却できる可能性がある。
・出張買取なら、自宅まで引き取りに来てくれるため、手間がかからない。
・再利用されるため、家電リサイクル料金を支払う必要がない。
・買取価格が出張費用を上回れば、手元には買取額が残る。
デメリット
・冷蔵庫が製造から5年以上経過すると、ほとんどの買取店が買取を見送ることが一般的。
・製造から5年以内であっても、一部の不具合がある場合は、買取が難しい場合がある。
・買取不可とされた冷蔵庫は、リサイクルショップに持ち込んでも引き取りができないことがあるので、別の処分方法を検討する必要がある。
・家電リサイクル料金を支払っても、引き取りが不可能な場合がある。
・メーカーや製造年によって、買取対象外とされる冷蔵庫もありますので、事前に店舗に問い合わせて確認することが重要。
目安費用：無料（買取可能の場合）
フリマアプリやオークションを利用する
もし買取業者やリサイクルショップで冷蔵庫が引き取られなかった場合でも、フリマアプリやオークションサイトで販売することも可能です。これらのプラットフォームでは、自分で価格を設定できるため、冷蔵庫の状態や年式に関係なく出品をすることができます。
ただし、この方法を利用するにはいくつかの手順が必要です。まずは冷蔵庫の写真を撮影し、商品の説明文を記載します。そして、落札後のメッセージ対応や梱包、発送手続きなどもすべて自分で行わなければなりません。これらの作業には時間と労力がかかるため、それらを惜しまない方に向いています。
また、冷蔵庫の状態に応じた適正な価格設定が重要です。買い手がつかない可能性もありますので、急いで処分したい場合には向いていないかもしれません。
フリマアプリやネットオークションを利用することで、リサイクルショップよりも高値で冷蔵庫を売却できる可能性がありますが、個人間の取引であるため、トラブルのリスクも考慮しなければなりません。また、冷蔵庫は大型家電なので、配送には7,500円から18,000円以上の送料がかかる場合があります。この送料を考慮した価格設定を怠ると、最終的に赤字になることもあるため、慎重に対応する必要があります。
フリマアプリやネットオークションを活用することで、不要な冷蔵庫を売却できる利点がありますが、手間や時間、そしてトラブルのリスクも同時に伴います。時間に余裕があり、冷蔵庫の処分を慎重に行いたい場合に適しています。
メリット
・フリマアプリやネットオークションでは、自分で価格を設定できるため、リサイクルショップよりも高値で冷蔵庫を売却できる可能性がある。
・年式や状態に関わらず、自由に出品することができる。
・買取業者やリサイクルショップで買取が成立しなかった冷蔵庫でも、販売できる可能性がある。
デメリット
・出品用の画像撮影や状態の説明文作成、落札後のメッセージ対応、梱包、発送手続きなど、多くの手間がかかる。
・即座に売れる保証はないため、急いで冷蔵庫を処分したい場合には向いていない。
・個人間取引であるため、思わぬトラブルが起こる可能性がある。
・大型家電のため、配送時には7,500円以上から18,000円以上の送料がかかる場合がある。送料を考慮した価格設定が重要。
目安費用：無料（買取可能の場合）
不用品回収業者に依頼する
冷蔵庫を手軽に処分する方法のひとつは不用品回収業者に依頼することです。手順は以下の通りです。
- 不用品回収業者に連絡して、冷蔵庫の回収または買取を依頼します。
- 不用品回収業者が指定した日時に自宅まで冷蔵庫を回収に来てくれます。
この方法は、電話やインターネットで迅速に依頼できるため、手間がかかりません。不用品回収業者に依頼する際は、リサイクル料金や収集運搬料金は不要ですが、回収料金が発生します。ただし、一部の業者では冷蔵庫の買取サービスも行っており、冷蔵庫の状態に応じて買取金額を回収料金から割引したり、相殺してもらうことができることもあります。
特に故障している冷蔵庫や、製造から年数が経っていて買取が難しい冷蔵庫でも確実に手放せる点が魅力です。また、リサイクル券の購入手続きが不要で、見積もりの依頼も簡単にできるため、スムーズに対応できる方法です。
メリット
・手続きが簡単で手間がかからない。
・他の不用品と一緒にまとめて処分できる。
・自宅から出す手間が省けるため、労力を節約できる。
・多くの場合、即日での処分が可能。
デメリット
・一部の場合、他の手段よりも処分料がやや高額になることがある。
・業者の中には信頼性に欠ける場合もあり、良心的な業者を見つけるのが困難なことがある。
不用品回収業者は、急な処分が必要な時や複数の不用品を一気に処分したい場合に便利です。プラン料金を選ぶことで、処分物の量が多いほど経済的になる場合もありますが、業者選びには注意が必要です。
信頼できる業者を見つけることができれば、非常に便利な処分方法となります。事前に業者の信頼性を確認することが重要です。
冷蔵庫の処分にお困りなら不用品回収いちばんへ！
冷蔵庫の処分方法に関するご紹介でしたが、参考になりましたでしょうか？
年度末や引っ越しの際には、不用品をまとめて回収してもらいたいと考える方も多いと思います。忙しい方や一人暮らしの方など、手間をかけずにスムーズに処分したい場合は、不用品回収業者の利用をおすすめします。
当社の不用品回収サービスは、出張費用や搬出作業費用、車両費用、階段費用などを含んだお得なプラン料金で提供しており、迅速な処分を保証しています。安心安全を第一に、警察OBによる監修のもと、サービスをご提供しています。
また、お問い合わせは年中無休で受け付けており、事前の見積もりや出張見積もりも無料ですので、気軽にご相談ください。お見積りだけでも承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
